主役にも脇役にもなる 万能なストライプシャツ

2024年秋冬ベストバイ

暖かい屋内では主役になり、またインナーとしても使える便利なファッションアイテムがシャツだ。季節を問わない定番アイテムだが、この秋冬に新調するのならハイゲージカーディガンとも合わせやすく、バンドカラーなどクラシックな佇まいのものが多く展開されているストライプシャツを推したい。ストライプの太さや色、あるいはベースカラーによって印象が大きく変化するのがストライプシャツの特徴だが、ウールセットアップでもコンセプトに据えた“いなたい”感に合わせ、ちょっとレトロでクラシックな一着を選びたい。

Photos:TATSUYA YAMANAKA(stanford)
Styling:YONOSUKE KIKUCHI
Hair&Make:KAZUYA MATSUMOTO
Model:HAYATE OGASAWARA
Text:SHINSUKE UMENAKA(verb)

“いなたい”感を 爽やかにアップデート

“いなたい”感を 爽やかにアップデート
ジャケット104,500円/アルマ(トレメッツォTEL:03-5464-1158)、シャツ37,400円/イレーヴ(イレーヴTEL:03-5785-6447)、パンツ31,900円/アンスクリア(アマンTEL:03-6805-0527)、ベルト24,200円/エストネーション(エストネーションTEL:0120-503-971)、リング14,300円/アダワット トゥアレグ(アダワット トゥアレグTEL:050-5218-3859)、靴35,200円/ヨーク(HEMT PR TEL:03-6721-0882)、Tシャツはスタリスト私物

“いなたい”感は、人気が高まる古着がもつレトロ感に通じるスタイルで、クラシックなデザインや風合いが新鮮に映る。そんなスタイルに合わせやすく、同時に令和版に爽やかにアップデートできるアイテムが、ストライプシャツだ。ストライプの太さやベースカラーは昭和を意識して、レトロな雰囲気のものを選びたい。襟元が首を包み込むようにデザインされたバンドカラーシャツは、クラシックな印象が簡単に演出できるので、特におすすめだ。

“いなたい”感を 爽やかにアップデート
上品な光沢と、適度なハリ感を併せもった上質なシャツ地を使用しているので、オーソドックスなストライプですが、ワンランク上の質感を演出できます。また首元がすっきりと見えるスタンドカラーも特徴です。

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シャツ36,300円/マーガレット・ハウエル(マーガレット・ハウエルTEL:03-5785-6445)
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コットンを高密度に織り上げたツイル素材のシャツで、ワイドピッチのストライプが個性的です。ストライプシャツは、面白みに欠けるコーデにならないようピッチや素材感、あるいはカラーレスのようなデザインで差をつけたいところ。
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シャツ27,500円/KICS DOCUMENT.(HEMT PR TEL:03-6721-0882)
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ベースは上質なオーガニックコットンを使用し、それを丁寧に揉み込むことでドライタッチのなかにも柔らかさのある風合いに仕上げたストライプシャツ。一見するとベーシックなデザインだけど、胸ポケットのところが変化していて、存在感のある着こなしに。
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シャツ26,400円/グラフペーパー(グラフペーパー 東京TEL:03-6381-6171)
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滑らかな光沢感と、毛羽立ちにくさが特徴のスーピマコットンを使用したシャツ。また、高級シーツにも使用される生地は、適度なハリと柔らかさがあって着心地が抜群です。ラインはボックスシルエットでオーセンティックなレギュラーカラーになっています。

生地のハリや光沢など、 上質感のある素材がキモ

ストライプシャツは定番で、なおかつデザインもシンプルなだけに差別化に苦心する人もいるはず。ひとつのポイントは、ハリや光沢、風合いなど生地の個性だ。特に上質感のあるマテリアルや加工なら、それだけで十分違いになる。