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1都営新宿線・菊川駅前の町中華「生駒菜館」でお昼ごはん
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2近くのミニシアター「ストレンジャー」で映画を一本鑑賞
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3映画の余韻に浸りつつ周辺を少し散策した後、
「みたかや酒場」でしばし飲む -
4腹ごなしに森下方面へと歩き、
「山利喜」「三徳」「魚三酒場 常盤店」あたりでもう一杯
※昔ながらの商店街「高橋のらくろード」あたりを散歩するのもおすすめです -
5最後は新大橋を通って隅田川の川面を眺め、
都営新宿線・浜町駅から帰路につく
街中に溶け込むミニシアターや
酒場をはしごすれば
いつもの東京と違った風景が広がる
東京のあちこちでハシゴ酒をするのが大好きな私ですが、最近は特に菊川・森下あたりのエリアが気に入っています。それほどたくさんの人で混雑しているわけでもなく、駅前からうろうろと路地を歩くとすぐに静かな住宅街が広がっています。そんな町の中に、町中華の名店があったり、魅力的な作品を上映するミニシアターがあったり、多くの酒好きに愛される老舗酒場があったりします。このあたりを歩くと、東京の違った一面が見えてくる気がします。映画を見た後のちょっといつもと違う気分で散策すると、なおさら楽しいと思います。余韻を噛みしめつつ美味しく食べて飲んで、最後は隅田川の流れをぼーっと眺めてクールダウンしてから帰るのがおすすめです。日曜・祝日を定休日にしているお店が多いので、土曜日にぜひ!
スズキナオ●東京生まれ、大阪在住のフリーライター。WEBサイト「デイリーポータルZ」などで執筆中。酒場めぐりや散歩が趣味。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと(スタンド・ブックス)』『「それから」の大阪(集英社新書)』『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる(新潮社)』など。酒場ライター・パリッコ氏との共著『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門 (ele-king books)』などもある。
「横浜シネマ・ジャック&ベティ」「あつぎのえいがかんkiki」「横浜シネマリン」「川崎アートセンター」(以上、すべて神奈川県)、「下高井戸シネマ」「シネマネコ」(ともに東京都)など、複数の映画が上映されているミニシアターにて、朝から晩までずっといろいろな映画を5〜6本ハシゴするという試み。
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13月1日、横浜シネマ・ジャック&ベティのシネマ・ジャックへ
朝10時から11時25分まで『枯れ葉』を鑑賞 -
211時35分から13時35分まで『罪と悪』を鑑賞
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313時45分から16時10分まで『福田村事件』を鑑賞
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416時20分から18時45分まで『WILL』を鑑賞
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519時から20時25分まで『獣手』を鑑賞
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620時40分から22時15分までレイトショーで
『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』を鑑賞
ある意味、修行、いや鍛錬か!?
朝イチからレイトショーまで
1日で上映作品を一気見!
私は映画をハシゴ鑑賞することが大好きで、今まで新宿バルト9で9本ハシゴする「バルト9」、新宿の映画を9館ハシゴする「大新宿九館制覇」などを試みてきました。ぜひ多くの人に映画をハシゴしていただきたいのですが、ハシゴ慣れしてない人にとっては、スクリーンの移動やスケジュール調整が大変です。そこで提案したいのが、「ミニシアター単館制覇」です。近年のミニシアターは基本的に「さまざまな作品を1日1回だけ上映する」といったスケジュールを組むことが多いため、その劇場の同じスクリーンにずっと座っているだけで5〜6本の映画を簡単にハシゴすることが可能です。ただ、気をつけたいのが食事で、シネマネコはカフェが併設されていて、ジャック&ベティはパンが販売されていたりするものの、しっかりした食べ物が売られているミニシアターは少ない上に、場内での食事を禁止している劇場もあるため、ロビーなどでササッと食べられるエネルギーバーなどを用意すると良いでしょう。
カミヤマ(ラジオネーム/三角絞め)●「三角絞めでつかまえて」というブログを細々と書いている1972年生まれのオッサンです。
https://ameblo.jp/kamiyamaz/
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1ポーラ美術館で美術を鑑賞(天気がよければ、森の遊歩道も散策)
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2ポーラ美術館のレストランアレイで早めのランチ
(オススメは企画展コースメニュー) -
3箱根ラリック美術館へ移動し、美術鑑賞
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4箱根ラリック美術館内にあるオリエント急行でティータイム
(事前予約推奨) -
5岡田美術館へ移動し、美術鑑賞
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6岡田美術館の足湯で一日の疲れた足を癒す
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7ピエール・エルメ・パリとのコラボ限定チョコレートをお土産に買う
何も予定がない!?
だったら、箱根でアート三昧は?
ふらりと訪ねても楽しめるはず
日本国内にはいくつかミュージアムエリアがありますが、中でも、古今東西のさまざまなアートがバランスよく楽しめるのが箱根です。モネやルノワールといった印象派、ゴッホやゴーギャンといったポスト印象派、そしてピカソやモディリアーニといったエコール・ド・パリのコレクションに定評のあるポーラ美術館には、毎回内容が凝った企画展メニューで楽しませてくれるレストランアレイもあります。フランスの工芸家ルネ・ラリックのコレクションとして日本屈指の箱根ラリック美術館では、ジュエリーや香水瓶に加え、ラリックが内装を手掛けたオリエント急行(本物の車両)の中で、ティータイムを楽しむことができるのも魅力です。そのほか、東洋美術の殿堂・岡田美術館や箱根彫刻の森美術館、成川美術館など、基本的に箱根の美術館は年中無休のところが多く、思いつきで箱根に1泊したとしても、翌日も美術館を楽しむことができます。そこが一番のオススメポイントですね。
アートテラー・とに〜●1983年生まれ。千葉大学法経学部法学科卒。元吉本興業のお笑い芸人。芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。著書に『名画たちのホンネ』(三笠書房)、『東京のレトロ美術館』(エクスナレッジ)など。
公式ブログ(アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】)https://ameblo.jp/artony/
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1車に乗って神奈川・横須賀の久里浜港へ
車のまま東京湾フェリーに乗船 -
2富士山や房総半島などの景色を楽しみながら40分間の船旅
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3千葉県富津市の金谷港で下船
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4海鮮浜焼き小屋「まるはま」でホタテやサザエ食べ放題
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5海沿いの高台にある「洲崎神社」で絶景参拝
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6海を見渡せる一棟貸切サウナ「Sea Sauna Shack」で
波の音を聞きながらととのいまくり -
7金谷港からフェリーで久里浜港に戻り
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8スーパー銭湯「横須賀温泉 湯楽の里」で
サウナ&東京湾一望の絶景露天風呂 -
9館内のお食事処で締めのサウナ飯
あえてフェリーで東京湾を横断し
千葉と神奈川の絶景サウナを
ダブルで体験する
美しく燃える薪ストーブの柔らかい熱、窓の外に広がる息をのむほどの絶景、地下水のなめらかな肌触り、青く広がる海と空を眺めながらのパーフェクト外気浴……贅沢すぎる貸切サウナ! あえてフェリーで渡ることで、日帰りなのにスペシャルな旅になっちゃいます。
滝本洋平(編集者)●2003年に自由人・高橋歩と共に出版社[A-Works]を設立。旅ガイドからサウナ本まで100冊以上を編集。サウナ好きが高じて、プロサウナー集団[TTNE]にジョイン。企画・編集したサウナガイド『LAST PARADISE 死ぬまでに行きたい日本のサウナ』はサウナーオブザイヤー2022を受賞した。