グルメ
コーヒー通が唸る
至高のゴールドフィルターとは
2020.07.29
おうち時間が増えている今。カフェタイムに、ハンドドリップで淹れたコーヒーを楽しんでみてはいかがだろう。コーヒーの味を決める条件といえば、豆や焙煎方法が真っ先に思い浮かぶ。けれども、もうひとつ重要なものがある。それはフィルターだ。なかでもコーヒー通に人気の商品が、「Cores(コレス)」の「ゴールドフィルター」だ。
Edit&Text/GOODA編集部
そもそも、ゴールドフィルターって?
自宅でコーヒーを淹れる時、ペーパーフィルターを使用している人が多いのでは? じつは、コーヒーのうまみの元は豆の「オイル」。このオイルを抽出できるかどうかがコーヒーの味を左右するのだ。ぺーパーフィルターでコーヒーを淹れると、オイルは紙に引っ掛かってしまい、コーヒーに十分に抽出されているとは言い難い。その点、金属製のメッシュでできたフィルターならオイルが引っかかることもなく、しっかりと抽出できる。だからこそ、美味しいコーヒーができるという訳だ。
豆のもつ特徴を逃さず、しっかり抽出できる金属製のフィルターは、スペシャリティコーヒーのような良質な豆の抽出に最適。なかでも、メッシュの部分が純金でコーティングされたものは化学変化に強く、味と香りに対しても影響が少ない。まさに「コーヒー通のための至高のフィルター」であり、これを実現したのがコレスのゴールドフィルターなのだ。
“コーヒーの天才”が
開発に携わっている
商品開発には、あの「丸山珈琲」の代表・丸山健太郎氏が共同で携わっている。スペシャリティコーヒーを広げた先駆け的存在であり、“コーヒーの天才”ともいわれる人物だ。
ゴールドフィルターには粗いメッシュを採用し、豆のオイル分が十分に抽出できるように設計。湯のホールド力が高くないから、短時間での高温抽出が可能になっており、スペシャリティコーヒーの味と旨みが存分に楽しめる。
これまでも改良を重ねているが、先日のリニューアルでは、コーヒーの粉を測る目安となる目印を作成。入れるコーヒー豆の量がひと目でわかるようになり、さらに利便性が向上した。
「本当の味を知らなかったのかもしれない」
そう思えるほどのコーヒーの味わい
ゴールドフィルターの使い方はすごく簡単。付属のホルダーにセットして、豆を入れて湯を注ぐだけ。使ったあとは水でサッと洗うだけと手軽に使える。
ペーパーフィルターと違い、資源の消耗もないし、ストックの有無も気にしなくていい。1日に何回もコーヒーを淹れる人なら、経済的にも安く済むのが嬉しい。
実際に、コレスのゴールドフィルターで淹れたコーヒーを飲んでみた。
ペーパーフィルターで淹れたコーヒーと比べ、まったりとしたコクのある味わいが広がる。今までペーパーフィルターで淹れたコーヒーを飲んでいたが、「本当の味を知らなかったのかもしれない」と思った。それくらい濃厚で芳醇な味だった。
ただ、ひとつ言っておきたいのは、ペーパーフィルターにはペーパーフィルターの良さがあるということ。豆のオイル分を紙がキャッチする分、さっぱりとした味わいになるので、軽めのコーヒーが飲みたい時はこちらがオススメだ。その時の気分に合わせて、ペーパーとゴールドフィルターを使い分けるのがいいだろう。
朝の1杯、休憩時の1杯をもっと美味しく、豊かにしてくれるゴールドフィルター。コーヒー好きなら、ぜひその味を試してほしい。
ITEM DATA
Cores ゴールドフィルター C246BK/C286BK
C246BK(2~4杯用)3,300円/C286BK(2~8杯用)3,850円
粗めのメッシュに純金をコーティングしたゴールドフィルター。豆のうまみであるオイル分が十分に抽出できるから、スペシャリティコーヒーの芳醇な味わいが存分に楽しめる。