花、ジュエリー、スイーツなど、特別な日に相応しい、贈る相手に気持ちが伝わる素敵なプレゼントをお届けします。
冬の足音が聞こえ始める頃、気になりだすのが妻や恋人へのクリスマスギフト。「やはりアクセサリーが無難か?」「いや、アクセサリーよりサプライズ旅行の方が喜ぶかも」「旅行はスケジュール調整が面倒だから、高級レストランでの食事の方がお互い負担が減りそうだ」などなど、あれこれ悩んでいるうちに、面倒くさくなってしまう、という人も多いだろう。そんなギフトシーズンに悩める男たちの救世主となるのが、何を隠そう、2016年の干支、申(サル)だ。
なぜ、申が?と思い、ますます悩んでしまう人も多いかもしれない。実は、申年に赤い下着をつけると病が去る、という言い伝えが昔からあるため、来年の申年を前に、デパートなどで縁起物として赤い下着の特設売り場が設けられているのだ。この言い伝え、元はチベット仏教に由来するそうで、ヘソの下の「丹田(たんでん)」と呼ばれるツボを赤い布で覆うと病気にかからないとされ、年配の人が多い巣鴨などでは定番のアイテムとして人気を得ていた。近年では、外から見えない下着にもお金をかけるべき、という考えの女性が増え、クリスマスデートの演出として、海外ブランドの高級な赤い下着をつける人も出てきた。巣鴨の下着は、ヘソまですっぽりと覆う少しばかり色気のないものが多いが、デパートに並ぶのは、ブラやショーツはもちろん、腹巻やレギンス、マタニティ用の骨盤ベルトなど、デザインや素材もお洒落に敏感な女性へ向けたものが多いので、親しい間柄の女性に贈るにはぴったり、というわけ。「いつまでも元気でいてね」「君に災難が降りかかりませんように」こんな言葉と共にプレゼントすれば、クリスマスには感動の涙を見られるかもしれない。