GOODA
vol.31 INDEX

腕時計。それは大人の男のセンスが最も試されるアイテムだ。最新モデルから長く愛用したい定番モデルまで、こだわりのアイテムを紹介。

アップルウォッチの進化で
スマートウォッチ市場が変わる!?

 アップルウォッチが発売されて1年と数か月。早くも新機種「アップルウォッチ2」が発表された。防水機能が強化され、泳ぐときも着用できるようになったほか、「NIKE」、「HERMES」、「EDITION」らと連携した新たなスタイリッシュデザインのシリーズも予定している。それぞれのブランドがもつ特徴をしっかりと反映させたデザインになっているので、更なるファッション性の向上が期待できるだろう。また、あの社会現象にもなった大ヒットスマホアプリ「ポケモンGO」がアップルウォッチ用に配信されることが決まった。これにより、アップルウォッチを巡るアプリ市場の盛り上がりも予想される。まだまだ、普及したとは言い難いスマートウォッチだが、いよいよその兆候が出てくるかもしれない。

他社からも注目の
新モデルが登場

 そんななか、別のメーカーからも新しいスマートウォッチが発売されている。Sonyが発売した「wena」は、ディスプレイ型ではなくバンド部分にテクノロジーを集約したモデル。むやみに多機能にはせず、無駄を省いたまさに"スマート”な時計を目指している。機能としては、「オサイフケータイ」を利用できるウォレット機能と、スマホやタブレットと連動し、着信があった際に振動やライトの点滅などで共有できるお知らせ機能。そして、活動量計の搭載によって歩数の計測や消費カロリーが分かるアクティビティ機能。これら3つに絞ってベルト部分に集約することで、文字盤はデザイン性の高い状態を維持しているのだ。
 先述以外にも各社揃って新モデルを発売中だが、何れも「ベルト」へのこだわりをひとつの売り出し要素としている。現状は、各社アイデアをカスタムする方向に落ち着いているが、いつスマホのようにブレイクスルーが起こるか分からないほどに、テクノロジーの進歩は目覚ましいものがある。今後もスマートウォッチ市場から目が離せない。