【2026春】ファッション業界人に聞くおすすめ「シェルジャケット」とコーディネート術
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    【2026春】ファッション業界人に聞くおすすめ「シェルジャケット」とコーディネート術

    2026.03.09

    春は気候や気温の変化が大きく、着るものに悩む季節です。そんなときに頼りになるのが「シェルジャケット」。シェル=殻という名のとおり、雨や風から体を守ってくれるアウターです。近年は機能性だけでなくデザイン性にも優れたモデルが増え、アウトドアはもちろん街着としても人気を集めています。

    今回は国内外のアウトドアブランドからドメスティックブランドまで、ファッション業界で働く5名が登場。この春おすすめのシェルジャケットとコーディネートを教えてもらいました。

    取材/TAKANORI ITO

    ITEM01/「DESCENTE ALLTERRAIN」ハードシェルジャケット“クレアス”

    最初に紹介するのは「DESCENTE ALLTERRAIN(デサント オルテライン)」のハードシェルジャケット“クレアス”。

    「DESCENTE ALLTERRAIN」は、高機能ダウンの代名詞ともいえる「水沢ダウン」に象徴されるハイクオリティなものづくりを追求しています。

    なかでも、この春はミニマルかつ革新的な「ハードシェルジャケット“クレアス” 」に注目。

    「DESCENTE ALLTERRAIN」ハードシェルジャケット“クレアス” 参考価格:60,500円

    “クレアス”は「クリエイティブ」と「アセンブル」を組み合わせたもので、デサントが持つクリエイティビティと開発力を結集して生み出されたアイコニックな一着です。

    表地には耐水性と透湿性に優れた素材「Dermizax(ダーミザクス)」を採用。さらにフロントには、ブランド独自の“デュアルベンチレーション”を搭載しています。2列のジッパーとその間のメッシュ生地により外気を取り込み、衣服内にこもりやすい熱や湿気を効率よく排出する仕組みです。

    また“パラフードシステム”という仕様も特徴のひとつ。フードを使用しないときはコンパクトに収納でき、悪天候時にフードへの水たまりを防ぎます。フードが必要なときには、特殊なジッパー構造によりさっと開口して取り出しが可能です。

    左:デュアルベンチレーション、右:パラフードシステム

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    今回このアイテムを紹介してくれたのは、「DESCENTE ALLTERRAIN」をはじめ「THE NORTH FACE」などのPRを担当するPRオフィス「ムロフィス」の嶋田哲也さん。嶋田さんのコーディネート提案はこちら。

    「ムロフィス」の嶋田哲也さん

    NNormalのスニーカー

    「このジャケットはパラフードシステムのデザインによって、スタンドカラーのようにも見えるため、下にに『DESCENTE ALLTERRAIN』のフュージョンニットパーカーを合わせ、首元のレイヤードを意識しました。

    ボトムスは『RSVE(アールエスヴィイー)』のブラウンコーデュロイのクライミングパンツ、シューズはPRも担当しているトレイルランニングブランド『NNormal(ノーマル)』のスニーカーです。全体的にブラウン、ベージュ系のカラーリングに落ち着かせています」(嶋田さん)

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    ITEM02/「THE NORTH FACE」ウインターダンスジャケット

    続いて紹介するのは「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」のウインターダンスジャケット。

    「THE NORTH FACE」は1966年にアメリカ・サンフランシスコで創業。本格的なアウトドアギアはもちろん、そのテクノロジーを都市のライフスタイルへ落とし込んだブランドとして世界中で愛用されています。

    ウインターダンスジャケットは、2000年代のTHE NORTH FACEを代表するアウターシェルを現代の技術でアップデートしたモデル。当時のディテールを踏襲しながら、現代のライフスタイルでも着用しやすいシルエットに仕上げられています。

    THE NORTH FACE ウインターダンスジャケット 参考価格:57,200円

    表地には、3層素材の「ePE GORE-TEX PRODUCTS」を採用。適度な厚みを持ちながら、しなやかな着心地を実現しています。脇下にはベンチレーションファスナーを備え、衣服内の温度をすばやく調整できるのもポイント。

    さらに、両サイドのファスナーポケットはバックパックのウエストベルトに干渉しにくい位置に設置されています。

    左:ePE GORE-TEX PRODUCTS、右:ファスナーポケットの位置

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    このアイテムのコーディネートを紹介してくれるのは、同じくPRオフィス「ムロフィス」の伊藤 誉さん。登山が趣味でアウトドアに精通している伊藤さんに、街でも使えるコーディネートを見せていただきました。

    「ムロフィス」の伊藤 誉さん

    「ムロフィス」の伊藤 誉さん

    「このアイテムは腕の可動域が広く、クライミングやアイスクライミングなどにも適しています。アームホールもゆとりのあるシルエットが特徴ですが、これに『Product Twelve(プロダクトトゥエルブ)』のウールナイロン素材のスラックスを合わせました。春物で軽い履き心地です。

    シューズは革靴で、『KAPTAIN SUNSHINE(キャプテン サンシャイン)』と『Paraboot(パラブーツ)』のコラボモデルを合わせています。そして靴と同じ黒のキャップを合わせ、コーディネート全体としてはパープルの印象になるように意識しました」(伊藤さん)

    ITEM03/「Mountain Hardwear」コヒージョンジャケット

    次に紹介するのは「Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア)」のコヒージョンジャケット。

    「Mountain Hardwear」は1993年、アメリカ・カリフォルニア州バークレーで誕生したブランドです。8000m級の過酷な山々でも本当に使えるギアをつくるブランドとして知られています。

    このジャケットには、独自開発の3レイヤー防水透湿素材「ドライスペル」を採用。耐久性と快適性のバランスに優れ、さまざまなアクティビティに対応します。

    Mountain Hardwear コヒージョンジャケット 参考価格:36,300円

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    このアイテムをコーディネートしてくれたのは、MOUNTAIN HARDWEAR HARAJUKU店スタッフの岩元直哉さんです。

    「このジャケットは3レイヤー素材の裏にシームテープが貼られた完全防水のジャケットです。クオリティはもちろん、絶妙なカラーリングも気に入っていて、相性のいいグレーのパンツで合わせています。

    シューズは『Columbia』のテルリックスというモデルで、これも防水仕様で『Vibram®︎(ヴィブラム)』のソールが使われています」(岩本さん)

    MOUNTAIN HARDWEAR HARAJUKU店の岩元さん

    裏側のシームテープにより完全防水仕様になっている

    ITEM04/「Columbia」セントリリアムIIジャケット

    続いてピックアップしたのは、「Columbia(コロンビア)」のシェルジャケット「セントリリアムIIジャケット」です。

    「Columbia」は1938年創業と歴史のある、アメリカ・オレゴン州ポートランド生まれの総合アウトドアブランド。高機能で耐久性に優れたウェアやギアを展開し、登山やキャンプなど幅広いシーンで支持されています。

    セントリリアムIIジャケットは、独自の防水透湿機能素材「オムニテック」を採用した、軽量性にも優れた3レイヤーのレインジャケットです。肌面のべたつきも少なく、快適に着用できます。

    Columbia セントリリアムIIジャケット 参考価格:29,700円

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    セントリリアムIIジャケットのコーデイネートを紹介してくれるのは、Columbia原宿キャットストリート店スタッフの根岸大樹さん。

    「登山やアウトドアで使われる方が多いアイテムではあるのですが、ライフスタイルに合わせてコーディネートしてみました」

    Columbia原宿キャットストリート店の根岸さん

    Columbia原宿キャットストリート店の根岸さん

    「中に着たシャツはColumbiaのアイコニックアイテムとして人気のあるフィッシングシャツの『バハマシャツ』です。合わせたボトムも定番アイテムでストレッチの効いたブラックデニムパンツ。シューズは『イーストサイドトレーナー』という新色アイテムになるのですが、これも防水仕様になっています。全体的にColumbiaの定番人気のアイテムを使ってみました」(根岸さん)

    シャツはColumbiaの人気アイテム『バハマシャツ』

    ITEM05/「ANEI」R-2 ウィンド フーディー

    最後は、日本のブランド「ANEI(アーネイ)」のR-2 ウィンド フーディーをご紹介。「ANEI」は東京発のブランドで、独自のパターン設計と上質な素材使いにより、個性と存在感のあるコレクションを展開。次世代のドメスティックブランドとして注目を集めています。

    R-2 ウィンド フーディーは、現代的なテクニカルパターンが特徴のフードブルゾン。サイズ感は大きすぎない、リラックスフィットのシルエットです。

    軽やかな仕上がりで、シャツ感覚でインナーとしても着用できる汎用性の高いアイテム。生地には高機能繊維とオーガニックコットンを組み合わせ、高密度に織り上げることで、ソフトな風合いと撥水性を両立しています。

    「ANEI」R-2 ウィンド フーディー参考価格:48,400円

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    このアイテムのコーディネートを紹介してくれるのは、有名ブランドから新進気鋭のブランドまで幅広くPRする「ENKEL / STUDIO FABWORK」でプレスを務める西澤祐哉さんです。

    「シルエットが独特で、ほかにはない雰囲気が気に入っています。腕のパターン仕様なども少し変わっていて、おもしろいんです。サイズ感はゆったりしていますが、極端なオーバーサイズではなく、裾についたドローコードでシルエットを調整できます」(西澤さん)

    ENKEL / STUDIO FABWORKの西澤さん

    「パンツは『ssstein(シュタイン)』のもの。ダークネイビーなのですが、ベージュ系のアイテムとは相性がいいので合わせてみました。

    シューズは『ZDA(ゼットデーエー)』というブランドのもので、日本のブランドですが製造はヨーロッパの工場で行われています。とても履きやすく、さまざまなコーディネートに取り入れやすいアイテムだと思います」

    腕から脇のパターンメイキングが特徴的

    一枚あると頼りになるシェルジャケット

    ファッション業界の第一線で活躍する5人の方に、おすすめのシェルジャケットとコーディネートを教えてもらいました。どれも洗練された都会的な雰囲気で、シンプルながら完成度の高い着こなしが印象的です。また、昨年からのトレンドカラーであるブラウン系を取り入れた着こなしも目立ちました。

    春や秋はもちろん、アウトドアシーンでのレイヤリングなど、用途もコーディネートの幅も広がるシェルジャケット。一枚あると頼りになるアイテムです。ぜひ参考にしてみてください。

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