ピックアップ
Styling/Takahiro Nakajima
Edit&Text/Kazuyuki Nomura
2021.3.15
お家時間が長くなればなるほど、“外”を感じさせるアイテムが恋しくなるはず。最近ではキャンプ道具をお家で日常使いする人も多いですが、例えキャンプ好きでなくても取り入れられるよう、今回はアウトドアギアをモチーフにしたインテリア雑貨をピックアップ。なんだかほっこりしてしまう、可愛らしさも魅力的。さり気なく取り入れるだけで雰囲気がガラリと変わるはず!
エレクトロ
1910年創業当時とほぼモデルチェンジなく、現在でも愛され続ける圧力式灯油ランタンの名作「HK500シリーズ」。そんなキャンパー憧れの逸品を自宅でも楽しめるよう、特徴的なフォルムはそのままに、家庭用コンセントで使用できる電気式ランタンがこちら。約60ワットの優しい明かりは暖かみがあり、インテリアとして映えること間違いなし。写真のブラスのほか、ニッケルもあり。
参考価格:33,000円
問:スター商事 TEL:03-3805-2651
部屋の印象を大きく左右するにも関わらず、意外に飾るのが難しい壁面。壁がのっぺりとしているので、何かアクセントを加えたいけど、そもそも何を飾っていいか分からないという人も多いのではないでしょうか。今回は、どんなインテリアのテイストにも馴染んでくれ、さらに壁を傷付けずに気軽に飾れるアイテムを選んでみました。家具を移動させることなく、手軽にできるのもウォールデコレイトの魅力です。
HUNTING OBUJE
エスパルトグラス(アフリカハネガヤ)を使い、スペイン南部の伝統的な編み方で手作業によりつくられるウォールオブジェ。本物のハンティングオブジェはハードルが高いが、これならインパクトもありつつ牧歌的な雰囲気もあり気軽に飾れそう。どんなテイストの部屋にも馴染んでくれるほか、軽量で壁掛けがしやすいのもポイント。
参考価格:S/5,500円 M/7,700円 L/9,900円
問:ディテール TEL:03-5724-7012
シンプルな部屋でもアクセントとして上手に取り入れることで、全体の雰囲気を格上げしてくれる民族的なアイテム。馴染み深いネイティブアメリカン系を始め、アジアやアフリカなど国の数だけバリエーションも豊富なので好みに合わせてチョイスしたいところ。ともすればフェミニンな雰囲気になりがちな本カテゴリーですが、今回はメンズインテリアに相応しいモノを揃えたのでぜひご参考に。
ソ連のアフガニスタン侵攻をきっかけに始まったと言われているアフガニスタン製のラグマット、通称ウォーラグ。戦車や銃など戦争をモチーフに柄を織り込むことで後世に記憶を残すという反戦メッセージが込められており、手作業でつくられているためラグとしての完成度も高い。現在はまだ知る人ぞ知る存在だが、海外にはコレクターも存在し年々価格も上昇中。
参考価格:30,800円(小)、52,800円(大)
問:hallelu TEL:03-5734-1946
HBHS REMAKE ITEM
ネイティブアメリカンの代名詞的存在「オルテガ」。ファッションではベストがあまりにも有名だが、こちらは原宿のセレクトショップ「ハミングバーズヒルショップ」がオルテガのラグやコースターを使ってトレイやティッシュケースなどにリメイクしたもの。4隅のボタンを外せば元のシート状にもなる大小のトレイほか、ティッシュケースもあり。気軽に伝統柄を取り入れることが可能に。
参考価格:トレイSサイズ/1,650円、
トレイMサイズ/3,050円、ティッシュケース/4,180円
問:ハミングバーズヒルショップ TEL:03-6721-0189