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忙しい日々をおくる大人の男なら、ほっとひと息つける“自分の城”にはこだわりたいもの。デザイン性の高いアイテムや、品質にこだわった本物志向の極上ファニチャーをご紹介。

2016年のインテリアの
キーワードは「職人技術」

 2016年のインテリアのトレンドキーワードのひとつが「artisanal(職人技)」。家具や日用品に、職人が作った一点モノや伝統品など、職人技を感じさせるものを取り入れることで、部屋に高級感をプラスしてくれる。

職人技といえば
やっぱり日本

 民族デザインの寝具や食器、素朴な手作りの道具など、職人技術が光る家具や道具は昔から世界各地で人々の暮らしの中に取り入れられてきているが、やはり注目したいのはメイド・イン・ジャパンのアイテム。日本の職人による伝統的な家具や工芸品がその品質の高さから、海外で広く浸透してきているのだ。また、機能性以外にも、モダンな雰囲気のインテリアと並べても、空間に独特の「和」テイストをプラスしてくれる。職人技を感じさせるような家具と人工的な素材やプラスチック家具などを組み合わせることで、モノが持つ個性が互いを引き立たせあうのだ。今年は、旅先でも職人技の光るアイテムを探しながら歩くのも面白いだろう。2016年のインテリアでは、「ミックスする」ことも大事な要素になっているので、色々な組み合わせを楽しみながら、職人が手間暇かけてつくりあげた温かみのある作品たちに囲まれて、のんびりと過ごしてみるのもオツといえる。
 職人技が光る家具にはそれ相応の価格が設定されているが、大事に扱えば一生物として付き合っていくこともできるし、親子代々引き継いでいくものにもなりえる。そう考えれば、コスパも悪くない。むしろ、物を長く使うことは、資源を無駄にしないという観点から見ても現代的。そんなことを踏まえながら、自分好みの逸品を見つけてみよう。