空前のキャンプブームとサウナブームで、高まってきたアウトドアサウナ人気。テントの中で薪ストーブを燃焼させてサウナを楽しむサウナ専用テントを湖畔に立てて、本場フィンランドさながらのサウナスタイルは、アウトドアならではの贅沢だ。銭湯との大きな違いは、サウナから上がって汗だくで火照った体を大自然の解放感の中で冷やしてリラックスできること。 サウナから上がってすぐに冷たい湖や川の水でクールダウンさせる格別な“ととのう”を、冬キャンプでぜひ味わってみよう。
テントサウナMFP3 132,000円/ベーレク(株式会社アブレイズTEL:045-810-1815)、ホーリーサウナハット9,350円、ウッドうちわ5,280円/グッドモーニングサウナ(クレセントグースTEL:022-213-2505)、カシミアサウナガウン49,500円、サウナショーツ7,150円/ワンサウナ(リバティシップTEL:0985-77-6858)
①ストーブの煙突をサウナテントの外に出し、ストーブにサウナストーン(香花石)を積む
②しっかり熱くなったサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」。水にはアロマオイルを入れておくと香りも楽しめる。香りは温度で変わってしまうため、高温で一番良い香りがでる専用のアロマオイルがおすすめ
③ヴィヒタをサウナテント内に置いて香りを楽しむ。体を叩いて代謝をあげてもいい
④体が熱くなったらサウナテントから出て身も開放。冬なら外気でも十分だが、凍結寸前の湖や川で冷やすのもよし
ヴィヒタとは白樺の若い枝葉を束ねたもので、サウナ内に置いて香を楽しんだり、全身を叩いたり包んだりするもの。白樺の芳香が広がるとまるで森林浴をしているかのような気分を味わえ、体を叩くことで肌の血行と新進代謝が促進。白樺のエキスにはスキンケア効果もあると言われている。
乾燥白樺ヴィヒタ3束セット7,590円/スカイスパ横浜(国際企業株式会社TEL:045-453-2283)
新潟県長岡市、燕市の職人による「へら絞り」で一点ずつ手づくりされた銅製のもの。日本の工芸品らしい美しさは見ているだけでも飽きないが、穴の大きさ、形、数、間隔、位置などはロウリュ用に調整されたもの。ひしゃく側面の3つの穴から、3本の美しい線を描いて流れ落ちた水がサウナストーンに当たれば、心地良い音が流れ出す。
コッパーロウリュひしゃく4,950円、コッパーロウリュ桶14,850円/ともに、ファイヤーサイド(ファイヤーサイド株式会社TEL:0265-82-4676)
体を預けるだけで自動的にリラックスできるポジションに移行するオートリクライニング機能を搭載したニーモの名作。ハンモックで寝ているような感覚すら味わえるスウィングチェアは、ベントフレームを採用、脚の幅を広げることで座面高を下げ、使用時の快適性と安定感を高めている。
スターゲイズ リクライナー ラグジュアリー25,850円/ニーモ(イワタニ・プリムスTEL:03-3555-5605)