理由その3
衣装と釣具の提供:ダイワ

釣れても、釣れなくても。海の上での魚との駆け引きは爽快で気持ちいい!

タイラバは船釣り初心者にオススメ

コロナ禍になっても、キャンプ場が賑わっているのは、屋外レジャーだからだろう。距離を保ちつつ、自然のなかで楽しむレジャーという点では、釣りも同じだ。とくに潮風に吹かれながらの船釣りは爽快で気持ちいい。今回は、初心者でも比較的手軽にはじめやすいタイラバという沖合の釣りにチャレンジした。

晴れていても、堤防より飛沫などで濡れる可能性が高く、波の揺れもあり、船から落水する危険もゼロではない。今では釣り船に乗船する際にはライフジャケット(救命具)の着用は法令で義務化されており、防水性のあるフィッシングウェアと滑らないデッキ用のブーツ(長靴)で、挑んでみよう。新たな趣味への扉が開かれるに違いない。

タイラバとは

タイラバ
紅牙ベイラバーフリーα/DAIWA
タイラバは、オモリの役目を担うタングステンや鉛製のヘッド、スカートやネクタイと呼ばれる魚を誘うギミック、そして魚を掛けるフック(釣りバリ)を組み合わせた擬似餌で、真鯛をメインに狙う釣りだ。九州や四国の一部地域で行われていた真鯛釣りの伝統釣法がルーツだといわれている。鉛玉にビニールやゴムをくっ付けて漁師が行っていた釣り方を基礎に、ルアーとしてアップデートしたというわけだ。餌を使用しないという点も、釣りの初心者にはハードルが下がることだろう。

タイラバの釣り方

タイラバの釣り方

Step1 タイラバを底まで落とす

真鯛が釣れるポイントに到着すると、船長の合図で釣りがスタート。まずはタイラバをボトム(海底)まで落とす。タイラバの重さは、ポイントの深さや潮の速さによって異なるので、乗船前に釣り船に聞いておくと良いだろう。ボトムに着いた感触がわからなければ、使用するタイラバを1サイズずつ重くしていく。

Step2 底にタッチしたらすぐに一定の速度で巻き続ける

タッチ&ゴーと呼ぶが、タイラバがボトム(海底)に着いたら、すぐに巻きはじめるのがコツ。しかも、一定の速度を守って、ハンドルを巻き続けるのがタイラバの基本だ。その巻く速さは、その日の魚の活性によって条件が異なるため、何度も繰り返しても、魚が反応するアタリがないなら、ハンドルを巻くスピードを変えてみよう。

タイラバの釣り方
タイラバの釣り方

Step3 コツコツとアタリを感じても気にせず同じスピードで巻き続ける

タイラバでは、アタリがあっても大きく合わせないのが釣り方の基本だ。警戒心の高い真鯛は餌に不自然さを感じるとすぐに、口にしたタイラバを離してしまうといわれている。そのため、コツコツとアタリを感じても気にせず同じスピードでハンドルを巻き続けると良い。続いてグン~と強く引っ張られたら、魚がかかった可能性が高いのだ。

Step4 タモ(網)に入るまで決して気を抜かない

真鯛は引く力が強い。そのため「リールのドラグを緩める」といって、あらかじめ魚に強く引っ張られると糸が出ていく設定にしておく。それによって、魚がなかなか上がってこないことにもなるのだが、その分、魚がバレたり糸が切れてしまうリスクも低減してくれる。多少、時間がかかっても焦らず、巻き続けよう。この魚とのかけ引きの時間こそが、釣りの醍醐味でもある。

タイラバの釣り方
タイラバの釣り方
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タイラバの釣り方
本命の真鯛も!
タイラバの釣り方
ホウボウは煮ても焼いても美味しい高級魚。これもタイラバでゲット
タイラバの釣り方
本日の釣果はこちら。これだから釣りはやめられない!
  • 01 選択肢が増えたフィッシングウェア
  • 02 多彩な釣りギアには選ぶ、集める楽しさがある
  • 03 海の上での魚との駆け引き
  • 04 Afterフィッシングも続く贅沢な料理の時間
  • 05 プロに聞くロッドとリールの選び方