
ご飯といえばキャンプの一番の楽しみだが、こと必要最小限の装備でいくワイルドキャンプでは、手も時間もかけず簡単につくるのが基本。沢山の食材や、調理器具、食器などは荷物になるので、なるべく持ち込みたくないのだ。とはいえ、十分な食事も体温維持に欠かせない重要な要素。軽量で持ち運びやすいギアを賢く使いながら、ご飯タイムを充実させたい。ということで、ワイルドキャンプのご飯タイムにオススメな優秀ギアをご紹介!


TRANGIA
メスティン
キャンパーたちの大定番野外調理ギア、メスティン。取手つきのアルミ製飯盒のことで、今では多くのブランドからリリースされているが、トランギアはメスティンの元祖的なブランド。ご飯を炊くのはもちろん、煮る、焼く、蒸すなどさまざまな調理が行える万能ギアだ。ハンドルを折り畳み、なかにポケットストーブやスパイスなどのアイテムを収納して持ち運べるのも◎。2,200円(イワタニ・プリムス TEL.03-3555-5605)

SOTO
ミニマルホットサンドメーカー
キャンプで超お手軽につくれる定番メニューといえば、ホットサンド。各ブランドからホットサンドメーカーがリリースされているが、手軽に調理できる一方ハンドルが長く、収納時かさばるというのが欠点だった。こちらはその欠点を見事解決。ハンドルを折り畳むことができ、収納サイズが手の平ほどに。さらに2つに分解すれば小型フライパンとしても使用可能。ありそうでなかったアイテムだ。6,600円(新富士バーナー TEL.0533-75-5000)

HIGH MOUNT
ドリップシェラカップ チタン
簡単な調理やお湯を沸かしたり、コップとして使ったり、食器として使ったりとキャンプのマストアイテム、シェラカップ。こちらは軽量で丈夫なチタン素材のシェラカップ。アウトドアでコーヒーを淹れる際に便利なよう注ぎ口がついているほか、取っ手は折り畳み式になっているのでコンパクトに持ち運べるのがポイント。専用の巾着型メッシュケースが付属する。300ml/2,970円、450ml/3,520円(ハイマウント TEL.03-3667-4545)


OUTDOOR EDGE
チョウパル
薄く、コンパクトにスタックされ、携帯性に優れたマルチカトラリー。スプーン、フォーク、ナイフといった食事のためのカトラリーとしてのほか、レンチやドライバーといったギアのツール機能、さらに缶切りや栓抜きといった計7役の機能を備えている。ナイフはストッパー付きなので安心だ。素材はステンレスで、重量も約68gと超軽量。少しでも荷物を少なく、軽量にしたいキャンパーに持ってこいの逸品だ。3960円(スライブ TEL.044-789-9328)

KLEAN KANTEEN
ワイド2.0 40oz
カリフォルニア発の人気ブランド「クリーンカンティーン」のステンレスボトル。広口で飲みやすく、洗浄しやすいシングルウォール構造。メーカーからは推奨されていないが、やむを得ない場合はキャップをとった状態で焚き火やストーブで熱することも可能。有事の際のサバイバルアイテムとしても使えるので、持っておくと安心だ。容量も1182mlとたっぷりサイズで、飲み口は広いのでアイスキューブを入れることもできる。4,510円(エイアンドエフ TEL.03-3209-7575)
※熱しても大丈夫なのはシングルウォール構造のクラシックボトルとワイドボトルのみ。ペイント加工ボトルやインスレートボトルの加熱は破損が生じる可能性があります。

OLD MOUNTAIN
マジックパウダー
キャンプや登山時に食べるカップ麺の味は別格。ただ、困るのが飲み残しや食べ残しの処理ではないだろうか。外にそのまま捨てるのは環境への負荷になるためNGだし、キャンプ場によっては炊事場に流すのが禁止されていることも。持ち帰るのが基本となるが、こちらはそんなシーンで使える魔法の粉。水分100mlに対して10gを目安に粉をふりかけると、みるみるうちに汁が固形に。そのまま持ち帰って、可燃ごみとして捨てることができる。ギアだけでなく、こういうアイテムにも注目したい。1,650円(オールドマウンテン TEL.0853-25-8064)
