GOODA
vol.33 INDEX

花、ジュエリー、スイーツなど、特別な日に相応しい、贈る相手に気持ちが伝わる素敵なプレゼントをお届けします。

男性から女性へ花を贈る
フラワーバレンタイン

 今年もバレンタインデーが近づいて来た。日本ではチョコレートを贈る日として定着しているが、欧米では男女が互いにカードを贈り合い、花を添えて求愛する習慣があるのだとか。日本でも最近、男性から女性に花を贈る「フラワーバレンタイン」という言葉を聞くようになった。男性諸氏も、自分から女性へ花をプレゼントしてみる、あるいはホワイトデーに花のお返しをしてみてはどうだろう。愛にあふれるこの季節、「花にまつわる愛のエピソード」も探してみよう。

花にまつわる
愛のエピソードとは?

 女性へ贈る花の定番といえば “情熱の花”赤いバラ。「あなたを愛しています」という花言葉があり、贈る本数により1本なら「一目ぼれ」、3本は「告白」、7本は「密かな愛」、99本なら「永遠の愛」、108本は「結婚してください」を意味しているのでバレンタインにはぴったり。バラは赤以外にも様々な花言葉があるので、贈る人に合わせて似合う色を選ぶのもいいだろう。
 結婚式では白いブーケが一般的だが、白は「純潔」を表し、葉の緑は「永遠」を意味するという。白い花の中にブルーの花を加えることもあり、欧米では「サムシングブルー」と呼ばれ、幸福をもたらす色として定着している。また花嫁の髪にオレンジの花を飾る習慣があるそうだ。オレンジは実を多くつけるので子宝や繁栄のシンボルとされ、オレンジの実を持ってプロポーズすることもあるのだとか。
 「結婚記念日」にも花にまつわるものがある。日本では結婚4年目は「花婚式」と呼ばれている。ドイツでは 結婚10年目が「バラ婚式」、15年目は「すみれ婚式」。 フランスになると「バラ婚式」は17年目、55年目は「蘭婚式」になるそうだ。
 お金をかけなくても、小さな花束をプレゼントされるだけでも女性は嬉しいもの。それぞれの花にまつわる意味を知ったうえで、言葉では伝えきれない気持ちを花に託して、大切な人に贈ってみてはいかがだろう。