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vol.33 INDEX

清潔感漂う身だしなみには、日々のケアが欠かせない。シャンプーからリラックスグッズまで男の嗜みともいえるケア用品を紹介。

集中力や記憶力がアップするかも?!
「マインドフルネス」とは?

 「マインドフルネス」というメンタルトレーニング法が注目されている。欧米ではすでにストレスの緩和や集中力、創造性を高めるなどの効果について科学的に実証されていることから、医療や教育、ビジネス界やスポーツ界などさまざまな分野で取り入れられている。このトレーニング法は、どこでも気軽に実践できるというハードルの低さがカギなので、知っておいて損はない。

心に余裕が生まれる
メンタルトレーニング

 ストレス解消法やリラクゼーションとして効果を発揮する「マインドフルネス」は、心の筋トレのようなもの。その方法のひとつが瞑想で、いくつか種類があるが、簡単にできる例としては、㈰背筋を伸ばして座る(イスの上でも可)。目は閉じても開いたままでも良し。㈪深呼吸を数回繰り返す(吐く方を長めに意識する)㈫その呼吸に注意を向ける。雑念が浮かんでもとらわれず、意識を呼吸に戻す。以上のことを2、3分間、数回繰り返す。できれば毎日実践する。マインドフルネスとは、マインドフルな状態になること、すなわち「今」に全意識を集中させること。このトレーニングを繰り返していくうちに、もし日常生活や仕事上で問題が起きたとしても気持ちに余裕が持てるようになり、物事をスムーズに対処できるようになるのだとか。因みにマインドフルネスの方法は瞑想だけではない。食事をする事や、絵を描く事など、その行為に意識が集中できることを選べば良い。最近では、グーグルやインテル、フェイスブック、マッキンゼーなど米国の企業が研修にマインドフルネスを採用しているほか、米国海軍やペンタゴンなど政府機関の研修でも取り入れられていることから、ここ日本でも関心が高まってきている。慌ただしい毎日だからこそ、より冷静に物事を判断することが重要になってくる。日常生活や仕事でより高いパフォーマンスを発揮するためにも、ぜひ実践してみてはいかがだろうか?