【自転車カスタム】一生付き合っていける魅惑のフレームをご紹介!【オールドMTB編】
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    【自転車カスタム#4】一生付き合っていける魅惑のフレームをご紹介!【オールドMTB編】

    2021.11.25

    これまで3回にわたり“自分だけのカスタム自転車”をテーマにご紹介してきた本連載。自分だけの1台を組んでみたいと思っている人も多いのではないでしょうか!?

    前回はNJSフレームをご紹介しましたが、最終回でもある連載4回目の本記事では、オールドスクールMTBカスタムにオススメのフレームをご紹介します!

    Photos:TATSUYA IRIE
    Edit&Text:KAZUYUKI NOMURA

    80〜-90’sの雰囲気がたまらない! オールドMTBフレームの魅力とは!?

    教えてくれた人 CRUMB WORKSオーナー 松本圭太さん

    お話しを聞いたのは、オールドスクールMTBカスタムを得意とする、東京・中野のバイシクルショップ「CRUMB CYCLES(クラムサイクルズ)のオーナー松本さん。連載第2回目に続き、今回はベースにオススメのオールドMTBフレームを教えてもらいました。

    「80〜90年代には当時の流行もあり、多くのメーカーがMTBを生産していました。最近では海外でも人気となっており価格は高騰気味ですが、状態が良いものもまだ沢山残っています。魅力はやはり80〜90年代ならではのカラーリング、デザインではないでしょうか。手の込んだグラフィックや色使い、今の自転車にはない当時ならではの雰囲気がとても魅力的に映ります。フレーム自体のつくりもとてもしっかりとしており、ひと昔前のフレームながら今でも全然問題なく乗れます。今は早い人たちの間ですでに火がついていますが、街乗りにもぴったりですし、これからもっと人気になっていくのではないでしょうか」

    思わずほしくなる! オールドMTBフレームをピックアップ

    ♯01 NISHIIKI Ariel

    80〜90年代にMTBシーンを席巻し、海外にも輸出されていたNISHIKIブランドのフレーム。現在でもパイプワークの美しさや、希少性もありファンの多いブランドだ。アリエルシリーズからの1本は状態も良く、丈夫で信頼性の高いクロモリも見所のひとつ。完成のイメージを膨らませるだけでも面白い。

    ♯2 GT BRAVADO all terra

    80〜90年代らしいカラー使いやフォントも魅力的なGTのBRAVADOフレーム。1990年代中頃に登場した1台は、トリプルトライアングルの特徴的なフレーム形状を備えた個性的なつくりも魅力。サスペンション付きのフロントフォークも当時もの。当時からMTBに力を入れているメーカーだけに、凝ったつくりとなっている。

    ♯03 RALEIGH HIGH LANDER

    ♯03 RALEIGH HIGH LANDER

    イギリスの伝統ある正統派ブランド、RALEIG(ラレー)の90年代前半のフレーム。特徴的なカラーリングは今見ても新鮮で、とってもオシャレ! MTBフレームながらシティークルーザー向きなつくりとなっているのもポイント。当時っぽくオールドな雰囲気で組むのも良し、最新パーツを入れて快適に組むのも良し。

    ♯04 FUJI DEL REY

    FUJI DEL REY

    長い歴史をもつメーカーであるFUJIからリリースされていたDEL RAYフレーム。こちらは90年代前半につくられたもので、青と黄色のツートンカラーがとってもオールドスクールな雰囲気。メジャーブランドのものながら、オールドスクールMTBフレームのなかでも意外と玉数は多くなく、人と被らないので狙い目。

    ♯05 BRIDGESTONE WILD WEST

    ブリヂストンサイクルが90年代に販売した本格派MTB。当時大人気だったARAYAのマディフォックスと共に人気となり、現在でも根強い人気を誇る。量産されていたため玉数も多く、個人売買サイトなどで格安で手にいれることも可能。オールドMTB入門にもオススメのフレームだ。

    【取材協力】

    CRUMB WORKS

    CRUMB WORKS

    住所:東京都中野区中央4-42-11
    TEL:03-6338-0537
    営業時間:11:00〜20:00(月・木休)

    【自転車カスタムの連載一覧】
    ▶第一弾:パパチャリカスタム
    ▶第二弾:オールドスクールMTBカスタム
    ▶第三弾:NJSフレーム紹介

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