

暮らし・住まい
機内持ち込みにおすすめのスーツケース・キャリーケース25選!サイズも解説
2025.04.28
泊数が少ない旅行や出張のお伴には、機内持ち込み可能なキャリーケース(スーツケース)がおすすめだ。預ける手間も、空港での荷物待ちの時間もすべて省けるためスムーズ。限りある時間を有効に使えるうえに、ロストバゲージのリスクも回避できる。
とはいっても、機内に何でも持ち込めるわけではない。航空機への手荷物持ち込みには規定があり、サイズや重量が限られる。当然キャリーケースの容量にも限りがあるため、いかに効率良く荷物を詰められるかも重要。快適に使うためには、さまざまなチェックポイントを押さえておきたいところだ。
今回は、機内持ち込みにおすすめのキャリーケースを紹介。選び方も解説するため、何を選べば良いか迷っている場合はぜひ参考にしてほしい。
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機内持ち込み可能なキャリーケースのサイズとは?

photo by Taylor Beach on Unsplash
機内に持ち込める手荷物は、航空会社によってサイズや重量で制限されている。大手のANAとJALでは、国内線における手荷物の規定を以下の通り定めている。
●ANA/JALにおける手荷物ルール(飛行機の座席数が100席以上の場合)
・55×40×25cm以内
・3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内
・総重量(手荷物+身の回り品)は1人あたり10kgまで
ソラシドエア、スカイマークなどの多くの航空会社がこの基準に合わせているのが現状だ。しかし、以下のような例外もある。
●ANA/JALにおける手荷物ルール(100席未満の場合)
・45×35×20cm以内
・3辺の和が100cm以内10kgまで
・総重量は1人あたり10kgまで
●ジェットスターの機内持込手荷物の条件
・56×36×23cm以内
・総重量は7kgまで(オプションを追加した場合は例外)
説明の通り、細かな規定は航空会社によって異なる。普段利用する航空会社を固定している場合は、1社の基準に合わせればOKだ。一方、さまざまな航空会社を利用する場合は、一番最小のサイズに合わせておくのが無難。搭乗前には、必ず利用する航空会社の規定やルールを確認しておこう。
機内持ち込みにおすすめのキャリーケース25選
ここからは、機内持ち込みにおすすめのキャリーケースを25種類紹介する。人気ブランドのモノやリーズナブルな製品、一生使える高級品を幅広くピックアップした。個性豊かなアイテムから、お気に入りを見つけてほしい。
【キャスターが取れる】TIERRAL TORERU Sサイズ

参考価格:19,580円/photo by 楽天市場
環境に配慮した素材を使用するスーツケースブランド「TIERRAL」。「TORERU」シリーズは、キャスターをワンタッチで取り外し可能。メンテナンスや収納の際に便利な機能だ。4輪静音ダブルキャスターを採用しており、路面を問わずスムーズに走行しやすい。

フロントオープン仕様で、整理整頓や荷物の出し入れが便利。メイン収納部分には、収納力が高いアウトフラットタイプを採用したうえに、容量拡張機能を搭載している。旅先で荷物が増えがちな人におすすめだ。
Sサイズは、1〜3日の旅行に適しており、もちろん機内持ち込み可能。素材のPET樹脂の特徴により、鮮やかで高級感のあるカラーを楽しめる。
【出張におすすめ】LEGEND WALKER スマートビジネスキャリー 6203-50

参考価格:27,280円/photo by 楽天市場
鏡面加工を施した、スタイリッシュな佇まいのキャリーケース。ビジネスシーンを想定したデザインで、デキる印象を醸し出す。フロントオープンポケットや、2つのTSAロックを搭載した高機能モデルであり、出張の相棒におすすめだ。

素材はポリカーボネート100%で、タフなつくり。上2箇所にはコーナーパッドを搭載しており、衝撃に強い。開閉部分は細フレームで、セキュリティの観点でも安心感が高い。
キャスターには、高品質の「日乃本キャスター」を使用。静音性が高く、安定感のある走りを実現している。
【驚くべき軽量性】Samsonite シーライト スピナー55 エキスパンダブル

参考価格:82,500円/photo by 楽天市場
1910年にアメリカ、コロラド州で創業した大手スーツケースメーカー「サムソナイト」。ヨーロッパ製コレクションである「シーライト」は、美しいシルエットが魅力的。上質なデザインは去ることながら、驚くべき軽量性と快適性を実現している。

機内持ち込みに対応した「スピナー55 エキスパンダブル」は、重さ約2.1kgとかなり軽量。スムーズな走行のダブルホイールを備えており、公共交通機関での移動にもおすすめだ。
USBポートや、容量を拡張できるエキスパンダブル機能など、プラスの機能も充実。本体には耐衝撃性に優れた「Curv®」、内部にはペットボトル原料の再生素材「Recyclex™」を採用している。
【洗える裏地で衛生的】Samsonite ハイファイ スピナー55 エキスパンダブル

参考価格:40,700円/photo by 楽天市場
同じく「サムソナイト」が手がけるキャリーケース。ポリプロピレン素材を採用した「ハイファイ」は、軽量かつ、耐久性に優れている。機内持ち込み可能な「スピナー55 エキスパンダブル」サイズの重量は2.5kg。上で紹介したシーライトよりは重量があるが、それでもかなり軽量といえる。国内旅行のお伴におすすめだ。
内装の裏地を洗濯できるため、メンテナンスをしながら、長く愛用しやすい。内部の小分けポケットやクロスストラップなどが充実しており、使い勝手に優れた逸品だ。
【サムソナイトのソフトキャリー】Samsonite ストラリウム スピナー55 エキスパンダブル

参考価格:19,305円/photo by 楽天市場
サムソナイト製品のなかでは比較的手頃な、ソフトタイプのキャリーケース。内外共にポケットが充実しており、整理整頓がしやすい。拡張機能を搭載している点もポイントだ。
カラーは、ブラック、ネイビー、ダークグリーンの3色。イエローのアクセントカラーがおしゃれなモダンなデザインも魅力。重量は2.9kgと十分軽量だ。
【こだわりのデザイン】アメリカンツーリスター インスタゴン スピナー55 エキスパンダブル

参考価格:16,500円/photo by 楽天市場
1933年に創業したラゲッジカンパニー「アメリカンツーリスター」。「楽しく」「カラフル」「ファッショナブル」をテーマに、高品質で心踊るデザインのキャリーケースを豊富に展開している。
「インスタゴン」は、マットとグロスの質感や、立体的なデザインにこだわったコレクション。拡張機能が付いた「スピナー55 エキスパンダブル」は、短期間の旅行に適している。シャツの収納に便利なU字ポケットやUSBポートを搭載しており、出張にもおすすめ。さまざまなシーンで活躍してくれるだろう。
【唯一無二のシルエット】トゥミ 19 DEGREE インターナショナル・エクスパンダブル・4ウィール・キャリーオン

参考価格:126,500円/photo by 楽天市場
アメリカ発の高級カバンブランド「トゥミ」。デザイン、品質、技術、機能、全てにおけるこだわりが高く評価され、世界的な支持を得ているブランドだ。著名人、有名人の愛用者も多い。
「19 Degreeコレクション」は、遠くからでも近くからでも美しいデザインが魅力。本体は再生ポリカーボネイト製で、抗菌加工を施している。内装には菌の繁殖を防ぐ仕様を採用し、清潔に使い続けやすい。約5cmの拡張機能やUSBポートなど、便利な機能も充実している。
【ヨーロッパやアジア圏への旅行にも】トゥミ ALPHA インターナショナル・デュアル・アクセス・4ウィール・キャリーオン

参考価格:170,500円/photo by 楽天市場
フロントからも中身にアクセスできるキャリーケース。荷物をささっと出し入れする必要があるシーンにありがたい設計だ。ポケットが充実しており、スーツ用の収納スペースも備えている。ビジネスユースにもおすすめだ。
航空会社の規定によって例外はあるものの、ヨーロッパやアジア圏への旅行の際の機内持ち込み基準をクリアすべく設計している。USBポートを搭載しており、手軽に充電ができるため、長時間の移動の際にも便利。
【一生モノのキャリーケース】RIMOWA Essential キャビン S

参考価格:218,000円/photo by 楽天市場
ドイツ発の老舗スーツケースメーカー「リモワ」。2017年には、ルイ・ヴィトンやディオール、フェンディなどの有名メゾンが名を連ねるラグジュアリー企業「LVMH」グループの一員となった。高クオリティなキャリーケースを世界に送り出している。
「Essential」コレクションは、高性能ポリカーボネート製の頑丈なつくりが特徴。軽量かつ、高性能で耐久性にも優れている。猛暑や雨天などにも強く、中身をしっかり保護してくれる。
こだわりのインテリアもポイント。整理整頓がしやすく、移動中の荷物のズレにも強い。信頼できるスーツケースで旅をしたい人はぜひ。
【フレンチブランドらしいエレガントさが魅力】DELSEY CHATELET AIR 2.0 S

参考価格:41,800円/photo by 楽天市場
プラスチック系スーツケースのパイオニアである「デルセー」。革製品メーカーとケース会社が合併し、パリで誕生したブランドだ。デザイン性と実用性を両方追求したアイテムが、世界的に支持されている。
本製品は、パリの建築物を連想させるこだわりのデザインが目を惹く。ヴィンテージとモダンをどちらも感じられるテイストで、持つだけでこなれ感のある印象に。内装デザインもおしゃれだ。
キャスターは4輪で、なめらかに走行するダブルホイールを搭載。静音性にも優れた特別設計のモノであり、軽やかな旅を実現する。
【静かでなめらかな走行を実現】FREQUENTER リエーヴェ 48cm

参考価格:25,300円/photo by 楽天市場
鞄の一大生産地である兵庫県豊岡市で誕生したブランド「フリクエンター」。ブランド史上最も軽いと謳われる「リエーヴェ」シリーズは、軽量であり、静音性に優れている。女性や子どもでも、ストレスなく持ち運びやすいアイテムだ。
世界一の静粛性を誇るとされる特殊構造タイヤを採用しており、走行音を感じさせないほど静か。2〜3泊にぴったりのSサイズの重量は、約2.7kgと実に軽い。
消臭効果が期待できる内装のデオドラントネームや、横置きにも対応した底足など、細やかな視点も使いやすさにつながっている。ベーシックカラーのほか、ミントグリーンやピンクなど、かわいらしいカラーもラインナップ。
【キャスターストッパー機能を搭載】エース PROTeCA MAXPASS 3

参考価格:79,200円/photo by 楽天市場
大阪発のカバンメーカー「エース」。品質へのこだわりを胸に、世界に向けてさまざまなバッグを販売している。スーツケースブランド「プロテカ」では、日本の職人の力を大事にしたものづくりに取り組んでいる。日本ならではの品質、技術を存分に生かした高機能なラインナップが魅力だ。
なかでも「MAXPASS 3」は、特許取得のキャスターストッパー機能が特徴。車輪を簡単に固定できるため、電車の中や傾斜のある場所での快適性が上がる。また、機内持ち込み可能なコンパクトボディと、40Lの収納力を両立。前面には大きなフロントオープンポケットを備えており、13.3インチまでのパソコンをすっきり収納できる。
落下衝撃テスト、転落テストなど、さまざまな厳しい基準をクリアしている点もポイント。耐衝撃性や耐久性は折り紙付きだ。
【使い勝手抜群】エース ace.TOKYO マルティーグ キャリーケース 31L

参考価格:28,600円/photo by 楽天市場
シンプルなデザインで、出張にも旅行にも持って行きやすいソフトタイプのキャリーケース。大きく開く前ポケットを備えており、良く使うアイテムを入れておける。縦開き仕様で、荷物の出し入れもスムーズだ。
キャスターストッパーが付属しており、キャリーケースを一定の位置に止めておきたい時に便利。電車の揺れにも左右されにくく、快適な移動を叶えられるだろう。
内装の生地は、抗菌加工済み。内部をきれいな状態に保ちやすいアイテムだ。
【コインロッカーに入るSSサイズ】SKYNAVIGATOR SK-0722-41

参考価格:12,100円/photo by 楽天市場
3辺の合計が100cmで、100席未満の飛行機にも持ち込めるキャリーケース。駅のコインロッカーにも入れやすいサイズ感で、さまざまなシーンで救われること間違いなし。それでいて25Lの収納力があり、1〜2泊程度の旅行や出張であれば、快適に使用できるだろう。
キャスターにはドイツのBASF社製のシングルタイプを採用しており、耐久性に自信あり。凹凸のある場所でも、安定感のある操作性を期待できる。
キャリーバーは3段階で調整可能。小さいながら、TSロックをしっかり備えている点もポイント。
【ドイツ×日本の堅牢で繊細なものづくり】BERMAS HERITAGE II No.60530

参考価格:27,500円/photo by 楽天市場
1919年にドイツで創業した「バーマス」。2008年には鞄の3大産地である兵庫県豊岡市の衣川産業がブランドを引き継ぎ、普遍的であることを大事にしながらも時代に合わせたものづくりを行っている。
次世代のスタンダードモデルとして提案している「HERITAGE II」のこだわりは、強靭さと軽さ。伝統的なリブデザインはそのままに、タフなボディを実現しており、しなやかな操作性も兼ね備えている。
「Lisof® SILENT RUN」キャスターは、静音性の高さが特徴。ストッパーが付いており、ストレスフリーな使い心地も叶えている。紛失時の発見率が上がる「TRAVEL SENTRY ID」や、YKK製のダブルコイルファスナーなど、セキュリティ性への配慮も高い。
【北欧デザインがおしゃれ】innovator inv50 38L Cabin

参考価格:23,980円/photo by 楽天市場
スウェーデンのライフスタイルブランドが手がけるキャリーケース。機能美を感じられる無駄のないデザインで、さまざまなシーンにマッチする。カラーラインナップが豊富なため、自分らしい色を選びたい人におすすめだ。
3つの独立した収納スペースがあり、キャリーケース内で荷物を見失うトラブルを避けやすい。ワイドオープンで、ガバッと開けられる点も特徴だ。
キャスターは、日本のHINOMOTO社製。360度回転するダブルキャスターで、小回りが利き、静音性や耐久性にも優れている。ブレーキ機能が付いているため、乗り物のなかでもストレスフリー。
【手頃な価格が嬉しい】多機能キャリーケース Sサイズ

参考価格:6,999円〜/photo by 楽天市場
リーズナブルでありながら、使い勝手に優れたキャリーケース。機内持ち込み可能なSサイズは、容量32L。1泊2日程度の旅行にちょうど良いサイズだ。
見た目はシンプルだが、便利な機能が満載。フロントオープンポケットは、パソコンやガイドブックの収納にぴったり。背面にはドリンクホルダー、側面にはお土産を引っ掛けられる底足フックが付いており、荷物をすべて集約することも夢じゃない。さらにUSBポートだけでなく、typeCポートも搭載。より多くの充電を手軽に行える。
かわいらしいカラーバリエーションも魅力。
【荷物の出し入れがスムーズ】ACTUS フリーズ S 35L

参考価格:15,800円/photo by 楽天市場
ビジネスバッグからランドセルまで、幅広く手がける「協和」発のブランド「ACTUS」の人気のキャリーケース。本体部分と一体化したフロントオープン機能があるため、高頻度で取り出す荷物を上部に入れておけば、取り出しがスムーズ。内部のポケットが充実しており、小物の収納に便利だ。
ほかにも、キャスターのストッパー機能や拡張機能など、あると嬉しい機能が充実。比較的手に取りやすい価格であり、満足度が高いアイテムだ。マット仕様も含め、カラーバリエーションが豊富。
【さまざまな飛行機に持ち込み可能】wise:ly spark2 338-2500

参考価格:10,780円/photo by 楽天市場
コンパクトで、座席数100席未満の飛行機にも持ち込み可能なキャリーケース。サイズはパーツ込みでも、幅34×高さ46×奥行23cm。3辺の和が100cmを切っており、さまざまな機体に手荷物として持ち込めるため、旅の可能性が広がるだろう。
容量は約27Lで、1泊の旅行であれば十分。重量は約2.6kgで、持ち運びが苦になりにくい重さだ。小さいため、コインロッカー利用も検討しやすい。
表面にシボ加工を施しており、傷が目立ちにくい点も嬉しいポイント。キャスターストッパー、TSロックなどの機能を備えていながら、価格がリーズナブル。
【頑丈なつくり】アルミフレーム スーツケース

参考価格:12,600円〜/photo by 楽天市場
本体素材に、変形しにくいABS樹脂とPC樹脂を採用したキャリーケース。アルミフレームやアルミコーナーパッドを組み合わせることで、強度を高めている。ファスナーレスでしっかり密閉できる点も特徴だ。
機内持ち込み可能なSサイズでありながら、容量は40Lを誇る。できるだけ多くの荷物をコンパクトにまとめたい人におすすめだ。
多段階調整が可能なキャリーバー、360度回転の消音キャスター、TSAロックなど、使いやすさも申し分なし。手に取りやすい価格も魅力。
【ミニケースと組み合わせて収納力UP】RIOU スーツケース Sサイズ

参考価格:7,080円〜/photo by 楽天市場
約41Lと、収納力たっぷりのキャリーケース。オプションで、同色のミニケースを付けることが可能。ミニケースはキャリーバーに固定でき、負担感を軽減できる。子どもの荷物を別でまとめたり、容量のプラスに活用したり、マルチに活躍するだろう。
バイカラーでかわいらしい雰囲気もポイント。8色の多彩なカラーがラインナップされている。
【品質に自信あり】New Trip スーツケース Sサイズ GB0701PLUS

参考価格:9,280円〜/photo by 楽天市場
手頃な価格で手に入る、高機能なキャリーケース。TSAロックはもちろん、消音キャスターやストッパー、隠しフックなど、あると嬉しい機能を豊富に備えている。
さまざまな耐久テストを行っている点もポイント。キャスター走行テスト、落下・衝撃テスト、ハンドル耐久テスト、最大耐荷重テスト、防水防滴テストなどの厳しい基準をクリア。通常使用における破損に対して無償で修理を行う1年間保証サービスが付いている。
【かわいらしいカラーラインナップが魅力】グリフィンランド NOBLE DL-2823 Sサイズ

参考価格:13,980円/photo by 楽天市場
2007年に誕生した日本のスーツケースブランド「グリフィンランド」。繊維製品の総合卸を行う老舗「クギマチ」が手がけるブランドだ。
「NOBLE」シリーズは、絶妙なくすみカラーのカラーラインナップが魅力。定番の「おニックスブラック」から、かわいらしい「ペールピンク」や落ち着いた印象の「リーフグリーン」まで、カラーが幅広い。ハーフミラーやマットなど、質感もさまざまだ。
開閉部分には細フレームを採用。フレームを従来より細くすることで、中身の保護性を維持しながら、軽量性も実現している。
【キャリーバーを1cm間隔で調整可能】無印良品 バーを自由に調節できる ハードキャリーケース 36L

参考価格:19,900円/photo by 楽天市場
名前の通り、キャリーバーを好みの高さに調整できるキャリーケース。一般的には、段階的に調整可能なアイテムが多いなか、本製品は1cm間隔で調整できる。さまざまな身長にフィットしやすいため、パートナーや家族との兼用にもおすすめだ。
ハードタイプで、本体素材はポリカーボネート。ファスナーに撥水加工を施している点もポイント。使い勝手の良さ、パッキングのしやすさ、出し入れのしやすさなど、あらゆる点に配慮しているアイテムだ。
実測値は約54×37×24cmで、容量は約36L。機内持ち込みに対応している。
【現役の客室乗務員が監修】EXCITECH スーツケース Sサイズ

参考価格:8,980円〜/photo by 楽天市場
客室乗務員の視点を入れて開発したキャリーケース。軽量性や耐久性にこだわったほか、使い心地も追求。クッション性が高いハンドルや丈夫なキャリーバー、10kgまで対応可能な隠しフックなど、機能性にも優れている。
6cmの拡張機能は、荷物が増えた際に便利。内部は両サイドにきっちり仕切りを施し、整理整頓しやすい仕様になっている。防水ポケット、メッシュポケットなどポケットの種類も多様だ。
キャリーケースの選び方

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キャリーケースのラインナップは実にさまざま。以下では、購入の際に押さえておきたいポイントを5つ紹介する。ぜひ参考にして、自分にぴったりのアイテムを見つけてほしい。
サイズで選ぶ
キャリーケース選びの最重要ポイントが、サイズだ。前述の通り、機内持ち込み可能なサイズは決まっている。基本的には、多くの航空会社が採用している「3辺の和が115cm以内」を意識したい。しかし、規定は航空会社によって異なるため、必ずあらかじめ確認しておこう。
また、機内持ち込みには、重量制限があることも忘れてはならない。キャリーケース本体が軽量であるほど、たくさんの荷物を入れられるわけだ。機内持ち込みが前提の場合、キャリーケース本体の重量は3kg以下が理想。
上記を押さえたうえで、サイズを決めていく。キャリーケースの容量の目安は、1泊あたり10Lが基本。宿泊日数に合わせて、適したモノを選びたい。帰りは行きより荷物が増える傾向にあるため、スペースに少しの余裕を持たせておくことも忘れずに。
素材で選ぶ
キャリーケースの素材はさまざまだが、大まかに分けると「ハード」と「ソフト」の2種類だ。両者では特徴が異なり、価格帯も大きく変わる。旅のスタイルや重視するポイントに合わせて選ぼう。
●ハードタイプ
主要素材は、「ポリカーボネート」「アルミニウム」「ABS樹脂」など。ハードタイプのキャリーケースは、硬質でタフ。衝撃に強く、耐水性も高い。耐久性も高いため、雨天時の移動の際にも安心感がある。ソフトタイプと比べると重量があるが、近年は軽量化が進んでおり、快適に使えるモデルも多い。
●ソフトタイプ
「ナイロン」や「ポリエステル」などでつくられており、軽量。外付けポケットが充実しているアイテムが多い。ハードタイプと比べるとリーズナブルなため、予算が限られている場合にもおすすめ。
操作性で選ぶ
キャリーケースの操作性は、旅の快適度を大きく左右する。走行のしやすさや走行音などをしっかり確認しておきたいところ。以下に、主要なチェックポイントを挙げておく。
●キャスターの数/タイプ
斜めに傾けて動かす2輪タイプと、立てたまま楽に走行できる4輪タイプが存在する。小回りが利くのは、断然4輪だ。
また、ダブルキャスターかシングルキャスターかでも使用感が異なる。キャスターの素材にもよるため一概にはいえないが、静音性の観点でいくと、ダブルキャスターよりシングルキャスターがおすすめ。地面との接触が少ない分、走行音が静かな傾向にある。一方、走行時のスムーズさはダブルキャスターに軍配が上がる。
●キャリーバー
持ち手部分の高さが合っていないと、キャリーケースの重量をダイレクトに感じがち。キャリーバーの高さを調整できるタイプを選びたい。調整の段階が多いほど、持ち運びやすい高さに合わせられて快適だ。握りやすさも要チェック。持ち手グリップのクッション性が高いと、負担軽減につながるだろう。
機能で選ぶ
キャリーケースの機能性が高いと、より快適だ。
●開閉のしやすさ
開閉方法のタイプは大きく2種類。金属フレームでガッチリ閉じる「フレームタイプ」は、中の荷物をしっかり保護できる。セキュリティ面において安心感があり、防水性も高い。
「ファスナータイプ」は、部分開けができて便利。荷物の出し入れがスムーズだ。奥行を広げられる拡張機能があるアイテムも多く、荷物の増減に対応しやすい点もポイント。
●ポケット
全面にポケットが付いているフロントオープンタイプは、キャリーケースを倒さずに立てたまま出し入れできる。パソコンや書類など、出し入れが多いアイテムをさっと取り出しやすい。ビジネスユースに特におすすめだ。
また、ポケットが充実していると、整理整頓がしやすい。ゴム製の仕切り収納は、荷物の出し入れを楽にしてくれ、開閉の際に荷物が溢れ出てくるのを避けられる。
●ロック方式
キャリーケースのロック方式はキーロックやダイヤルロックなどさまざまだが、海外渡航が多い人は「TSAロック(TSロック)」に注目しよう。TSAロックとは、アメリカ合衆国運輸保安局から認定を受けた施錠機構であり、赤い菱形のマークが目印だ。TSAロックが付いていない場合、セキュリティチェックが厳しいアメリカでの手荷物検査では、鍵を壊して検査をされる場合がある。
※TSAロックは、名称変更後「TSロック」とも呼ばれている。移行期間中はいずれとも使用でき、実質的には両者は同義。
これ以外にも、プラスアルファの細かな機能が充実しているキャリーケースも豊富。キャスターストッパーは公共交通機関で移動する際の転がり防止に役に立つ。USBポートが付属していると、移動時の端末充電に便利。必須ではないが、必要に応じてチェックしてみよう。
利用シーンで選ぶ
キャリーケースは、季節や目的によっても適したアイテムが変わってくる。
例えばビジネスシーンには、ブラックやグレーなどの落ち着いたカラーがおすすめ。シンプルなデザインであれば、どんなシーンにもマッチしやすい。反対に、家族や友人との旅行には、お気に入りのデザインのモノを持って行くことで、さらに気分が高まるだろう。
ほかにも、出張でパソコンや書類を入れる場合は、セキュリティを重視したい。お土産をたくさん購入する場合は、拡張機能で容量を広げられるタイプが便利。最終的には、利用シーンを考慮して、自分にとって使いやすいアイテムを手に取ろう。
旅に合わせて適したサイズのキャリーケースを選ぼう
キャリーケースは、宿泊日数に合わせて選ぶことが重要。もし、荷物を抑えられるようであれば、機内持ち込み可能なキャリーケースを使用するとスムーズだ。手続きや待機時間を最小限にできるうえに、紛失の恐れもなくなるため、出張や弾丸旅行では機内持ち込みが楽。利用シーンに適したキャリーケースを選び、快適な旅を叶えよう。
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