暮らし・住まい
キッズでも“マイギア”が欲しい! 秋のキャンプを盛り上げるキッズ用アウトドアギア5選
2022.10.14
空前のキャンプブームも定着し、さまざまなスタイルでキャンプを楽しむ人が増えている。特にこれからの季節はキャンプのベストシーズンに突入! 虫が少なく、暑過ぎず寒過ぎない秋の気候は、まさにファミリーキャンプにうってつけなのだ。
Stylist:Takahiro Nakajima
Text:Kazuyuki Nomura
自分だけの“マイギア”があると子供たちの楽しさも倍増!
キャンプの楽しさのひとつであるギア選び。お気に入りのギアで自分好みにキャンプサイトを構築し、快適に楽しむ瞬間は至福のひと時だ。近年では、アウトドアブランドに限らずファッションブランドもキャンプギアを手がけることが多くなり、選択肢が広がったのは嬉しいところ。
ただし、キッズ用のギアとなると選択肢がグッと狭まる現状がある。大人用のギアを使うのもありだが、マイギアがあったほうが子供の楽しみも倍増するはず……。そこで今回は、子供たちに使ってほしいキッズ向けのアウトドアギアをピックアップした。
1.【キャンパーの大定番で大人用と併せて使える!】
Helinox/チェアワン ミニ カモ
キャンプサイトにいけば必ずといっていいほど見かける、大人気チェア〈チェアワン〉を更にコンパクトにしたモデル。幅40×奥行34×高さ44cmと座面高が低いためキッズにぴったりのサイズだが、耐荷重90kgと大人も座れるほどの強度をもっているのもポイント。重量は450gとペットボトル並みで、持ち運びも苦にならない。親子お揃いで使えるのも嬉しいところ。
2.【アウトドアシーンで安心して使え、かわいいデザインも◎】
KiU/リフレクター付き スリーブレインポンチョ フォーキッズ
キャンプにおける雨対策といえばレインコート。キッズ用は簡易的なものが多いが、こちらは耐水圧10,000mmH2Oと高性能を備え、デザインがかわいいのもポイントだ。ポンチョながら袖付きなので動きやすく、フルジップタイプのダブルファスナー仕様で脱着も容易なほか、フードの透明窓や左右ポケット、背面裾にリフレクターが配されるなど安全面に配慮されているのも好印象。
3.【動物をモチーフにしたキュートなキッズ用ヘッドライト】
SUN COMPANY/キッズ ワイルドライト ヘッドランプ
「SUN COMPANY(サンカンパニー)」の子供用ヘッドライトは、かわいらしい動物をモチーフにしたフリースヘッドバンドと一体型になっている。滑らかな肌触りのため装着時の着け心地は抜群で、背面のベルクロストラップによりサイズの調整も楽に行える。ヘッドランプは最大30ルーメンの明るさがあり、角度を180度まで下向きに調節可能だ。ウルフ、ベア、ディアー、フォックスの4種類の動物から選べる。
4.【小ぶりなサイズで使いやすいステンレスボトル】
Klean Kanteen/キッズ クラシックインスレート ナロー 12oz
「Klean Kanteen(クリーンカンティーン)」のステンレスボトルは、真空断熱構造により保冷保温性に優れている。従来のクラシックボトルよりも直径で0.5cmスリムになり、子供が持ちやすいサイズになった。ボトルから直接給水できるスポーツキャップが付属し、手軽に水分補給が可能だ。12oz(350ml)という携帯性に優れたサイズで、キャンプはもちろん普段使いしやすいアイテムとなっている。
5.【子供の成長に合わせて拡張できるキッズ用寝袋】
NORDISK/プークジュニア
子供用寝袋を買ったけど、次のシーズンには小さくてもう使えないというケースは良くある。こちらは足元にジッパーを備え、成長する身体に合わせて身長130〜170cmに対応できるマミー型のスリーピングバッグ。内側には実用的なポケットを備え、肌を傷つけるような面倒なベルクロもなし。熊のイラストもかわいらしく、子供の寝袋デビューにオススメのアイテムだ。
専用のギアがあればキャンプシーンがより楽しくなる
誰かのお下がりや兼用の物ではなく、専用のキッズギアを使うことで、子供はよりキャンプを楽しめるようになるだろう。愛着をもって使えるようなお気に入りのギアを、子供たちもぜひ手に入れてほしい。今回紹介したキッズギアのなかから、子供の好みに合う物を見つけて秋のキャンプを楽しもう。
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スタイリスト
中島貴大さん
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1973年生まれ。本メディアをはじめ、さまざまな男性ファッション・カルチャー誌ほか、幅広いフィールドで活躍。自身が得意とするアウトドア・ミリタリーを基軸に、インテリアやプロダクトデザインにも造詣が深い。愛猫家。