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　大画面かつ高画質を追求した次世代テレビ・4Kテレビ。2013年ごろから業界で話題となり、2014年のワールドカップイヤーのタイミングで一気にユーザーも広がると予想されていたが、いまだ普及したとは言えないのが実情。しかし、2015年にいよいよ4Kテレビが本格的に普及するかもしれない。その理由がコンテンツの充実。これまで4Kテレビという言葉だが先行し、それに対応したコンテンツがほとんどなかったのだが、2015年の3月から『スカパー！』が、国内初の一般向け4K専門チャンネル『スカパー！4K映画』『スカパー!4K総合』をスタートさせた。これを皮切りに、他社からも4K向けのサービスを始めることが考えられる。

　さらに、アメリカ・ラスベガスで毎年開催される世界最大級の家電見本市『CES（コンシューマー・エレクトロニクス・ショー）』で、ソニーやシャープがAndroid OSを搭載した『Android TV』を展示し話題を集めた。スマートフォンに搭載されているAndroidがテレビにも搭載されることで、アプリや動画サービスなどスマートフォンやタブレットで使っていたサービスを大画面で楽しめるようになる。もはや、テレビは番組などを見るものではなく、インターネットを通じて、様々なサービスを楽しむための大画面ディスプレイに変化していくといえるだろう。2015年はこれまでのテレビのあり方が変わるかもしれない注目の年だ。