ファッション業界の4人に聞く!おすすめ「バッグパック」と普段使いコーデ
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    ファッション業界人4名に聞く!おすすめ「バッグパック」と普段使いコーデ

    2026.05.13

    日常使いはもちろん、アウトドアやレジャーでも活躍してくれるバックパック。毎日使うものだからこそ、デザインにも使い勝手にもこだわりたいところです。

    今回は、ファッション業界で働く4人に、普段使いにおすすめのバックパックとリアルなコーディネートを紹介してもらいました。ピックアップされたのは、アウトドアやレジャーシーンでも活躍するアメリカ発のブランドたち。デザイン性はもちろん、使い勝手、機能性まで抜群です。ぜひ、バックパック選びや日々のコーデの参考に!

    取材/TAKANORI ITO

    ITEM01/レトロアメリカンな空気感を現代的に楽しむ「MADDEN」の「Flat Iron」

    はじめに紹介するのは、アメリカ・コロラド州で1974年に誕生したバッグブランド「MADDEN(メデン)」の「Flat Iron(フラットアイロン)」。

    誕生から半世紀以上、本国アメリカはもちろん、日本でも愛され続けているブランドで、1985年にはアメリカを代表するアウトドア雑誌『BACKPACKER MAGAZINE』でアワードを受賞しています。

    数あるMADDENのラインナップのなかでも、「Flat Iron」は普段使いに適したサイズ感と機能性を兼ね備えたマルチデイパックです。

    MADDEN Flat Iron

    MADDEN Flat Iron 参考価格:14,300円

    商品詳細はこちら

    中にはメッシュポケットが2カ所あり、小物の整理もしやすい仕様。背中側にはタプレットなどが入れられるポケットも搭載しています。

    今回このアイテムを紹介してくれたのは、MADDENをはじめさまざまなブランドのPRを手がける「HEMT PR(ヘムト ピーアール)」の平山洋次さん。レトロな雰囲気のアイテムを、都会的なコーディネートで提案してくれました。

    HEMT PR 平山洋次さん

    「Flat Ironは、MADDEN創業当時から展開されているモデルで、当時のパターンを忠実に受け継いでいます。YKK製の止水ファスナーやエアメッシュ構造の背面など、現代でも快適に使える仕様が当時から採用されているのも魅力ですね。

    トップスには『JUGEM(ジュゲム)』の『TECH RIP SHIRTS BLSN(テック リップ シャツブルゾン)』を合わせました。薄手のアウターですが、シャツ感覚で着られるアイテムです。ポケットが多いので、身の回りの細かなものはジャケット側に収納しています。パンツは『OLD PARK(オールドパーク)』。リメイクで知られるブランドで、トレンド感のあるウエスタンテイストがデザインに取り入れられています。

    足元は、コーディネートのバランスを考えて、ボリューム感のある『YOAK(ヨーク)』の『LORRY(ローリー)』を合わせました。

    MADDENはアウトドアやアメカジと相性のいいブランドですが、都会的なスタイルにも自然に取り入れやすいところが魅力だと思います」(平山さん)

    ITEM02/「JanSport」の時代を超えたヴィンテージスタイル「Small Seattle Pack」

    アメリカ・ワシントン州シアトルで1967年に誕生した「JanSport(ジャンスポーツ)」。本国では学生の通学バッグとして、日本ではアメカジを代表するバッグブランドとして広く知られています。

    そのJanSportのなかでも、“レトロシリーズ”にラインナップされている「Small Seattle Pack(スモール シアトル パック)」は、創業当時のモデルから着想を得て作られたアイテム。JanSportらしいヴィンテージスタイルを、現代的な感性で再構築したシリーズです。

    JanSport Small Seattle Pack

    JanSport Small Seattle Pack 参考価格:15,400円

    商品詳細はこちら

    ビッグなロゴデザインがインパクト大! ブラックはよりロゴが目立ちます。多様なポケットで収納力も抜群。

    このアイテムを紹介してくれたのは、中目黒で独自のセレクトが定評の古着屋if you want(イフユーウォント)の店主・岩佐孝人さん。古着をミックスしたスタイルでコーディネートしてくれました。

    if you wantの店主・岩佐孝人さん

    「Small Seattle Pack(スモール シアトル パック)」の全身コーデ

    「Small Seattle Pack(スモール シアトル パック)」のコーデ

    「古着に合わせやすいバックパック、というのがまず前提としてありました。このSmall Seattle Packは見た目の良さに加えて、容量やポケットの多さなど、実用性が高いのも魅力。

    シャツは『ARMY TWILL(アーミー ツイル)』の『PARADE SHIRTS(パレードシャツ)』。デニムパンツは『Rustler(ラスラー)』というブランドです。

    Rustlerは『Wrangler(ラングラー)』傘下のブランドで、かつてアメリカの量販店向けに展開されていたデニムブランドなんです。サイドステッチが外側に出た“アウトステッチ”のディテールには、Wranglerらしいウエスタンテイストが感じられて、最近気になっているスタイルでもあります。

    シューズは『MERRELL(メレル)』の『JUNGLE MOC EVO(ジャングルモック エボ)』。キャップはif you wantのオリジナルです」(岩佐さん)

    ITEM03/「OverLand EQUIPMENT」の代名詞“スパイダー柄”に注目

    「OverLand EQUIPMENT(オーバーランド イクイップメント)」は、アメリカ・カリフォルニア州オレンジカウンティで1981年に誕生したアウトドアバッグブランドです。

    タフな環境にも対応できる高い耐久性と実用性を兼ね備えたバッグやギアを展開しながら、日常使いしやすいデザインに落とし込まれているのが魅力。

    今回紹介するBACK PACKは、“スパイダー”と呼ばれるOverLand EQUIPMENTオリジナルのテキスタイルを採用。1990年代からブランドを代表する人気柄として親しまれています。

    さらに、「CORDURA®(コーデュラ®)」のポリエステル素材を使用しているため、耐久性にも優れています。

    OverLand EQUIPMENT BACK PACK

    OverLand EQUIPMENT BACK PACK 参考価格:24,200円

    商品詳細はこちら

    OverLand EQUIPMENTの代名詞、スパイダー柄。シルバー部分はリフレクター仕様になっています。

    OverLand EQUIPMENTの代名詞、スパイダー柄

    このアイテムを使ったコーディネートを提案してくれたのは、OverLand EQUIPMENTのブランド担当を務める、ワンダークエスト株式会社の大嶋康之さん。

    日常で着慣れたアイテムを取り入れながら、バックパックと合わせてくれました。

    OverLand EQUIPMENTブランド担当・大嶋康之さん

    「シンプルなバンドカラーの白シャツに、薄手のミリタリージャケットを合わせました。パンツは『HELLO FOX(ハローフォックス)』のイージーパンツです。

    帽子は『A WANDERING TAILOR(ア ワンダリング テーラー)』。ナイロンとメッシュの切り替え仕様で、サングラスやメガネを掛けられるループも付いているので、普段使いからアウトドアまで幅広く使いやすいアイテムです。

    シューズは『NEW BALANCE(ニューバランス)』の『991』を合わせています。

    このバックパックは18Lで、普段使いにちょうどいいサイズ感。スパイダー柄のリフレクター機能は、自転車移動の際など安全面でも役立つと思います。シンプルなコーディネートのアクセントになるアイテムですね」(大嶋さん)

    ITEM04/世界にひとつだけのカラーリングも魅力。「cotopaxi」のサステナブルなバックパック

    2014年、アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティで誕生した「cotopaxi(コトパクシ)」。

    他ブランドの製造過程で生まれた残材や残布など、本来廃棄されるはずだったデッドストック素材を活用し、世界にひとつだけのカラフルなバッグを生み出しているブランドです。

    こうした手法で作られるシリーズが「Del Día(デル ディア)」。今回紹介する「Elqui(エルキ)」も、そのDel Díaシリーズのアイテムです。

    Cotopaxi Elqui 18L Backpack Del Día

    Cotopaxi Elqui 18L Backpack Del Día 参考価格18,700円

    商品詳細はこちら

    背面とショルダーハーネスには、通気性を高めるベンチレーション仕様を採用。

    背中とショルダーハーネスのベンチレーション仕様

    このアイテムをおすすめしてくれたのは、日本でcotopaxiを展開するアルコ株式会社 Sales Div.の八次智志さんです。

    アルコ株式会社の八次 智志さん

    アルコ株式会社の八次智志さん

    「このElquiは18Lで、普段使いしやすいサイズ感。カラフルですが、落ち着いた色味のものを選びました。フロントの大きなメッシュポケットは日常使いでも便利ですし、背面とショルダーハーネスにベンチレーション仕様で通気性が高く、熱がこもりにくくなっています。コンパクトなサイズ感ながら、さまざまな機能が詰め込まれたバックパックです。

    コーディネートは、ダンガリーシャツにオフホワイトのパンツを合わせたシンプルなスタイルをベースに、同じcotopaxiの『Pacaya Lite Hooded Jacket(パカヤ ライト フーデッド ジャケット)』を合わせました。

    このジャケットは超軽量のリサイクルナイロン素材を使用していて、通気性にも優れているので、汗ばむ季節にも重宝します。

    シューズは、アメリカのパフォーマンスシューズブランド『topo(トポ)』の『VISTA(ヴィスタ)』というトレイルラン用モデル。デザインが気に入っているので、普段履きとして取り入れています」八次さん

    機能性もデザインも、“毎日使いたくなる”ことが大切

    ファッション業界で活躍する4人に、おすすめのバックパックとリアルなコーディネートを紹介してもらいました。

    同じアメリカ発のバックパックでも、長い歴史を持つブランドや機能性に優れたもの、サステナブルな背景を持つものなど、それぞれ異なる個性が感じられました。

    そのなかで共通していたのは、“日常で使いやすいこと”。デザイン性だけでなく、容量や軽さ、収納力など、毎日使ううえでの快適さを重視して選ばれている点も印象的でした。

    ぜひバックパック選びの参考にしてみてください。

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