街で映えるレトロなアウトドアデザイン「MADDEN(メデン)」のバッグに注目
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    ファッション

    街で映えるレトロなアウトドアデザイン「MADDEN(メデン)」のバッグに注目

    2024.08.09

    1970年代にアメリカで起こったアウトドアブームの波に乗って、さまざまなアウトドアブランドが誕生した。世界的に有名なブランドの多くがこの時代に設立されており、今回紹介する「MADDEN(メデン)」もそのひとつ。アウトドアに精通していたDan Madden(ダン・メデン)氏が、1974年に立ち上げたアウトドアバッグブランドだ。MADDENがつくったバッグの数々はファッション性が高く、現代のカジュアルシーンにもマッチする存在になっている。ブランドのルーツとオススメのアイテムについて、MADDEN営業部 松澤 智啓さんに話を伺った。

    取材/TAKANORI ITO
    協力/平山洋次(HEMT PR)

    MADDEN営業部 松澤智啓さん

    MADDEN営業部 松澤智啓さん

    本当に使いやすいバッグを求めて

    Dan Madden氏が最初につくったバックパック

    Dan Madden氏が最初につくったバックパック

    ――MADDENのブランドルーツについて教えてもらえますか?

    「MADDENは、1974年にアメリカのコロラド州で創業しました。創業者のDan Madden氏は、ノースカロライナ州のアウトワード・バウンド・スクールという本格的なアウトドア教室で指導員をしていました。1972年にアウトドアのシーンで本当に使いやすいリュックサックを求めて製造を開始すると、数か月後には注文が殺到するようになり、本格的な事業化を決意します」

    ブランド初期のアウトドアザック

    ブランド初期のアウトドアザック

    「ブランドがデビューすると、本格的な山用のアウトドアザックや自転車に取りつけられるパニアバッグが欧米で有名になりました。特に、ヨーロッパのアウトドアシーンではかなりのシェアだったと聞いています」

    ブランド初期のパニアバッグ

    ブランド初期のパニアバッグ

    「また、チャイルドキャリアという小さな子供を乗せられるバックパックが、アメリカの有名アウトドア専門雑誌『バックパッカーマガジン』のアワードを受賞したエピソードもあります。創業当初は本格的なアウトドアバッグを中心に展開していたブランドでした。

    MADDENの国内展開が始まったのは1990年代からです。日本ではセレクトショップで取り扱われ、アウトドアシーンではなくカジュアルファッションとして広まりました」

    MADDENを代表するアイテムのひとつ「DAN'S PACK(ダンズ パック)」

    MADDENを代表するDAN'S PACK(ダンズ パック)

    ――MADDENのオススメのアイテムを紹介してください。

    「Dan Madden氏の名前が入った『DAN'S PACK(ダンズ・パック)』は、今ではブランドを代表するアイテムのひとつになっています。開発時にはMadden氏が自分用につくったもので、商品化はされていなかったそうです。このDAN'S PACKの前身モデルは、コロラド大学の学生に人気でたくさん使われたという話が残っていて、1980年代頃からは普段使い用の需要も一気に高まりました」

    ナイロンオックスとリップストップナイロンの2トーンモデル

    ナイロンオックスとリップストップナイロンの2トーンモデル DAN'S PACK 13,200(税込)

    「マチの薄いスマートなデザインにプリーツ仕様のフロントポケットがついたこのモデルは、見た目以上の収納力が特徴で、普段使いにちょうど良い17Lの容量になっています」

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    DAN'S PACKは見た目以上の収納力を発揮

    厚みあるナイロンツイルモデル DAN'S PACK

    厚みあるナイロンツイルモデル DAN'S PACK 13,200(税込)

    「サイドジップによりメインコンパートメントに横からアクセスでき、中には小物が入れられるメッシュポケットを装備。フロントコンパートメントの中にはキーリングが付属し、メインコンパートメントの後ろ側にはPC用のポケットも備えています」

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    MADDEN で一番人気を誇る「Bear Peak(ベア ピーク)」

    メインコンパートメントには止水ファスナーを採用

    ――MADDENの定番的なアイテムの次は、1番人気のアイテムを教えていただけますか?

    「こちらは1980年代にはすでにあったモデルで、『Bear Peak(ベア ピーク)』というアイテムです。メインコンパートメントには、当時はまだ珍しかった止水ファスナーを採用しています」

    PC用ポケットを設けて現代的にアップグレード

    「基本的には発売当初の型紙に忠実なつくりですが、ハイドレーションと呼ばれるパック型の水筒がつけられる仕様の代わりに、PC用ポケットを設けて現代的にアップグレード。ビジネスシーンやタウンユースで使いやすいつくりにしました」

    特徴的なフロントメッシュポケットとサイドポケット

    「メインコンパートメント内の両サイドにあるポケットは、当初はボトルホルダーとして考えられた機能ですが、ほかにはあまりない仕様で、仕分け用に使っても便利だと思います。特徴的なフロントメッシュポケットとサイドポケットを備えています。チェストベルトは着脱可能で、必要に応じて取り外して使うこともできます。20Lの容量は段使いしやすいサイズ感です」

    タウンユースを意識したつくりのBear Peak(ベア ピーク)

    Bear Peak 16,500(税込)

    「Bear Peakはデザインの良さからか、近年ではメディアに取り上げられる機会が多くなり、現在は最も多くのユーザーに選ばれるモデルになっています」

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    デイリーユースで人気の「Funny TOTE Bag(ファニー トート バッグ)」

    20Lのトートとして旅先でのサブバッグとしても活躍

    ――MADDENではもうひとつ、話題のトートバッグがあると聞きます。

    「3つ目にご紹介したいのが、デイリーユースで人気の『Funny TOTE Bag(ファニー トート バッグ)』というアイテムです」

    パッカブル仕様でミニショルダーバッグとして使える

    「本体を畳んで底マチの部分に収納できるパッカブル仕様で、ミニショルダーバッグとしても使えます。20Lの大きめなトートバッグとして日常生活はもちろん、旅先で荷物が増えた時のサブバッグとしても便利です」

    デイリーユースで人気のFunny TOTE Bag

    Funny TOTE Bag  7,480円(税込)

    「アメリカでの発売当時はミニショルダーバッグ機能の無いパッカブル仕様のトートバッグでしたが、それを現代版にアップグレードしています」

    商品詳細はこちら

    1970年代〜1980年代のレトロアウトドアな雰囲気を感じるMADDENアイテムの数々。レトロさのなかに今の時代の鮮度を感じられるのは、デザインワークが優れていることの現れだろう。アウトドア、アメカジ、カレッジファッション、いくつもの時代を超えて愛されるMADDENに今後も注目していきたい。

    「MADDEN」のアイテムを抽選で3名様にプレゼント!

    Funny TOTE Bag 7,480円(税込)、3色のなかから、いずれかひとつを選択!

    今回ご紹介した「MADDEN」のアイテムを、抽選で各1名、計3名様にプレゼントいたします。

    Funny TOTE Bagのブラックをプレゼント

    Funny TOTE Bagのオレンジをプレゼント

    Funny TOTE Bagのバイオレットをプレゼント

    ◆◆◆アイテムの種類◆◆◆
    ①BLACK
    ②ORANGE
    ③VIOLET

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    • 伊藤孝法
    • ファッションライター

      伊藤孝法

    • ファッション、メンズビューティーのジャンルでさまざまな媒体で執筆中。中目黒の老舗セレクトショップOUTPUTオーナーでもあり、ブランドのセールスやPRを手がける。WWDファッショニスタ100人がリコメンド!に参加。故郷北海道でFM番組のパーソナリティーも担当している。

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