暮らし・住まい
【2024年最新】おしゃれな庭砂利|おすすめ15選と選び方のコツを紹介
2024.01.26
庭をおしゃれに仕上げたいなら、庭砂利の導入がおすすめだ。洋風や和風、ロックガーデン向けなど、さまざまなタイプがあり、敷き詰めるだけで雰囲気を変えられる。見た目の魅力と機能性を兼ね備え、実用的なメリットも多い。外構周りのDIYにもおすすめだ。
今回は、エクステリアのデザインに役立つ15種類の庭砂利をセレクト。さまざまなカラーやサイズを幅広く取り揃え、バランスの取れた組み合わせを提案する。選ぶ際のポイントも解説しているため、おしゃれな庭づくりの参考にして欲しい。
Top Image by James Coleman on Unsplash
【庭砂利の魅力とメリット】
庭砂利の最大の魅力は、庭をおしゃれにアレンジできることだ。多彩なカラーやバリエーションがあり、家や庭の雰囲気に合わせやすい。敷き方や組み合わせを工夫することで、庭づくりの細部までこだわれる。
専門的な知識がなくても取り扱いが容易で、DIYに適している。コンクリートや芝生と比べて、手軽で使い勝手が良い。劣化が少なく、耐久性にも優れている点もメリットといえるだろう。
庭砂利は美しさだけでなく、機能的なメリットがたくさんある。
まず、雑草の生えにくさが挙げられる。防草効果があるため、庭を美しく保ちながら雑草の手入れを軽減することができる。
また、庭砂利を歩く際に発生する特有の音は、防犯対策にも一役買ってくれる。夜間に不審者が侵入しにくい環境をつくり出す効果があり、住まいの安全性を高める役割を果たす。
庭砂利の優れた排水性は、雨水がスムーズに地中に浸透し、庭がぬかるむのを防ぐことできる。雨後の庭での作業や遊びも快適に行える。
【庭砂利の厚み】
庭砂利の厚みは、3~5cmがベスト。この厚さを基に計算すると、一平方メートルあたり約60~80㎏の庭砂利が必要となる。好みによって理想とする厚みは異なるが、地面が見えないようにするためには、一定の量が必要となる。
必要な量を把握することは、コスト管理においても非常に重要だ。一部のオンラインショップでは、庭砂利の目安量を簡単に計算できるツールが提供されている。購入する前に必要量を把握しておこう。
【庭砂利を選ぶ際の3つのポイント】
庭砂利にはさまざまな種類があり、どれを選ぶか迷ってしまうこともあるだろう。特に広範囲なエリアに敷く場合は、庭砂利ひとつでエクステリアの印象がガラリと変わる。理想の庭を実現するためには、慎重に選ぶことが重要だ。ここでは、押さえておきたい3つのポイントを解説しよう。
洋風、和風など雰囲気で選ぶ
おしゃれな庭をつくるためには、庭の雰囲気に合った庭砂利を選びたい。つくりたい庭が和風か洋風かによって、選ぶ庭砂利は変わってくる。さまざまなテイストのなかから、方向性に合ったものを厳選しよう。家や外構などと合わせて、全体で見た時のバランスも重要だ。
シーンに合うものを選ぶ
庭砂利を選ぶ際には、敷く場所と庭砂利のカラーやサイズがマッチしているかどうかを確認する必要がある。例えば、通路と観賞用の庭では、適している庭砂利は異なる。どんな庭砂利がふさわしいか、具体的にチェックしていこう。
(カラー)
白系の庭砂利は、汎用性が高く使いやすい。和風・洋風のどちらともマッチしやすく、ほかのカラーとの相性も抜群。庭全体に敷くのはもちろん、玄関周りや植栽周辺のポイント使いにもおすすめだ。
ブラウンやベージュなどの暖色系は、洋風の庭にぴったり。レンガや植物などと合わせやすく、温かみのある雰囲気を演出できて園路にも使いやすい。
黒やグレーの庭砂利は、本格的な日本庭園におすすめ。濡れると艶が出る漆黒タイプは、坪庭に使うと、特別な空間になるだろう。
イエロー系は、南国風やアジアンテイストの庭と相性が良い。花壇の中や多肉植物の周りに置くのがおすすめ。個性的な庭をつくりたい人は、チェックしてみよう。
(サイズ)
庭砂利はサイズもさまざま。使いやすいのは、2~4cm程度の中サイズだ。多様な場所やシーンに合わせやすく、迷ったら中サイズを選ぶと良いだろう。さまざまな種類があるため、選択肢も豊富だ。
通路や玄関前などの歩く場所に敷くなら、2cm以下の小サイズがおすすめ。踏みしめやすく、歩くたびにザクザクとした音が鳴る。庭砂利ならではの音を楽しみたい人にも小サイズがぴったりだ。
4cm以上の大サイズは、アクセント使いに最適。オブジェや植栽の周りに敷くと、ゴツゴツとした力強さを演出できる。ワイルドな印象の庭をつくりたい人にもおすすめ。
目的別に選ぶ
庭砂利を導入する目的によって、選択する素材は異なる。ガーデニングの楽しみを最大限に引き出したい場合は、ポイント使いができる化粧砂利がおすすめ。おしゃれなデザインのものをアクセントにしたり、オブジェと組み合わせたり、個性的で自分らしい空間を楽しめる。
駐車場には、砕石が適している。丸みのある玉砂利は、発進時に散らかりやすいため、少しゴツゴツとした質感のものがおすすめだ。水はけが良いのもメリットのひとつといえるだろう。
子どもやペットがいる家庭の庭や玄関前には、玉砂利がおすすめ。角が尖っていると、転んだ時に怪我をしやすい。角張った部分でペットの肉球を傷つけるリスクがあるため、安全性を重視するなら玉砂利が良いだろう。
防犯対策には、踏みしめると音が鳴る防犯タイプの砂利を選びたい。軽く踏むだけで大きな音が出る工夫が施された特殊な商品もあり、外部からの侵入者を防ぐ役割を果たす。
【庭砂利を使ったDIYの注意点】
庭砂利の美しさや機能性を引き立てるには、正しい敷き方が不可欠だ。特に雑草対策は欠かせない。
まずは、雑草の処理から始めよう。手で抜くだけでは再び生えてくる可能性があるため、確実に雑草を防ぐためには除草剤の使用がおすすめだ。雑草の処理が終わったら土を平らに整え、しっかりと上から圧を加える。
雑草を防ぐためには、防草シートを活用しよう。土の上に隙間なく敷き詰めることが大切だ。薄手のタイプだと、再び雑草が生えてくる可能性があるため、頑丈なタイプを選ぶことが重要となる。
最後に、庭砂利を敷いて平らに整え、シートが見えないように、砂利の量を調整して完成だ。防草シートの効果を十分に得るためにも、庭砂利の量はしっかり確保したい。
庭砂利の失敗談や後悔エピソード
庭砂利には、多くのメリットがあるが、敷いた後に後悔するケースも存在する。代表的な失敗例は、庭砂利の隙間から雑草が生えてくることだ。防草シートを敷いていても、雑草の生長を完全に防ぐことは難しい……。
掃除やお手入れに手間がかかると感じられることも。落ち葉が積もるとホウキが使いにくく、砂利が段々減っていくため、補充が必要となる。
そのほかにも、お年寄りや子どもが歩きにくいという点も挙げられる。
しかし、これらの課題は適切な対策で軽減できる場合もある。庭砂利を導入する際には、デメリットを理解し、検討することが重要だ。
【おすすめの庭砂利15選】
庭づくりに取り組みたい人向けにおすすめの庭砂利を15種類紹介する。駐車場に敷ける実用的なタイプから、デザイン性のあるタイプまで幅広くセレクトした。
磨き玉石 黒玉石 約15~30mm 20kg
敷くだけで和モダンな雰囲気を演出できる黒玉石。「彩光石」や「黒光石」などと表現されることもある、磨きタイプの高級品だ。美しい艶があり、高級感のある庭に仕上げられる。雨に濡れると一層の光沢を放つのもポイント。
天然石のため形や色の濃淡にバラつきがあるが、その石の個性も楽しみたい約15~30mmの大きさで、飛び石の周りに敷いたり花壇を装飾したりと、使い勝手に優れている。芝生やグリーンとのコントラストを楽しめるのも魅力だ。
クラッシュマーブライト イエロー 30~50mm10㎏
庭に明るい印象を与える黄色の庭砂利。天然石ならではの優しい色合いが魅力だ。状態によって石の色が変化するのが特長。乾いた状態だと白っぽさを感じられる淡めのカラーだが、濡れると華やかな黄色に変化する。
サイズは30~50mmと大きめ。ゴロゴロとした粒感があり、存在感が抜群だ。角張った砕石タイプなのでナチュラル感を求める人におすすめ。地面が安定しやすく滑りにくい、というメリットがある。
スペシャル五色玉砂利 6~30mm 20㎏
日本の職人によって丁寧に加工された五色砂利。青、白、赤のカラーが絶妙に配合されており、カラフルでありながらも落ち着いた雰囲気を演出する。和の趣を表現するのにおすすめ。玄関や庭、お墓などに明るい印象を与えられる。アクセントとして使用するのも最適だ。
雨に濡れるときらめく光沢が生まれ、雨の日も美しい景観が楽しめる。6~30mmの4つのサイズから選べ、さまざまな用途に対応する。
コーラルピンク 10~20mm 20㎏
サンゴのようなカラーがかわいらしい、コーラルピンクの庭砂利。明るく優しい色彩は、和風・洋風のどちらとも相性が良い。敷くだけで、ぐっと華かな雰囲気に。モノトーンではない庭砂利を探している人は要チェックだ。
自然素材の大理石の玉石タイプで石質が硬く、耐久性に優れている。通行してもしっかりとした安定感があり、さまざまな用途で使いやすい。建物周りの雑草対策にもおすすめだ。薬剤不使用なので、周辺環境に優しいのもポイント。
白玉石スリ加工 約25mm 3㎏
和風にも洋風にも合わせやすい白玉砂利。どんなシーンにもマッチしやすく、使い勝手に優れている。庭づくりが初めての人や選び方に迷う人に特におすすめだ。清潔感ある白さで、上品な雰囲気を演出できる。
加工が施されており、丸みがあるのが特長。約25mmの大きさで存在感があるため、鉢植えのアクセントや装飾にも使いやすい。3kgから購入可能。まずは少量から試したい、という人はチェックしよう。
玉砂利 チョコレートスプレッド 約1.5cm 20㎏
ブラウンカラーの玉砂利。乾いた状態では黒糖のような色合いだが、濡れるとつるんとした質感に変化し、まるで「チョコレートをこぼしてしまった」かのような雰囲気を楽しめる。温かみのあるナチュラルな印象が魅力だ。
特に洋風の庭やガーデニングとの相性が良い。約1.5cmと小粒なので、主張しすぎない庭砂利を求めている人におすすめ。薄く敷いても地面が隠れるため、部分使いだけでなく、広範囲にも使いやすい。
クレインロッツ クォーツブラウン ラフ 7~14mm 20kg
ざっくりとした質感の庭砂利。透明感のあるクォーツ調で、キラキラとしたおしゃれな雰囲気を演出できる。さまざまな色や形が混ざっているラフさも魅力。天然大理石ならではのナチュラルな風合いでエクステリアを彩る。
約7~14mmと小粒で、歩くとザクザクと音が鳴るため、防犯砂利としても活躍できる。丈夫な石質のため、砕けにくいのもポイント。メンテナンスや買い足しの手間が最小限で、コスパにも優れている。
白玉砂利 12~16mm 20㎏
コストを抑えたい人におすすめの白玉砂利。取り入れやすい価格なので、手軽におしゃれな庭づくりに挑戦できる。汎用性が高く、庭やアプローチ、花壇など、さまざまなシーンに使いやすい。
濡れると透明感が増し、風合いの変化を楽しめるのもポイント。丸みのある玉石は、万が一転んだ時のケガのリスクを減らせる。安全性を重視するシーンにもぴったりだ。
イタリア産砂利 12~16mm 25㎏
黄色、白、グレーがミックスされた化粧砂利は、カジュアルで明るい雰囲気を演出できる。敷くだけで、おしゃれに仕上げられる優れものだ。芝生との相性が良いほか、イングリッシュガーデンにも使いやすい。ウッドデッキとも相性が良く、人気のベランダガーデンにもおすすめだ。
イタリア産の天然石でできており、水に濡れると鮮やかに変化する。アクセント使いにもぴったり。さまざまな使い方ができるので、DIYの幅を広げてくれる。
白砕石 20~40mm 5㎏
茨城県産の大理石を砕いた砕石。ゴツゴツとした、自然の岩の質感を楽しめる。角砂糖のような見た目とキラキラとした輝きが特長。白は白でも、一味違う庭砂利を探している人におすすめだ。
上品で高級感のある雰囲気は、庭のイメージを格上げする。大きさに多少のバラつきがあり、アレンジの幅を広げやすいのもポイント。主成分が炭酸カルシウムのため、土壌に対する影響が少ない点も嬉しい。
化粧砂利 クラッシュレンガ ホワイト 2袋セット 10~20mm 40kg
イングリッシュガーデンにぴったりの化粧砂利。白レンガを砕いたクラッシュタイプで、レンガならではの温かみのある素材感と、明るい演出を両方かなえられる。庭やアプローチに敷き詰めるのが人気だが、グラウンドカバーに使うと一気に上級者の雰囲気が広がる。
クラッシュレンガはザクザクとした質感なので、踏み心地も良い。歩く場所にも使いやすく、防犯砂利としての役割も果たす。使い勝手に優れた、DIYの強い味方だ。
特選黒玉砂利 15~28mm 5㎏
古くから親しまれる万能砂利。近年は採れる量が減少傾向にあり、希少と価値が高い。丸く磨かれた美しい形状でどんなシーンにも自然に溶け込み、庭園や和風建築との相性が良い。お墓周りにも重宝される庭砂利。
濡れた時に出るツヤツヤとした光沢は、唯一無二。ダークな色味に変化し、高級感を演出する。5㎏から購入できるので、買い足しや部分使いにも便利だ。
インドネシア 自然石 ペブル 6mm 20㎏
インドネシアの自然石であり、ほど良く個性的な化粧砂利。異なるサイズやカラーの砂利がミックスされており、エクステリアの表情を豊かにする。ナチュラルさに加え、かわいらしさも持ち合わせている。
丸みを帯びた形状で、アプローチや庭、駐車場から花壇までさまざまな用途に適している。自由なアイディアで、DIYの範囲を広げてくれる庭砂利。歩くと心地良い音が広がる。
2級砕石 水はけも良く駐車場などに適した砂利 18kg
駐車場や工事現場などで使われる砂利。砕石タイプで車の発進を妨げない。大小の砂利が混ざっているため、地面へのなじみが良い点もポイント。水はけが良く、水たまり防止にも最適だ。
別途送料がかかるが、砂利自体はリーズナブル。デザイン性よりも機能性を重視したい人や、「ちょうど良い砂利」を探している人におすすめだ。
防犯砂利 14㎏
防犯対策のための庭砂利。踏むとジャリジャリと大きな音がする。その音量は、救急車のサイレンや走行中の電車内に近いとされる80デシベル相当。犬走りや玄関付近に敷いて、空き巣対策に活用したい。
雑草対策にも効果的。土との密着度が高い仕様なので、種の発芽や雑草の生長を予防する。しっかりとした重さがあり、雨が降っても流れにくい特長をもつ。無菌・無臭の加工が施されているため、雑菌や虫の発生原因にならないのも嬉しい。
【おしゃれな庭砂利で自分らしい庭づくりを】
庭砂利は、敷くだけで手軽にエクステリアの雰囲気を変えられる便利アイテム。業者の手を借りなくても、マイペースに、自分好みに仕上げることができる。紹介した選び方やアイテムを参考にして、お気に入りの庭砂利を見つけて欲しい。