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COVER 滝藤賢一

あぁ、未踏の面白さよ。 It's an adventure
自分の力で冬山を登りパウダースノーを楽しむバックカントリー。バージンスノーにファーストトラックを描く感覚は俳優・滝藤賢一さんの役づくりやファッションに関する価値観にも通ずるものがあるそう。視野を広げるには未踏のセカイに足を踏み入れてみるのが良し。しっかりと準備をして、出発しよう。朝日が昇る前に。
Photos : TATSUYA YAMANAKA(stanford)
Styling : MARIKO KAWADA
Hair&Make : HARUNA YAMAMOTO
Text : SHINSUKE UMENAKA(verb)
2023.1.16

リラックス or SEXY 大人の冬コーデは、“ハレ”と“ケ”で使い分ける

冬は寒さでどうしても外出が億劫になる。防寒を優先したイージーパンツやスウェットなど、リラックスを軸にしたウェアが中心になりがちだ。とはいえ、着飾って出かける機会を捨てるべきではない。コロナ禍でハレの舞台は随分と減ったが、身だしなみを整えると、それだけで気分が上がるからだ。リラックスを軸にコーデを考えるのか? それともSEXYに着飾るのか? “ハレ”と“ケ”を使い分けて、おしゃれを楽しみたい。そんな冬コーデをファッショニスタの滝藤賢一が着る。

ボアジャケットの優しいシルエットを、羽織の和テイストで引き締める

ゆったりとしたクラシックなシルエットと、大きめのポケットが特徴的なアンドワンダーのボアジャケット。そこに羽織を合わせることで、凛とした雰囲気が加わり、コーデが引き締まる。質感のあるNEEDLESのパンツの存在感も良いアクセントになっている。

羽織69,300円/Y. & SONS×AURALEE(Y. & SONS TEL:03-5294-7521)、中に着たタートル14,300円、ブルゾン60,500円/アンドワンダー(アンドワンダーTEL:03-5787-3460)、パンツ26,400円、サボサンダル29,700円/NEEDLES(ネペンテスTEL:03-3400-7227)

大人の色気が際立つ、ヴィンテージ風のデニム

ワビ・サビから着想を得たブランド「saby(サバイ)」の柄シャツに羽織るのはドレッシーなバーンストーマーのサファリジャケット。パンツにはトップスの艶やかな雰囲気に負けない、ヴィンテージテイストのデニムパンツを合わせることで、コーデがより大人っぽく格上げされる。

サファリジャケット59,400円/バーンストーマー、シャツ36,300円/サバイ、デニムパンツ22,000円/オールドパーク(以上すべて、へムトPR TEL:03-6721-0882)、中に着たカットソー22,000円/YAECA(ヤエカ アパートメント ストアTEL:03-5708-5586)、メガネ48,400円/アイ.エノモト(ブリンク外苑前TEL:03-5775-7525)、シューズ81,400円/パラブーツ(パラブーツ 青山TEL:03-5766-6688)

カジュアルなパーカ&スウェットパンツを、風合いのあるコートでエレガントに

上質で風合いのある生地感が特徴のコートは、YAECAのワークウェアラインYAECA WRITEのもの。インナーには抜け感でリラックスムードを強調するため、パーカとスウェットパンツを選んだ。上下ホワイトのセットが冬っぽい清潔感を醸し出す。

コート99,000円、ツールバッグ20,900円/YAECA WRITE(ヤエカTEL:03-6426-7107)、パーカ25,300円、パンツ20,900円/YAECA(ヤエカ アパートメント ストアTEL:03-5708-5586)、キャスケット77,000円/visvim(ビズビムTEL:03-5468-5424)、シューズ81,400円/パラブーツ(パラブーツ 青山TEL:03-5766-6688)

“ハレ”の場に似合う柄×柄を、ブルゾンで中和する

フェミニンな印象が加わる、アスコットカラーのストライプシャツに、あえてクラシカルな柄物パンツをぶつけたコーデ。柄×柄で渋滞した組み合わせは、清涼感のあるスカイブルーのブルゾンでバランスを取る。

ブルゾン47,300円、シャツ27,500円、パンツ23,100円、シューズ42,900円/NEEDLES(ネペンテスTEL:03-3400-7227)、サングラス50,600円/ユウイチ トヤマ(ブリンク外苑前TEL:03-5775-7525)