ここ数年、多くの人がハマりにハマっている塊根植物(コーデックス)やサボテン。最近はセレクトショップや百貨店でも取り扱われるなど着実にファンを増やしており、テレワークが進みおうち時間が長くなる昨今、さらに人気に火がついているようです。
そんな塊根植物の魅力のひとつが、一般的なプラスチック製の鉢からお気に入りの鉢に植え替えて、組み合わせを楽しむこと。お気に入りの植物を手に入れたら、ぜひチャレンジしてほしいことのひとつです。
ということで、今回は塊根植物ブームの仕掛け人で、塊根植物やサボテンに特化したグリーンショップ「BOTANIZE」のディレクションも行う横町さんにお話を伺いました。
植物と鉢のバランスを見ながら 自分だけの組み合わせを楽しもう
「一般的なプラスチック製のポットから、自分で選んだ鉢に植え替えると見た目の印象がガラリと変わると思います。植え替え作業自体は、しっかりと手順を守って適切な方法で行えば難しいものではありません」(アネアカフェ&BOTANIZE代表 横町さん)
「ポイントとしては、高さのある植物には高さのある鉢を合わせること。丸みのあるサボテンなどには背の低いものがよく合います。お気に入りの植物との相性を考えながら、選んでみてはいかがでしょう」
横町さんリコメンド 塊根植物におすすめのポット3選
横町さんが今注目しているポットをご紹介。陶芸家が作る1点ものは数に限りがあり、すぐに完売してしまうものもあるので、気に入ったものはすぐにチェックしたいところ。今回ご紹介しているのは、全てBOTANIZEとコラボレートしたオリジナルモデル。
注目のアーティストが手がける信楽焼
「SHO-DO」
芸術の古都、信楽焼を代表するアーティスト、奥田正道さんが手がける作品。釉薬の奥の深い世界観が楽しめ、どんな植物も自然と調和し、引き立ててくれる。
価格:3,500円〜
モダンな造形美が印象的な
「ST」
ツイストした造形など、モダンでありながら非常にキメの細かさを感じさせてくれる、陶芸家STさんの作品。それぞれボタナイズコラボモデル。
価格:2,800円〜
2つとないペンキ模様の
「NO NAME」
ブランド名がないNO NAMEという陶芸家さんがつくる作品。ひとつひとつに特殊なペンキでスプラッシュされた模様があり、2つとして同じものは存在しない。素焼きに近いかたちで製作されており、荒々しさも魅力となる。
価格:5,000円〜
植物だけでなく、ポットに注目することで楽しさも倍増すること間違いなし。組み合わせを考え、悩むのもまた楽しい時間です。
BOTANIZE
SHIROKANE
横町さんが世界中から集めたこだわりのプランツが並ぶボタナイズ白金店。テラススペースがある開放的な店内には、塊根植物以外の植物も充実。屋上には大型の温室設備を備え、育成も行われている。1〜2Fはアネアカフェになっているので、お茶ついでに立ち寄ってみるのもおすすめだ。
住所:東京都港区白金5-13-6 ANEAビル3〜4F
TEL:03-6227-2033
営業時間:12〜19時 水木休
https://anea.jp