GOODA
vol.27 INDEX

大人の男ならば、仕事以外のOFF時間も充実しているはず。世界をもっと広くする、至福の趣味アイテムを紹介しよう。

ワンランク上の愛煙家に
なるための嗜み品とは?

どれだけタバコ税があがろうと、どれだけ肩身の狭い思いをしようとも、タバコを愛して病まない人もいるだろう。そんな愛煙家のみなさまにオススメしたいのが、喫煙者だからこその逸品を所持するということ。まずはその入門として、Zippoを手にいれよう。Zippoと言えば、長い歴史と世界的な普及率の高さからオイルライターの代名詞となっている。外側のケースにブラッシュド加工、ハイポリッシュ加工、シルバーメッキ、古美仕上げ、クラックル加工など、様々な意匠を凝らすことで豊富なバリエーションが生じており、世界各国に収集家が存在するほどの人気を誇り、シンプルでタフな作りになっているため、10年以上使っているという人も多い。価格は数千円から数百万と幅広く、たとえ、安価なものでも、長年の使用で愛着がわき、唯一無二の宝物となることもZippoの人気の秘密だろう。

長年愛用できる
永久無償修理制度

しかし、使用するものというのはどんなに大切に扱ったとしても壊れるもの。それは、タフなつくりがウリのひとつのZippoも例外ではない。ふたが取れた、落として曲がった、踏んで凹んだ、着火できなくなったなど、さまざまな故障がおきるだろう。だがここで注目したいのは、Zippo社には、“永久に”、“無償”で、修理を行なってくれる「永久無償修理制度」というサービスがあること。繰り返すが“永久”に、しかも、“無償”で修理を行なってくれるのだ。しかも、依頼する時には保証書なども必要ない。これは「余程のことがない限り壊れない」という自社製品に対する絶対的な自信に裏付けられている。そして、Zippo社の創業者以来の精神でもあり、ビジネス・ツールでもあるのだ。
こんなエピソードがある。あるとき、修理から返ってきたZippoをみると、フリント(発火石)2個に「あなたのライターを修理する機会をいただき、ありがとうございました」と、お礼の文までついていたとか。