暮らし・住まい
スマホで本格的な写真が撮れる!
セルカレンズをプロがレビュー
2020.11.02
インスタなどのSNSでプロ並のカッコいい写真を見かけることが多くなった昨今。スマホカメラの性能も年々進化し、iPhoneの最新モデルでは3基のカメラが搭載されるなど凄まじい勢いで先鋭化されています。
ただ、カメラだけのために高価な最新モデルに機種変更するのも考えもの。手持ちの機種でもっと気軽に、簡単にかっこいい写真が撮りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。ということで、今回は簡単にスマホ写真のクオリティを高められるセルカレンズを実際に本誌カメラマンが使い、レビューしてみました。
Edit&Text/Kazuyuki Nomura
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カメラマン
入江達也さん撮りたい瞬間にさっと撮れるのがスマホカメラ撮影の最大の利点。このレンズをもっておけばバリエーションも簡単に撮れるし、最新機種でなくとも、手持ちの機種で手軽に写真を楽しめます。今回はiPhone Xsを使いましたが、ポートレートモードと組み合わせるとより本格的な写真が撮れますよ!
広角+マクロの2in1レンズ
今回使用したのは、鮮明で高画質な写真を簡単に撮影できる人気のセルカレンズ。0.45x広角レンズと15xのマクロレンズを備えた2in1設計で、ドイツ大手のSchott社製ガラスレンズを採用しているのが特徴。ケラレや歪みを抑えた最新のレンズ設計で、持ち運びにも安心な保護キャップとポーチが付属します。
取り付けも簡単で、スマホのレンズの中心に照準を合わせ、クリップでスマホを挟み込むだけ。コンパクトで取り付けが超簡単なのでシャッターチャンスを逃しにくく、簡単に雰囲気抜群の写真が撮影できます。
「広角レンズ」を使えばダイナミックな撮影が可能に
まず、こちらがiPhone Xsの通常モードで撮った写真。充分なクオリティですが、被写体を考えるともう少し雰囲気があると良いかも。
そこで広角レンズを付けてみると……
こちらが、同じ位置から広角レンズをつけて撮った写真。まわりの風景をより広い範囲で切り取ることで、都会のビル郡や空などが際立ち、とても雰囲気のある写真になっているのが分かります。
他にも狭い空間でカメラが引けなくてピントが合わない時にも、広角レンズは向いています。
小さいものも大きく写せる「マクロレンズ」
スマホのカメラは接写に限界があり、あまり近寄り過ぎるとブレてしまったり、ピントが合わなかったりで上手く撮れません。設定である程度解決はできますが、それでも限界があります。
そこで登場するのがマクロレンズ。外側の広角レンズを外すとマクロレンズでの撮影が可能です。
マクロレンズを付けると被写体から5〜10センチまで近寄れて、被写体を大きく写せるように。こちらの写真はノーマルモード+マクロレンズで撮った写真。植物や虫など、数センチの小さな被写体を大きく写したい時に使うと面白い写真が撮れます。
そしてこちらの写真は、iPhoneなどに搭載されているポートレートモードで、マクロレンズを装着した撮った写真。ノーマルモードの場合はピントが全体に合うイメージ(パンフォーカス)ですが、ポートレートモードの場合は一眼のようにボケ感をだしつつ、被写体に寄ることができるのでさらに面白い写真になっています。
スマホカメラの機能と併せて使うことで撮影の幅もぐっと広がるので、色々と試してみてはいかがでしょう。
進化を続けるスマホカメラですが、セルカレンズを使えばさらに撮影の幅が広がります。スマホでお手軽に本格的な写真が撮りたい人は、ぜひチャレンジしてみてください。
ITEM DATA
HANARO-SHOP
2in1スマホ用カメラレンズ
2,800円
0.45x広角レンズと15xのマクロレンズを備えた2in1設計のセルカレンズ。スマホのレンズにクリップで挟むだけで、簡単にハイクオリティな写真撮影が可能。持ち運びに便利な保護キャップとポーチ付き。