【2025年】人気のポータブル冷蔵庫おすすめ17選!選び方も解説
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    【2025年】人気のポータブル冷蔵庫おすすめ17選!選び方も解説

    2025.02.03

    小型で持ち運びができて、食品や飲み物をしっかりと冷やしておけるポータブル冷蔵庫。保冷ではなく「冷却」ができ、冷凍機能を備えているものは冷凍庫としても使える、とても便利なアイテムだ。キャンプはもちろん野球やサッカー観戦、海水浴やマリンスポーツ、車載しやすいので車中泊にもぴったり。また、ポータブル冷蔵庫のなかには保冷や冷凍だけでなく、保温ができる冷温庫も存在する。冬場のスキーやスノーボードといったウインタースポーツを楽しむ場面にも活躍するだろう。
    そうなると、どうやって選べばいいの!? 電源はどうしたらいいの!? など悩んでいる人も多いだろう。そこで今回は、ポータブル冷蔵庫を選ぶ際の5つのポイントを解説するとともに、人気の高いおすすめアイテムをご紹介したい。

    Photo by Antonio Araujo On Unsplash

    ポータブル冷蔵庫の選び方

    Photo by Keenan Barber On Unsplash

    ポータブル冷蔵庫を選ぶ際は、以下5つのポイントに注目しよう。

    1. 給電方法で選ぶ

    ポータブル冷蔵庫にはさまざまなタイプがあるが、給電方法は真っ先にチェックするべきポイント。AC・DC電源を使って給電する方法が主流だが、その他にも複数タイプがある。

    【AC・DC電源】
    給電方法として主流なのがこのAC・DC電源。家庭用冷蔵庫と同じように通常のコンセントから給電するタイプがAC電源、車のシガーソケットから給電するタイプがDC電源だ。DC電源には12Vと24Vのものがあり、一般的な乗用車で使うなら12Vを、トラックなど大型車で使う場合は24Vを選ぶようにしよう。

    ポータブル冷蔵庫はAC・DC電源のどちらにも対応しているものが多いため、例えば車で移動中の時はDC電源を使い、キャンプ場や車中泊も目的地に着いたらキャンプ場の電源やポータブルバッテリーを使いAC電源に切り替えるという使い方がおすすめだ。

    【バッテリー内蔵】
    電源のない場所でポータブル冷蔵庫を使うなら、バッテリー内蔵タイプがおすすめ。あらかじめ充電しておけば、どこでも場所を選ばず使うことが可能だ。だが、冷却強度の設定などによっては長時間の使用ができないので注意しよう。バッテリーは別売りで販売されていることも多いため、そのあたりも要チェック項目として考慮を。

    【カセットガス】
    販売されているモデル数は少ないが、カセットガスを電源として使えるタイプもある。バッテリー内蔵タイプと同様に場所を選ばずに使えるので、アウトドアではとても便利。いざという時の備えとしても優秀だ。ただ、冷却性能はそれほど高くない。

    使用する場所によって給電方法を選定しよう

    購入前に、自分が主に使用する環境での給電方法を確認し、適したモデルを選ぶことが重要だ。特に大容量ポータブル電源の有無によっても選び方は変わってくる。また、ソーラーパネルに対応している商品であれば、ポータブル電源の電池を使い切った後でも太陽光で充電しながらポータブル冷蔵庫を使うことができるので、2泊以上の長時間使用する人はそのあたりを検討してもよいだろう。

    2. 冷却方式で選ぶ

    ポータブル冷蔵庫の冷却方法は、主に「コンプレッサー式」「ペルチェ式」「アブソープションシステム」の3タイプがあり、特に静音性や冷却能力が異なる。以下にそれぞれの特徴とメリット・デメリットをまとめた。

    コンプレッサー式

    冷媒をモーターで動かし気化熱の原理を利用して冷却する方式。市場で販売されているものの多くはこのコンプレッサー式を採用しており、選択肢も広い。

    ・メリット
    冷却速度、冷却温度に優れ0度以下まで冷やせる製品が多く、商品によっては冷凍もできる。外気温に関係なく安定して使えるため、長時間のキャンプや車中泊にも最適。

    ・デメリット
    冷却能力に比例して電力消費量が多くなる。また、他のタイプと比べて稼働音が大きく、容量に対して本体サイズも大きくなりがち。

    ペルチェ式

    ペルチェ素子という半導体を利用して庫内を冷やす方式。冷やすだけでなく、保温機能がついている製品も多い。静音性に優れており、自室用の個人冷蔵庫としても人気。

    ・メリット
    保温ができ、静音性に優れている。コンパクトなサイズのものが多く、モーター音も静かで比較的価格が安い。

    ・デメリット
    冷却性能がやや低めで、外気温に影響されやすい。

    アブソープションシステム

    カセットガスを使用して冷却を行う方式。メジャーな方法ではなく、販売されているモデルも少ないが、防災品としておすすめできる。

    ・メリット
    カセットガスが使用でき、静音性に優れる。災害時に役立つ。

    ・デメリット
    冷却性能は低めで、販売されているモデルも少ない。

    3. 容量とサイズで選ぶ

    ポータブル冷蔵庫を選ぶ際、何人で使うかも重要なポイント。ポータブル冷蔵庫の容量は10〜30L位まで幅広いが、1人で使うなら容量20L程度、大人数でのキャンプやBBQであれば、容量30L以上を選ぶのがおすすめ。どれくらいの飲み物や食材を収納することが多いか、ある程度シュミレーションしておくのが重要だ。
    また、車載する場合は車内に載せて邪魔にならないかなどもチェックしておきたい。

    4. 稼働時間で選ぶ

    稼働時間もポータブル冷蔵庫を選ぶうえで重要なポイント。消費する電力量が大きく影響するが、ポータブル電源に繋いだときに10時間以上連続して使えるものを選びたい。設定温度も稼働時間に影響するが、あまり電力の消費が激しいものだとキャンプや車中泊の際にバッテリー切れで使えなくなることもあるので注意しよう。

    5. 温度管理機能で選ぶ

    冷却性能もマストでチェックしておきたいポイントのひとつ。具体的な冷却性能は「設定可能温度」をチェックすればわかり、庫内の温度はディスプレイに表示されるものが多い。ただ、ディスプレイに表示されている温度と庫内の温度が必ずしもぴったりとは限らないので、そのあたりは口コミなども参考にしながら慎重に選びたいところ。
    夏場ではビールなどの飲み物を6時間以内にしっかり冷やせるものがおすすめ。保温機能を備えているものであれば、冬場に温かい飲み物をすぐに飲める。

    ポータブル冷蔵庫のおすすめ17選

    DOMETIC ポータブル冷凍庫 冷蔵庫 CFX3 35

    DOMETIC ポータブル冷凍庫 冷蔵庫 CFX3 35

    参考価格:99,800円/Photo by 楽天市場

    海外での人気が高いDOMETICのポータブル冷蔵庫。庫内の温度や状態、設定温度などを表示できる液晶ディスプレイに加え、アルミ合金性の頑丈なハンドルを備える。このモデル専用に開発された高性能コンプレッサーは高い省エネ性を実現。庫内の温度は1℃単位で設定可能で、最大−22℃まで設定可能、家庭のAC100V、車のDC12/24Vのどちらにも対応する。

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    IDECO 車載冷蔵庫 20L GO20G

    IDECO 車載冷蔵庫 20L GO20G

    参考価格:59,128円/Photo by 楽天市場

    冷蔵、冷凍のどちらにも対応し、庫内を2部屋にセパレートでき、左右で異なる温度に設定可能。冷蔵と保温が同時にできるのがポイントだ。家庭用の110/240V、車の12V/24V、ポータブル電源に対応し、アプリで遠隔操作できるのも特徴。車のシガーソケットが供給している電圧が設定された段階に下がると、コンプレッサーが自動で止まる機能を搭載し、バッテリー上がりの心配がないのも嬉しい。

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    EENOUR ポータブル冷蔵庫 TAW

    EENOUR ポータブル冷蔵庫 TAW

    参考価格:36,900円〜57,700/Photo by 楽天市場

    庫内を2つのストレージで独立して温度制御でき、どちらも冷凍が可能。ダブルドアのデザインにより2つのドアを独立開閉できるのもポイント。電源はAC・DCに加えポータブル電源、バッテリーに加えソーラーパネルにも接して使用可能。高品質コンプレッサーは45dBの低騒音。バッテリーは別売りで取り付けも可能。容量は35L、45L、55Lの3種類がラインナップする。

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    Power ArQ ICEBERG2 25L

    Power ArQ ICEBERG2 25L

    参考価格:34,100円/Photo by 楽天市場

    コンパクトなデザインながら、強力な冷却機能で食材や飲み物を新鮮に保ってくれるポータブル冷蔵庫。庫内25℃の状態から−20℃までは約70分で可能で、温度設定も1℃単位で可能。大容量の25Lサイズで、500mlのペットボトルなら20〜30本、2Lのペットボトルなら約6本が収納可能。キャンプギアに合わせやすいスタイリッシュなカラーリングも高ポイント。

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    MAKITA 充電式保冷温庫 CW001GZO

    MAKITA 充電式保冷温庫 CW001GZO

    参考価格:57,500/Photo by 楽天市場

    AC・DCの電源に加え、18V/40Vのリチウムイオンバッテリーを搭載し、電源のない場所でも使える。コンプレッサーと冷媒ガスを使用した冷却方式を採用し、効率よく少ないエネルギーで保冷・保温が行える。温度調整は−18℃から30℃まで対応でき、容量は20L。IPX4の防水機能を備える(バッテリー使用時のみ)ほか、USBポートでスマホなどの充電も行える。

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    エコフロー GLACIER ポータブル冷蔵庫 ZYDBX100-JP-MRW-MRL

    エコフロー GLACIER ポータブル冷蔵庫 ZYDBX100-JP-MRW-MRL

    参考価格:98,640円/Photo by 楽天市場

    高出力パワーのコンプレッサーを内蔵し、冷蔵、冷凍に加え、製氷も行えるハイスペックモデル。2つの貯蔵スペースにより冷蔵・冷凍の同時使用が可能で、それぞれ−20℃から10℃まで温度設定が可能になっている。アプリで遠隔操作が可能で、移動に便利なキャスター/ハンドル付き。大容量を謳っており、2Lのペットボトルや牛乳パックなどは縦に立てたまま収納でき、食材と分けて入れられるのもメリットだ。

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    M.O.L ポータブル冷蔵庫&冷凍庫

    M.O.L ポータブル冷蔵庫&冷凍庫

    参考価格:32,800円~35,800円/Photo by 楽天市場

    コンプレッサー式を採用し、−20℃〜20℃の範囲で設定可能なポータブル冷蔵庫&冷凍庫。AC・DCの電源に加え、別売りで専用バッテリーも用意される。容量は30L/40L/50Lの3タイプが用意され、30Lでも500mlのペットボトル22本が収納できる。暗い場所でも見やすい液晶パネルや、取ってを引くだけで簡単に蓋が開くワンタッチロックなど使いやすさにも配慮されている。

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    YAMAZEN 車載冷蔵庫 YFR-AC251

    YAMAZEN 車載冷蔵庫 YFR-AC251

    参考価格:29,800円/Photo by 楽天市場

    コンプレッサー式で、−18℃までの冷却に対応。容量はコンパクトな25Lで、500mlのペットボトルは22本、2Lのペットボトルは6本収納できる。AC・DC電源に対応し、液晶ディスプレイは見やすく、直感的に操作ができる。ポータブル冷蔵庫に最低限必要な機能を搭載しながら価格が抑えられており、コスパに優れる1台だ。

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    アイリスオーヤマ ポータブル冷蔵冷凍庫 20L IPD-2A

    アイリスオーヤマ ポータブル冷蔵冷凍庫 20L IPD-2A

    参考価格:28,380円/Photo by 楽天市場

    手に入れやすい価格ながら急冷モードを備え、庫内20℃の状態から約11分で5℃、約18分で−5℃まで冷やしてくれる。温度設定は−20℃から20℃までで、冷凍保存が可能なのでアウトドアシーンや車中泊での幅も広がる。AC/DC電源に対応し、DC電源は12V/24Vのどちらにも対応している。USBポートも備えているので、スマホなどの給電も行える。

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    HiKOKI コードレス冷温庫 UL18DC

    HiKOKI コードレス冷温庫 UL18DC

    参考価格:64,390円/Photo by 楽天市場

    18Vのバッテリーで駆動するポータブル冷蔵・冷凍庫。従来から軽量かつコンパクトにアップグレードされ、よりアウトドアシーンで使いやすくなっている。付属の仕切り板で庫内をセパレートでき、左右で異なる温度も設定できる。温度は−18℃〜60℃まで対応するなど、バッテリー駆動タイプながらスペックは高い。場所を選ばずに使えるので、キャンプをはじめ、さまざまなレジャーシーンに対応できるはず。大型のキャスターやハンドルも使いやすい。

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    Bouge RV ポータブル冷蔵庫 Rocky 39

    Bouge RV ポータブル冷蔵庫 Rocky 39

    参考価格:59,980円/Photo by 楽天市場

    防錆加工された金属素材を採用し、耐久性抜群のハイスペックなポータブル冷蔵庫。取り外し可能な仕切り板で1室と2室を自由に切り替え可能で、冷蔵・冷凍も自分で決めることができる。ドアはユニークな両開き式で、左右どちらからでも簡単に中身を取り出するのも便利。別売りの173Wh専用バッテリーを内蔵すれば、コードレスで約4時間以上稼働可能だ。

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    エンゲル ポータブル冷蔵庫 SB30F

    エンゲル ポータブル冷蔵庫 SB30F

    参考価格:85,951円/Photo by 楽天市場

    ポータブル冷蔵庫としてはとても珍しい、ビルトイン引き出しタイプのポータブル冷蔵庫。キャンピングカーやクルーザーなどの大型車に車載するのに最適で、中のものを一目で確認できるのも利点。DC12 V /24Vに対応し、冷蔵は約8℃、冷凍は約−8℃まで設定可能。温度調整はダイヤル可変式となっている。無駄のないシンプルなデザインも魅力的。

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    Alpicool 車載冷蔵庫 24L

    Alpicool 車載冷蔵庫 24L

    参考価格:31,625円/Photo by 楽天市場

    見た目はクーラーボックスのようだが、基本的な冷蔵庫の性能を備えているのがポイント。冷蔵品と冷凍品を分けて保管できる2室式。温度設定は−20℃から20℃まで設定可能で、急速冷凍モードを選べば約22分で0℃まで冷却できる。本体を45℃まで傾けても動作する耐震設計や静音設計、低電圧保護機能など、買いやすい価格ながら充実した機能を搭載した1台だ。

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    Teenook ポータブル冷蔵庫

    Teenook ポータブル冷蔵庫

    参考価格:18,800円/Photo by 楽天市場

    容量は19Lで一人用としてちょうど良いサイズ。アンダー2万円の価格ながら40分で−22℃まで冷却できると謳っている。AC/DCに対応できるほか、別売りのバッテリーも用意され、省エネのECOモードも搭載されるなど機能面も充実。定格消費電力は最大約48W、ECOモードでは約36Wで、長時間使用できるのもポイント。まず1台使ってみたいという人にもおすすめ。

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    Sumeriy 車載冷凍冷蔵庫 40L

    Sumeriy 車載冷凍冷蔵庫 40L

    参考価格:45,269円/Photo by 楽天市場

    基本的な冷蔵・冷凍機能に加え、急速冷凍モードを搭載し約35分で−20℃まで冷却可能。冷蔵庫内部新型の保冷層を採用したことで電力消費を大幅にカットすると共に、継続保冷時間を24時間以上に伸ばしたことで、キャンプシーンでも安心して使えそう。3段階に調整可能な電圧保護システムは、車内の電圧が低くなると冷蔵庫の電源を自動的にオフにさせ、車内電力を確保する安心設計が魅力だ。

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    オーム電機 保冷保温ボックス KAJ-R136R

    オーム電機 保冷保温ボックス KAJ-R136R

    参考価格:14,450円/Photo by 楽天市場

    シンプルかつ最低限の機能を備えた一人用冷蔵庫を探している人におすすめのモデル。容量は13Lととてもコンパクトだが、庫内の高さが約315mmあるので市販の2Lペットボトルも縦に収納可能。電源はAC100VとDC12Vに対応。ドアロックが磁石式のため一般的な冷蔵庫と同じような感覚でドアを開閉できる。保冷に加え保温もできるので、1年を通して活躍してくれるのも特徴だ。

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    ポータブル冷蔵庫 パシフィクール 21L

    ポータブル冷蔵庫 パシフィクール 21L

    参考価格:55,800円/Photo by 楽天市場

    コンプレッサー搭載で外気温に影響されにくく、周囲が45℃の状況でも−18℃まで冷却可能。さらに電源をオフにしても1時間以上チルド域をキープする保冷力に優れたモデル。操作しやすいフラットなタッチパネルが見た目にもオシャレで、ドアの開閉方向も変更ができるなど細かな部分まで使い勝手が高められている。2〜3人のキャンプにもぴったり。

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    キャンプや車中泊はもちろん、災害時の備えにも!

    Photo by Chris Cordes On Unsplash

    キャンプや車中泊の質をぐっと上げてくれ、より豊かな楽しみを提供してくれるポータブル冷蔵庫。夏場や冬場のレジャーやアウトドアシーンといった趣味の範疇で活躍するのはもちろんだが、何かあった時のために、災害時の備えとしても持っておくと、とても心強いアイテムだ。大容量のポータブル電源やソーラーパネル充電などの周辺アイテムも揃えておくと、利便性はさらに高まるはずだ。

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