GOODA
vol.22 INDEX

GOODA流
トレンドサーチ
日ごとに春らしくなるこの季節のお洒落はカラーやサイジングなど、トレンドをしっかりキャッチすることが大切。「ステンカラーコート」「チロリアンシューズ」「デニム」といった春の装いで重宝するアイテムのポイントを編集部がレクチャーしよう。
Photos:TATSUYA YAMANAKA(Q+A)
Styling:MARIKO KAWADA
Hair&Make:MICHINORI KIKUCHI

ボーダーニット2万9,160円/ルトロワ、デニム3万4,560円/ジーティーアー(ともに、八木通商TEL:03-6809-2183)、メガネ3万6,450円/ライツ ジャーマニー(ブリンク・ベースTEL:03-3401-2835)

肌寒ければ羽織り、日差しが強まれば、脱ぐ。天候が変わりやすい春に重宝するコートといえば、ステンカラーコートだ。華やかな色合いとシルエットに注意して、こだわりの一着を探そう。

Traditional Weatherwear
トラディショナル ウェザーウェア
4万6,440円/トラディショナル ウェザーウェア
(トラディショナル ウェザーウェア青山店
TEL:03-6418-5712)

ビビッドカラーで
スタイルに華やかさを添えて

春の気まぐれな天気に対応するステンカラーコート。今季はネイビーや黒といった定番色を抑えビビッドカラーの人気が急浮上。春らしい軽快感も演出できるうえ、着こなしのポイント作りに最適だ。

デザインは
“ベーシック”を心がけよ

「ベーシック」がこの春のトレンドキーワード。よってデザインはステンカラーのような王道デザインが大本命。余分な飾り気のないシンプルコートをサラッと羽織るのがこの春の気分なのだ。

Aラインを際立たせる
ハリ感のある素材がマスト

肩から裾にかけての“Aライン”と呼ばれるシルエットがコートの最大の魅せ場。よって素材はAラインの美しさが際立つハリのあるコットンやナイロン素材のものを選ぼう。

“襟立て”をフル活用して
こなれ感を演出

わざと襟を立てて着るのも大人っぽく見せるスタイリングのコツ。たとえば、ステンカラーなら、襟を立ててチンストラップを留めれば、首回りに洒脱なアクセントを演出できる。

こだわりのディテールが
着こなしを格上げする

コート内の蒸れを防ぐ脇の下のベンチレーションや英国テイストな小ぶりのチケットポケットなどディテールにもこだわりたい。機能性はもちろん、さり気ないアクセントとしても真価を発揮する。

ビビッドカラーを存分に活かした
スポーツミックススタイル

艶感のある綺麗なコットン生地のコートには、スポーティなミックススタイルがよく合う。ヘッドウェアはベースボールキャップ、スウェットパンツにはハイテク感の強い配色のランニングシューズを合わせ、下半身をまとめる。さらにインナーのフォトプリントが洗練されたシティボーイ感をプラスしてくれる。

パーカー1万4,580円/ロジャー リドル(ティンクTEL:06-4704-2525)、スウェットパンツ1万5,120円(ハイランドパークTEL:0120-008-058)、スニーカー1万4,040円/リーボック クラシック(リーボック アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033)、BBキャップ5,400円(ニューエラTEL:03-5773-6733)

カジュアルなスタイリングも
派手色ステンカラーで洗練された印象に

シャンブレーシャツにデニムという男らしいカジュアルスタイルも、ステンカラーコートを羽織れば、洗練されたイメージに一変する。デニムもカラーバランスを考えると清潔感のあるホワイトデニムがベターだ。足元は上質なチロリアンシューズで、シンプルなコーディネートにひと工夫を。

デニムシャツ2万520円/カトー(チームキットTEL:075-223-3005)、デ二ムパンツ2万7,000円/アイテム デ二ム(ハンドイントゥリーショウルームTEL:03-5775-7813)、靴6万8,040円/パラブーツ(パラブーツ青山店TEL:03-5766-6688)

天候が変わりやすい春に重宝するステンカラーコート。ビビッドカラーを選んであたたかな街に繰り出そう。