災害大国日本において、大災害はいつおきてもおかしくない。日頃からキャンプを通して自然のなかで生きる術を学び、有事を生き抜く強さを身につけたいところ。ギアに関しても、防災品の重要性は繰り返し言われているが、持っていてもいざという時に使い方が分からない、もしくは使えないのであれば意味がない。普段のキャンプから使い、慣れておくことも、実はとっても重要なことなのだ。ということで、ワイルドキャンプで使いたい秀逸サバイバルギアを集めてみた。
UCO
タイタン ストームプルーフマッチキット
サバイバルに欠かせないのが、暖をとったり、お湯を沸かせる“火”だ。こちらは例え水につけても内側で燃え続け、どんな豪雨や強風時でも安心して着火できる優れもの。マッチ12本とマッチストライカー3枚が付属し、水に浮く構造の防水ケースが付属する。キャンプはもちろん登山時にも重宝する。2,420円(モチヅキ TEL.0256-32-0819)
SAWYER
エクストラクター
サバイバルキットに入れておくのはもちろん、キャンプ時にもマストで持っていきたいのがこちら。キャンプ場でも遭遇することのある蜂やブヨ、ムカデや毒蛇などに刺された際、その強力な吸引力で毒を直接吸い取ってくれるポイズンリムーバー。軽量かつ小型で、半永久的に使用できる。3,300円(エイアンドエフ TEL.03-3209-7575)
KATADYN
コンビ
安全な飲料水の確保はサバイバルにおいて最重要事項のひとつ。こちらはセラミックと活性炭の2タイプのフィルターを内蔵する携帯型の浄水器。最大50,000ℓでバクテリアも99.9%除去できる高い浄水能力で、重量も580gと軽量。米陸軍やNATO軍など多くの公的機関でも採用されている。44,000円(スター商事 TEL.03-3805-2651)
EXOTAC
ナノストライカー XL
高所や風の強い場所でも力強い火花を生み出してくれるファイヤースターター。鉄とセリウムを混ぜ合わせた一般的なものと比べて火花が大きく、消耗するロッドやストライカー部分は別売りのリフィルキットでいつでも取り替え可能。10年、20年と使える優秀アイテム。4,400円(アンプラージュインターナショナル TEL.072-728-2781)
PETZL
イーライト
保護ケースのなかに入った超軽量(26g)のエマージェンシーヘッドランプ。すぐに使用できる状態で10年間保存でき、赤色光と白色光を備え最大40ルーメンの続点灯と点滅モードを搭載。ヘッドバンド後部にはホイッスルも付いている。バックパックのポケットや防災品に常備しておきたいアイテムだ。3,850円(アルテリア TEL.04-2968-3733)
SOL
エマージェンシーブランケット(1人用)
ポリエチレン素材にアルミ蒸着加工を施し、アルミ面は体が放射する熱の90%を反射してくれるブランケット。しなやかで簡単に折り畳むことができ、繰り返しの使用も可能。傷がついた場合も裂けてしまうことがなく、補修できるのもポイント。キャンプ時はもちろん、防災品にもマストで入れておきたい。990円(スター商事 TEL.03-3805-2651)
ORALPEACE
宇宙歯磨き
有事の際、口腔環境のケアは健康のうえで実はとても重要。こちらは国際宇宙ステーション搭載品としても選定された「オーラルピース」をさらに宇宙仕様に改良した逸品。ケミカルフリー、プラントベース高生分解性のため地球環境にも優しく、水を使わずとも口腔トラブルをトータルケア。子どもからお年寄りまで安心して使える。1,980円(モチヅキ TEL.0256-32-0860)