暮らし・住まい
慣れない自宅作業でもしっかり集中
テレワークが捗る便利グッズ5選
2020.05.27
コロナウィルス感染予防のため導入が進んだテレワーク。IT系を中心に、制度として定着した企業も多くある。
テレワークのメリットである、通勤ラッシュのストレスがない、自分のペースで仕事ができるといった点は、多くの利用者から好評を得た。しかし一方で、会社とは違い、作業に集中にできる環境が整っていないため、効率が悪いと悩んでいる人もいるのではないだろうか？ そこで自宅でのテレワークを快適にしてくれる便利グッズを紹介する。
Edit&Text：SHINSUKE UMENAKA（verb）
姿勢を正し、熱暴走を防ぐPCスタンドは必須
自宅の、あるいは会社から持ち帰ったノートパソコンでテレワークしている人も多いだろうが、大半の人は書斎やワークスペースがなく、リビングのテーブルやソファに座りながらパソコンを開いているのでは？ そこで問題になるのが、ノートパソコンの角度・高さや排熱だ。テーブルや椅子の高さが合わず、画面を覗き込むような姿勢で長時間パソコンを使っていると、腰痛や肩こりの原因に。また、テーブルや膝の上にパソコンをのせて作業していると底面の熱が解消されず、熱暴走を引き起こすこともある。それを解消してくれるのが、PCスタンドだ。
ITEM DATA
ボヤタ「折りたたみ式 ノートPCスタンド」
5,499円
ノートPCを台座に載せることで、視線の高さを上げ、さらに傾斜角度を0°～45°まで微調整することで、作業時の姿勢をよくすることができる折りたたみ式のノートPCスタンド。高品質のアルミ合金を使用しており、20kgまでの重さに耐えられる。また、折りたたみ式なので、使わないときは収納したり、外出時に持ち運ぶこともできるのも◎。
周囲の生活音も拾える骨伝導イヤフォンが最適
作業に集中するために音楽を聴きたい、リモート会議に参加するのでイヤフォンがほしい。その一方で宅配便などによるインターフォンの音や、子どもの泣き声など、周囲の生活音も耳に入れたいと思うことも多いだろう。そんなときは骨伝導タイプのイヤフォンが最適。耳を介さずに振動で音を伝えるため、音楽を聴きながら、周囲の音を十分に拾うことができる。席を立ったり、物を取ったり、PC作業中とはいえ離席することもあるので、ワイヤレスのものを選ぶのがオススメだ。
ITEM DATA
AfterShokz Aeropex「Bluetooth 骨伝導ワイヤレスヘッドホン」
従来の製品よりも30％小型化し、15％軽量化（重量はたった26g）したタイプなので長時間装着していても疲れない。また、1回の充電で8時間の連続再生/通話が可能な点も好印象。また、雨や汗で濡れても問題ない生活防水設計なので、ランニングなどスポーツをするときにも使える。
真空断熱マグで珈琲が冷めない、ぬるくならない
デスクワークの相棒ともいえるホットドリンク。ホットコーヒーや紅茶、あるいは緑茶など、香りも楽しめる飲み物を淹れたのはいいけれど、あっという間に冷めてしまい、いつも残してしまう。そんな人も多いのではないだろうか？ そこでオススメなのが、保温・保冷マグ。アイスでもホットでも、長時間、飲み頃の温度をキープしてくれる。蓋がついているか、洗いやすい構造なのか、そして保温・保冷性能などを比べながら、吟味したいところだが、そんなさまざまな要望を高水準で満たしている、こちらはいかがだろうか？
ITEM DATA
ALNAE「保温マグカップ」
飲み頃を数時間キープできる抜群の保温・保冷性能に加え、真空断熱二重構造のため、外側が熱くなったり、結露でテーブルが過度に濡れてしまう心配もない。また飲み口が大口にデザインされているので、直接ドリップすることも可能でコーヒー派にはうれしい。飲み口付きの開閉式蓋と完全閉じの平蓋の２種類の蓋も付いている。
長時間のデスクワークでも腰やお尻が痛くならない
日頃から自宅で仕事ができる環境を整えていないと、困るのがデスクと椅子だ。ちょっとした作業ならとくに問題はないが、長時間リビングテーブルやソファでPCを使っているとどうしてもお尻や腰、あるいか肩が痛くなってくる。集中力も削がれ、効率が悪くなる原因になりかねない。かといって、デスクチェアも意外と値段が張るため、躊躇してしまうもの。そこでオススメなのが、普段使っている椅子に設置することで負荷が劇的に和らぐ、低反発クッションだ。
ITEM DATA
ikstar「ヘルスケア座布団 低反発クッション」
3,980円
独特のU型構造で尾てい骨を優しくケアし、柔らかな座り心地と安定性を両立した低反発クッション。座るだけで自然に前傾する姿勢が保てるようなデザインになっているため、腰やお尻に負担が掛からない正しい座り姿勢がキープできる。また低反発のボリウレタンを採用しているため、サポート力が強く、長時間を座っても形崩れしない優れもの。
意外と盲点。複数の周辺機器を接続する人はポートを拡張
外付けのハードディスクにデータをバックアップしながら、携帯電話も充電。さらに撮影した画像も読み込みたい。そんな風に複数の周辺機器をノートパソコンにつなぎながら作業をする人はUSBポートを拡張することができるマルチポートアダプターがあると捗る。いちいちUSBを抜き差しせずに作業ができるので、データの読み込み速度や使用するディバイスの種類や数を見極めて選びたいところ。今回はType-Cのこちらをセレクトしたので、ぜひ参考にしてほしい。
ITEM DATA
Satechi「Type-C アルミニウム マルチ USB-Cハブ」
Macbookなどの製品で採用されているType-Cポートに接続するタイプのマルチハブで、4K HDMIやLANポート、USB Type-Aポート（3個）のほか、SD/Micro SDのカードスロットなどが同時に利用できる。ACアダプタや専用のドライバーをインストールする必要がないので、パソコンに詳しくない人でもすぐに使える。
