キャンプを覚えた、いまだからこそ山の魅力や醍醐味が理解できる そろそろ登山をしよう!
防水マップケース/シートゥサミット、コンパス(スタイリスト 私物)

備えあれば憂なし!非常時に備えて心にゆとりを。―登山に持っていきたいエマージェンシーアイテムー

天候も変わりやすければ、滑落や遭難など、いくら日帰りの低山であってもそのリスクはゼロではない。いざという時に備えて、準備しておけば心にゆとりを持って山に入れるというもの。非常時に備えて携行しておきたいエマージェンシーアイテムを紹介しよう。

Products

THE NORTH FACE ファーストエイドバッグ

THE NORTH FACE
ファーストエイドバッグ

表面にコーティングを施した、非常時の応急用具を収めるポーチ。ここに消毒液や絆創膏、テーピング、鎮痛剤などファーストエイドキットを入れて携行しよう。

ファーストエイドバッグ3,300円/ザ・ノース・フェイス(株式会社ゴールドウイン カスタマーセンターTEL:0120-307-560)

milestone ヘッドライト スタンダードモデル ウォーム

milestone ヘッドライト
スタンダードモデル ウォーム

単3アルカリ電池を1本使用し、約180ルーメンを実現。照射距離は約65mで、エコノミーモード(10%)で約12時間照らせる日帰り登山に携行するには満足なモデルだ。

ヘッドライト スタンダード・モデル・ウォーム3,300円/マイルストーン(マイルストーンTEL:06-6719-2281)

Tiger ポイズンリムーバー

Tiger
ポイズンリムーバー

スズメバチをはじめとする蜂や蚊、ブヨ、ムカデなどの毒虫に刺された際に、毒を排出するアイテム。毒を速やかに抽出し、医者にかかるまでの応急用具として持っておきたい。

ポイズンリムーバー

CARL HOERNECKE 熊よけスプレー  ペッパーマン

CARL HOERNECKE
熊よけスプレー ペッパーマン

催涙スプレーがつくる熊よけスプレーは信頼度が高い。強いジェット式で噴射されるため、粒子が空気中に広がりにくくダイレクトに対象物に届く。唐辛子などから抽出した天然由来成分のため、人体への影響も少ない。

熊よけスプレー(スタイリスト 私物)

会員制捜索ヘリサービス ココヘリ

会員制捜索ヘリサービス ココヘリ

会員登録をすることで、全国の山域で捜索が可能となる画期的なサービス。1事案につき3フライトまで無料で、他の登山者や物品の損害への補償制度も付いている。
▶会員制捜索ヘリサービス ココヘリ

会員制捜索ヘリサービス ココヘリ(スタイリスト 私物)

SEA TO SUMMIT マップケース Suunto コンパス

SEA TO SUMMIT マップケース
Suunto コンパス

携帯電話の電波が届かない山中においては、登山マップは必需品。併せて使うコンパスも高度なエンジニアリングで信頼のおけるSuuntoのようなメーカーのものを選んでおいた方が安心だ。

シートゥーサミットのマップケース、スントのコンパス

mont-bell O.D. トイレキット

mont-bell O.D.
トイレキット

トイレ設備が充実していない山中では携帯トイレを持っていた方がいい。このキットは、付属の吸水ポリマーで尿や便が約1分で凝固し、ダブルチャックの防臭袋で確実に臭いを閉じこめてくれる。

モンベルのO.D. トイレキット(スタイリスト 私物) 

mont-bell コンパクトマルチシート

mont-bell
コンパクトマルチシート

アルミニウム合金蒸着ポリエチレンフィルムで、体から放射される熱を反射。体に巻きつけておくことで体温の低下を緩和できるシートは、気温が下がる山間部へは必ず携帯していった方がいい。

コンパクトマルチシート990円/モンベル(モンベル・カスタマー・サービスTEL:06-6536-5740)

少し荷物が増えてもエマージェンシーアイテムは携行すべき

日帰りを想定した登山であっても、道に迷えば夜を迎えることもある。山間部にいる時間が増えれば、その分野生動物や毒虫に出会う確率ももちろん高まるわけで、「日帰りだから」「低山だから」と油断はしない方がいいだろう。ここで紹介したアイテムは、トレイル用に軽量化されたものばかり。ザックを軽くして、軽快に山道を歩き回りたいところだが、これくらいの備えはしておくと安心感が違う。
  • 01 身を守る着こなしが登山には必要
  • 02 日帰り登山向きのモデルをリストアップ
  • 03 低山ならではのシューズ選び
  • 04 登山中はこまめにエネルギー補給を
  • 05 乾く前にこまめに飲む!が登山の常識
  • 06 非常時に備えて心にゆとりを。