お洒落が楽しい季節がやってきた。秋冬シーズンは、コートやマフラーなど、身につけるファッションアイテムが増えるし、行楽シーズンでもある。コロナ禍が明けて外出が増えてきてから、今ではトレンドもだいぶ変わってきた。その頃に買ったお気に入りの洋服も少しクタクタになってきて、ワードローブを一新したいと思っている人も多いだろう。では、何を買えば良いのか?
編集部がトレンドを加味して、2024年秋冬に購入すべきファッションアイテムを厳選。いま僕らが着るべき服、ファッションスタイルはこれだ。
Photos:TATSUYA YAMANAKA(stanford)
Styling:YONOSUKE KIKUCHI
Hair&Make:KAZUYA MATSUMOTO
Model:HAYATE OGASAWARA
Text:SHINSUKE UMENAKA(verb)
2024.9.17
スタイリスト 菊池陽之介
1979年生まれ、神奈川県出身。幼少期からファッションに親しみ、2000年にスタイリスト熊谷隆志氏に師事。2004年に独立。現在は雑誌、広告、俳優のスタイリングで活躍するほか、キッズブランド「SMOOTHY」のディレクションも手がける。趣味は海釣り。
ここ数年のファッショントレンドを語るうえで、避けては通れなかったキーワードが「ビッグシルエット」。2015年ごろから広がった、ワンサイズ大きなアイテムをあえて選んで着るというトレンドだ。この長らく続いたトレンドが落ち着き、サイズ感に変化が見える。そこで今季におすすめしたいのが、ショート丈のブルゾンだ。ビッグシルエットは、肩が落ちたルーズな着こなしが心地良かったが、年を重ねた大人が着ると、だらしなく見えるという欠点があった。その点、ショート丈のブルゾンなら、シルエットが美しく、脚長効果も。
ショート丈でシルエットをすっきりと見せた分、デニムやレザーなど素材感のあるブルゾンをチョイスすることで、コーディネイトに男らしいタフさを加えたい。印象に残らない着こなしはつまらない。
ショート丈のブルゾンを着用することで、スタイルがすっきりとキレイに見えるというメリットがある。佇まいがシンプルになる分、デニムやコーデュロイ、そしてレザーなど質感のある素材を選ぶことで、コーディネイトにニュアンスがプラスされ、アクセントになる。