暖を極めれば夏より快適!冬こそGoToキャンプ

テント198,000円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンターTEL:0120-307-560)

「キャンプ=夏」という認識の人も多いだろう。
しかし、冬は空気が澄んでいて、
虫に悩まされることがない。
しかも、起こした火のありがたみを
身をもって体感することができるため
夏には味わえないキャンプの醍醐味が詰まっていると
いえるだろう。

さらにギアの進化によって
格段に暖がとれるようになった。
暖を極めることで、冬キャンが
新しいアクティビティに昇華するはずだ。

Photos : KENGO SHIMIZU
Styling : YONOSUKE KIKUCHI
Text:KOJI SONEHARA

2021.1.15

冬キャンプギア01 テントシューズ

キャンパーのコンディションを保つ
室内履き

頭寒足熱というが、足元が冷えると全身の動きが鈍るような気がする。特に底冷えしがちな冬のテント泊は想像以上に過酷だ。最高気温が一桁台になったら、いつもの防寒具に中綿入りのテントシューズをプラスワン。冷えから足を守るという基本的な機能は外せないが、ルームシューズとして選ぶ以上リラックスできるものでなくてはならない。例えば、NORDISKのモスダウンシューズはアッパーが軽量で室内でのあらゆる体勢にフィットする。ソールは水に強く、地面を踏んでしまったとしても汚れの心配が少ないのも嬉しい。

ノルディスクジャパン ダウンシューズ
ダウンシューズ6,600円/ノルディスクジャパン
(ノルディスクジャパンTEL:03-6885-8206)
NANGA テントシューズ

本格的な寒さから身を守る
ボリューミーな一足

質の高い睡眠は翌日のパフォーマンスに好影響を与えてくれる。日中にたくさん活動するアウトドアでは、夜のうちに身体をしっかりと休めておきたいもの。そういう意味で、テントシューズは決して気休めのものであってはならない。本格的な寒さから身を守るボリューミーな一足に、NANGAのロング丈シューズはいかがだろう。ホワイトダックダウン80-20%を60g使用した最上スペック。ロールダウンすればショートタイプとしても使えるから、さまざまな気温に対応してくれそうだ。

テントシューズ10,780円/NANGA
(NANGA TEL:0120-920-106)

冬キャンプギア02 高機能ダウン

極地用防寒ジャケットの
絶対的な安心感

アンタークティカパーカと名付けられたこのダウンジャケットは、THE NORTH FACEが誇る最高峰の冬季装備。極地でのフィールドワークを想定してつくられたハイスペックなダウンで、強度と保温性に抜かりがなく、もちろん一般的な冬キャンプで味わう程度の寒さなどもはや敵ではない。アウトドアにこなれた人なら、長すぎず短すぎない丈感にも惹かれることだろう。自然の中を歩いたりテントをセッティングする時の動きやすさを確保しながら、腰回りに吹きつける風をシャットアウトするちょうどいい丈感だ。

テント198,000円、ダウンジャケット69,300円/ともにザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンターTEL:0120-307-560)
ザ・ノース・フェイス ダウンジャケット

冬キャンプギア03 ウィンターブーツ

ザ・ノース・フェイス グレーブーティー、キーン カーキスリッポン

ウィンターキャンプの寒さ対策は足元から

モコモコとしたフォルムにキルティング。ダウンジャケットは一度着るとやめられないというが、ウィンターブーツもまたしかり。一般的に中綿の入っているシューズは水に弱いとされるが、GORE-TEX®をはじめとする防水透湿系ハイスペック素材を採用したものなら安心で、スリッポンタイプは、着脱の機会が多いキャンプシーンで意外と重宝する。地面から伝道する本格的な寒さをしのぐウィンターブーツは、キャンプシーンのみならずタウンユースでも活躍するから、この冬買って損はなし。

グレーブーティー24,750円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンターTEL:0120-307-560)、カーキスリッポン7,700円/キーン(キーン・ジャパンTEL:03-6416-4808)、焚き火台14,300円/flames(flames TEL:052-680-8555)
バイオライト キャンプストーブ
キャンプストーブ18,590円/バイオライト
(モンベル・カスタマー・サービスTEL:06-6536-5740)

冬キャンプギア04 バイオライト

焚き火による発電システムは
災害時も活躍

バイオライトは、焚き火の熱を利用した発電システムで、内部のファンで送風し自ら燃焼効率を上げる機構をもつ。アイデアそのものはキャッチーだが実力も侮れない。キャンプとはいえ、モバイルデバイスや照明器具など電気が必要な場面は多いが、このバイオライトを使えば、焚き火でくつろいでいる間にもUSB接続であっという間に充電が完了する。災害への備えとして、車に1台積んでおくのもいいだろう。地震などで避難した先に電気が通っていなかった場合や、土砂崩れや大雪で立ち往生してしまった際に活躍してくれることはいうまでもない。

冬キャンプギア05 ストーブ

寒さ知らずの空間をつくる
リーサルウェポン

寒さに震えて過ごしたり、一生懸命着込んで過ごしたりする時間は、ウインターキャンプならではの醍醐味だが、ギアを駆使して暖かな空間をつくり上げるのもまた正義だ。AladdinとLOGOSのコラボレーションによってつくられた小型のパノラマ ガスストーブは、コンパクトで車に積み込みやすい。Aladdinといえば、通常は灯油を燃料とするがこれはCB缶、いわゆるカセットガスボンベで稼働する。コンビニエンスストアでも手に入り、なおかつバーナーをはじめさまざまなキャンプギアと共有できる燃料だから利便性は抜群に高い。

ガスストーブ43,780円/LOGOS×SENGOKU ALADDIN(ロゴスコーポレーション・コンシューマ係TEL:0120-654-219)
LOGOS×SENGOKU ALADDIN ガスストーブ