GOODA
vol.23 INDEX

忙しい日々をおくる大人の男なら、ほっとひと息つける“自分の城”にはこだわりたいもの。デザイン性の高いアイテムや、品質にこだわった本物志向の極上ファニチャーをご紹介。

今さらだけど知っておきたい
チェアとソファの種類

 夏のボーナスを目前に、気になるのが部屋の模様替え。部屋の主役となるソファやチェアを買い替えて、一気にお洒落部屋の仲間入りをしたいと目論む人もいるかもしれない。しかし、焦ってインテリアショップへ走る前に、少し立ち止まって考えてほしい。あなたが漠然と思い描いているのはどんな種類の “ソファ”や“チェア”なのだろう? それぞれの種類や呼び方を知っているだけで、ショップの店員さんにもイメージが伝わりやすく、思った通りのものをスマートに見つけられるというものだ。
 まず、のんびりと足を伸ばしたり寝そべったりできる、ゆとりがあるソファは「カウチ」と呼ばれるタイプ。数人で座れるのでホームパーティにも適しているが、そのぶん、部屋の広さも必要となる。彼女と2人、適度に密着して過ごしたいなら「ラブソファ」と呼ばれる2人掛け用のソファ。ペットを飼っているのでマメに洗濯したい人は、カバーを取り換えられる「カバーリングソファ」。部屋が狭い人はベッドとしても使える「ソファベッド」や、高さがないため部屋が広く見える「ローソファ」がイメージだろう。

座らず飾るだけでもOK
チェアの多彩な魅力

 お次はチェア。肘掛けのついた「アームチェア」には、個性的なデザインが多く、それだけで部屋のアクセントとなる。デザイナーもののアームチェアは、座るのはもちろん、「一体なぜ、こんな場所にイスが」と思われそうな場所に置いて、その存在感を発揮してもらうのもオツだ。反対に、背もたれや肘掛がない、座面だけのイスは「スツール」と呼ばれるもの。こちらも、無造作に置くだけでサマになるが、座面に観葉植物を置いて棚として利用してもいいし、収納と一体になった収納スツールを使ってもいい。2人以上が座れる背もたれのない長椅子は「ベンチ」と呼ばれるもので、ダイニングテーブルと併せたり、飾り棚としても利用でき、使い勝手が抜群だ。
ほかにも、いわゆる座椅子と呼ばれる「フロアチェア」やソファと合わせて使いたい「オットマン」など、ひと言で“チェア”“ソファ”といっても、その種類はさまざま。ショップで迷子にならないために、事前にしっかり下調べしておくのが、大人のオトコの嗜みなのだ。