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登山やトレッキングに使うような本格アウトドアアイテムをタウンユースに取り入れるのがトレンドだ。ただ、違和感なくコーディネートを完成させるには、それなりのセンスが要求される。そこで今号ではバックパック、マウンテンブーツ、クライミングパンツを使った鉄板スタイルをご紹介。

Photos:TATSUYA YAMANAKA(Q+A)
Styling:MARIKO KAWADA
Hair&Make:MICHINORI KIKUCHI
Special Thanks: BROTURES HARAJUKU
Special Thanks: Musashi University

バックパックの機能はいたって合理的だ。収納力を充分に持たせ、両肩で背負える二つのストラップはクッションを利かせ負担を軽減。だから、ドリンクを持ちながらの通話も、自転車通勤も楽々。仕事をアクティブにこなす都会派にとってはもはや常識なのだ。

ARC’TERYX
アロー22 バックパック リュック
21,800円
(ee-shopping)

妥協を許さないモノづくりで愛されるアークテリクスのバックパック。余計な装飾のないシンプルなデザインでジャケットにも合わせやすい。

足首をホールドすることで疲れにくく、ナイロン地のものは通気性も抜群。長距離トレッキングに対応するマウンテンブーツこそ、完璧な機能靴といえる。街で履くなら、丈感やシルエットを吟味しスラックスとコーディネート。一見ミスマッチな雰囲気が今どきっぽい。

Timberland
アースキーパーズ
アドベンチャー ツーポイントゼロ
12,700円
(LOCOMALL)

ご存じTimberlandのマウンテンブーツ。タウンユースにも似合う洒落たデザインが特徴的。アウトソールは再生ゴム素材を使用した地球にやさしくトラクションに優れたソールになっている。

DANNER
マウンテン パス
51,840円
(mischief)

「MOUNTAIN LIGHT」をタウン向けにアレンジしたモデルがこの「MOUNTAIN PASS」だ。アウトソールにビブラム・クレッターリフトを採用、ミッドソールも素材を変更して、フィット性を向上させている。

Columbia
マドルガ ピーク 5 マウンテンブーツ
8,490円
(sportsmart)

高い強度を誇り、防水透湿性やクッション性、グリップ力に優れた、バランスの取れた登山ブーツ。日本人の足に合わせて設計されたラストで足入れが良く、ホールド性も抜群。

個性的なルックスのマウンテンブーツとスラックスのマッチングは高難度。スタイリストに聞けば秘訣は裾周りにあるらしい。
「マウンテンブーツはボリュームがあるので、フルレングスのスラックスは合わせにくいですね。ダブルカフでアクセントを作ったり、7〜9分のクロップド丈を選んでマウンテンブーツを主役にするくらいの意識で」
視線をマウンテンブーツに集めるべく、裾や丈に特徴のあるスラックスを選ぶのがポイントだ。

Stylist 川田真梨子
幅広くメンズ誌で活躍中のスタイリスト。女性ならではの観点からリアルなコーディネートを提案する。

シックでシンプルなデザインが多いクライミングパンツは、テーパードが強く入ったシルエットでまさにトレンド。レザーシューズを合わせてスラックス感覚で履いてもお洒落。機能性を備えたクライミングパンツは、アクティブになりたい初夏に頼れる存在だ。

GRAMICCI
グラミチパンツ
8,990円
(jarana)

タウンユースとして愛用する人も多い、グラミチの定番アイテム「グラミチパンツ」。肌触りの良いリングスパンコットンツイルを使用しつつ、ハードなクライミングに耐えられるよう頑強に縫製されてある。

finetrack
ストームゴージュ アルパインパンツ
17,820円
(YOSHIKI P2)

多少の雨や雪なら弾はじく優れた撥水性。さらに、高密度による高い防風性と耐久力を誇る。立体デザインにより、ストレスフリーな動きやすさも実現。

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