Photos/Kenichi Sukegawa
Styling/Kaname Terakubo
Model/Alexis D
価格は2015年9月13日時点のものです
空気が澄み、紅葉も楽しめる秋の軽登山。お洒落にも手を抜きたくないなら、シックなトーン使いを意識して、大人っぽくコーディネートするのが今季流。
「軽登山やちょっとしたハイキングでも機能性は重要。特にこれからの時期なら、動きやすさだけでなく防寒対策もマストです。その前提のうえで、山でも気軽にお洒落を楽しみたいなら、ブラックのワントーンコーデがおすすめ。ブラックは定番色として、ジャケットもパンツも各メーカーから必ずと言っていいほどリリースされています。また、ブラックは普段でも取り入れやすいので、山登りの時以外でも街着として着用できます。インナーにアクセントとなるカラーを取り入れれば、より引き締まって見えますよ」
スタイリスト 寺久保要 メンズファッション誌やライフスタイル誌、カタログや広告、芸能人のスタイリングなど幅広く活躍するスタイリスト。自身も大のルアーフィッシング好きとあり、アウトドアファッションも得意。
家族や友人と気軽に楽しめる外遊びの代表格、キャンプ。オーバースペックではない、街で着ても快適に過ごせるリラックスウェアをバランス良くチョイスするのが◎。
「キャンプ場でソフトシェルやナイロンジャケットなどを着ている人をよく見かけますが、BBQや焚火などをすることを考えると、火に弱いそれらのジャケットは避けたほうが無難。おすすめなのはフリース素材。今季ならトレンドカラーのバーガンディーを取り入れて、クラシカルな雰囲気でまとめるのがおすすめです。インナーやパンツにアースカラーを取り入れると、全体的に統一感がでると思いますよ。そのまま街に行っても違和感のない、大人のキャンプスタイルを目指しましょう」
夏フェスは一段落したものの、まだまだ秋フェスが各地で開催される様子。防寒性と動きやすさを意識しながらも、カラーリングでフェスっぽさをしっかり演出したい。
「最近ではすっかりお洒落な人が増えた秋フェス。熱狂的な夏フェスと違い、ゆったりと音楽を楽しむ人が多い印象です。アウトドアでは気温や天候の変化はつきもの。機能的な素材、動きやすさなどを重視したアイテムチョイスが大前提となります。特に暑くなったらすぐに脱げて、コンパクトに収納できるナイロンジャケットは1枚持っておくととても便利。柄は大柄なものだと子供っぽく見えてしまうので、細かな柄がおすすめ。また、カラーは今季狙うならイエローやパープル、グリーンなどが人と被りにくいと思います」