GOODA
vol.22 INDEX

腕時計。それは大人の男のセンスが最も試されるアイテムだ。最新モデルから長く愛用したい定番モデルまで、こだわりのアイテムを紹介。

スマートウォッチの
大本命がついに登場

 体に身に着けて使うウェアラブル端末の代表例で、腕時計のように手首に装着して使うスマートウォッチ。ここ数年ガジェットのトレンドのひとつとして注目されているが、その大本命ともいえる『Apple Watch』がいよいよ登場する。MacやiPhoneなどを生み出したアップルがつくったとあり注目度は高い。以前、調査会社Strategy Analyticsが、Apple Watchがスマートウォッチ市場の54.8%を獲得するとの予想を発表していることや、同社のエグゼクティブディレクターによる、アップルのブランド力、優良アプリの存在、確固たるファンがいることなどから「世界のスマートウォッチ市場の起爆剤になる」との発言からも、期待値の高さが伺える。

時間も連絡も健康管理も
すべてを腕元で

 時計以外の主な機能としては通話、メール、スケジュール確認といったことがiPhoneと連携するため、いちいちバックやポケットからiPhoneを取り出さなくてもよくなる。さらに、心拍数、歩数、1日の消費カロリーなども身に着けておくだけで計測してくれるので、健康管理に役立てるツールとしても活用できる。国内での販売は4月24日を予定しており、価格は最も安いモデルで42,800円。サムスンやソニーなどのメーカーからは類似の商品がすでに販売されているが、世界での販売数は約700万個程度と普及しているとは言えない。このApple Watchの登場で、スマートウォッチ市場、ひいては時計市場がどう変化していくのか、注目だ。