マイ・ロックガーデンのつくり方! 自分の感性で生まれる鉢の中のオリジナル空間
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    暮らし・住まい

    マイ・ロックガーデンのつくり方! 自分の感性で生まれる鉢の中のオリジナル空間

    2022.08.04

    自然の石や岩、荒い砂などを配置した場所に植物を植え、より自然に近い状態で鑑賞できるロックガーデン。ロックガーデンは庭園で楽しむのが一般的だが、小さな鉢を使って手軽につくることも可能だ。鉢の中に広がる自分だけの小さな世界、「マイ・ロックガーデン」のつくり方を、山梨県のガーデン・ショップ「Yard Works」の代表であり、園芸家の天野慶さんに聞いた。

    Photo/Tatsuya Irie Text/Kazuyuki Nomura

    小さな鉢の中の空間をイメージし、自分なりにつくり上げることが大切

    マイ・ロックガーデンは、植物の組み合わせに関する多少のルールはあるが、大まかな決まりは特にないと天野さんはいう。

    天野「マイ・ロックガーデンづくりには、小さな鉢や容器、空き缶を使っても大丈夫。小さな鉢の中の空間を、どのようにつくり上げていくかが重要です。今回は育てやすい観葉植物を使っていますが、見た目のかわいい植物を使っても良いですし、道端に生えているコケを使うこともできます。自分のイメージに合わなければ、必ず石を置く必要もありません。

    マイ・ロックガーデンづくりのポイントは、実際に飾る場所をイメージすることです。服をコーディネートするように、鉢の色や周囲に合わせてバランスを取ります。石を使う場合は、鉢や植物に合わせた大きさの物で、色や形を見ながら選ぶと良いでしょう」

    マイ・ロックガーデンのつくり方

    今回使用したのは、天野さんが用意したオリジナル配合の土や軽石、さまざまな形状の石、苔など。ホームセンターで手に入る物が多く、誰でもすぐにチャレンジできる。

    【1】鉢底に石や木炭を敷き詰める

    鉢底の穴が隠れる程度のサイズでネットを敷き、底部がすべて隠れるくらいまで石や木炭を敷き詰める。これにより、水はけを良くできるのだ。

    【2】鉢の中に土を入れる

    育てる観葉植物に適した土を、鉢の中に少し入れる。今回使用する観葉植物(パキラ)に合わせて配合した土を使用。排水性と保水性を備えた土は、観葉植物の健やかな育成には欠かせない。

    【3】観葉植物を仮置きして配置を検討する

    観葉植物をポットに入れたまま仮置きして、鉢に植える際の角度や向きを検討する。ポイントは、観葉植物と同じ目線で配置を考える点にある。観葉植物にも顔があるため、どちらを正面にするか、飾りたい場所を考えながらイメージすると良い。

    【4】自由な発想で石を配置する

    石を置く場合も同様に、どの角度に置くかをあらかじめ考えながらスペースを開けておく。石は半分埋まっていても、土の上から置くだけでも良い。決まりはないため、自由な発想で配置できる。今回は少し角度をつけて、2個の石が半分土に隠れている姿をイメージした。

    【5】鉢への配置に合わせ、観葉植物の根を調節する

    観葉植物をポットからゆっくり外して軽く根をほぐしたら、先ほどイメージした角度、向きで配置して土を入れる。根が固かったり大き過ぎたりした場合は、ハサミで切って調節する。

    【6】観葉植物の根を土で覆う

    鉢の中にある程度の土を入れたら、割り箸のような手頃な長さの木の棒を使い、鉢と観葉植物の隙間に土を押し込んでいく。観葉植物の根の奥までしっかりと土が入るようにしよう。

    【7】最初のイメージ通りに石を配置する

    石を置く際には、先のイメージ通りの角度で配置する。観葉植物と同様に、土をかぶせていく。

    【8】バランスを見ながら苔を敷き詰める

    表面に苔を貼る際には、バランスを考慮しながら行おう。今回は北軽井沢産のタマゴケを使用。鉢の全面に敷き詰めたり半分だけに留めたりと、配置は自由だ。

    【9】全体のバランスを見て完成

    石や苔の配置を細かく調節して完成となる。全体的なバランスを考慮して、観葉植物の葉を整えると良いだろう。

    こちらが今回つくった自分だけのロックガーデン。少し曲がった樹形を活かすため、観葉植物を奥に植えて手前に石を配置した。つくり上げる作業中はもちろん、想像を膨らませながら完成形をイメージしている時間も楽しいものだ。

    飾る場所を考えておくとイメージをまとめやすい

    マイ・ロックガーデンをどこに飾るかを考えておくと、おのずと観葉植物や石の配置が決まって来る。完成形をイメージしやすいよう、製作に乗り出す前に置き場所を決めておくと良いだろう。

    本棚の上に飾ればお洒落なインテリアとして存在感を発揮する。南側なら日当たりが良く、観葉植物がすくすくと成長するだろう。観葉植物が身近にある生活は面白く、日々の発見が得られるもの。マイ・ロックガーデンづくりは誰でも手軽に行えるため、ぜひチャレンジしてほしい。

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