ファッション
メンズ必見!使いやすさとスタイルを両立したミニ財布の人気商品25選
2024.06.20
キャッシュレス決済が浸透し、それに伴って小型の財布が主流の近年。トレンドをリードする世界のラグジュアリーブランドから国内の革製品専門ブランドまで、大小問わずさまざまなブランドからミニウォレットがリリースされている。
そのメリットは特大の一言。一度手にすると、もう大型の財布には戻れないほどの快適性をもたらしてくれるだろう。「そろそろ買おうと思っていた!」というGOODA読者のために、この記事では選ぶ時のポイントやおすすめの逸品を紹介しよう。
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【ミニ財布が人気の理由とメリット】
ミニ財布がこれほどまでに市民権を得た要因としては、前述の通りキャッシュレス決済の浸透が大きい。このことは私たちのショッピングに利便性をもたらしただけでなく、ファッションシーンにも大きな変化を与えた。
以下、メリットとともに詳しく説明していこう。
■最低限の荷物で出かける人が増えている
近年のファッショントレンドとして、大きなバッグは使わずに小さなバッグ、もしくは手ぶらでコーディネートを成立させる人が増えている。ファッションブランドからも大容量をウリにしたアウターやパンツが数多く発売され、人気を博している状況だ。
そうした現代のスタイルにコンパクトな財布は完全にフィットする。長財布よりも省スペースでポケットに入れられるため、ラクに持ち歩けるのが魅力。
■特にキャッシュレス派におすすめ
機能を必要最低限に抑えることで小型化を図っているミニウォレット。基本的にはキャッシュレスで、お札や小銭は“もしものため”程度入れられれば良いという人にぴったり。
小型であればあるほどスリの標的にされづらく、会計の度に慣れない現地通貨をいちいち数えたくない海外旅行との相性も良いだろう。
■最大のメリット
サイズがコンパクトなので軽く、持ち歩きやすい点が最大のメリット。小さなバッグの中でも場所を取らず、かさばらないのでジャケットやパンツのポケットに入れてもストレスがない。
コンパクトな見た目は可愛らしさも助長するうえ、現金派かキャッシュレス派かなど、自身のスタイルに合わせられる豊富な選択肢が用意されていることも人気の理由だ。
【ミニ財布の選び方】
前述の通り、さまざまなブランドからリリースされているミニウォレット。ブランドごとに趣向を凝らしたモデルが登場し、しのぎを削っている現状だ。
使用する素材やカラー、サイズ、形などモデルによってそれぞれの良さがある。どの機能を優先させるかによって、どのミニ財布が自身にマッチするかが見えてくるだろう。
以下、いくつかのポイントに分けて紹介していこう。
■素材
コンパクトなサイズは可愛らしさが出るぶん、素材はレザーでバランスを取るのがおすすめ。革財布はやはり高級感があり、大人の男性らしい落ち着きを印象付けることができる。普段使いはもちろん、ビジネスシーンにもマッチするだろう。
ただし、見た目よりもとにかく軽さ重視という人や旅行中でのみ使えれば良いという人は、ナイロンやコットンを選んでもOK。汚れに強く、レザーと比べて価格を抑えられるというメリットもある。
■カラー
ビジネスシーンとの兼用であれば、ブラックやブラウン、ネイビーなど落ち着いたカラーを選ぶのが正解。他者に与える印象はもちろん、落ち着いたカラーはスーツとの相性も良く、使い手の気分も上がるだろう。
もちろん、ワンポイントのロゴやマークは問題なし。どうしても色を入れたいという人は、ワンポイントで切り替えが施されているものや内側にカラーが取り入れられているものを選ぶのが良いかもしれない。
■形状
ミニウォレットの形状は、主に二つ折り、三つ折り、L字ファスナーの3種類に分けられる。現金派かキャッシュレス派か、サイズか収納力のどちらが優先かなど、自身のスタイルに合わせたものを選ぼう。
キャッシュレス派の人には、L字ファスナータイプがオススメ。カードをコンパクトに管理できて取り出しやすく、必要最低限のお札入れ、小銭入れが備わっているモデルが多い。一般的に、三つ折りはカードの収納ポケットは少ないがお札は入れやすい傾向にある。現金派の人にはL字ファスナーよりも三つ折りを推したい。
また、三つ折りはサイズを重視する人にも打ってつけ。二つ折りより幅が小さく、小銭用のポケットがついているモデルも多いので、お札と小銭を分けて管理することも容易だ。ただし、二つ折りよりも厚みが出やすいので、どうしてもポケットに入れたいという人には向いていないかもしれない。
そういう意味で、収納力と持ち運びやすさのバランスが取れているのが二つ折り。ややサイズが大きいぶん収納力もあり、三つ折りよりも薄いので、ポケットに入れてもかさばらない。
【メンズにおすすめのミニ財布25選】
ここからは、GOODA読者におすすめしたいミニ財布を25種類紹介。世界のラグジュアリーブランドから国内の革製品専門ブランドまで、大小問わずさまざまなブランドからセレクトした。
ぜひ、あなたにピッタリの一品を見つけてほしい。
PELLE MORBIDA
5つのカード段とフリーポケット、ファスナーポケットを完備した機能的なミニマルウォレット。ミラノにあるボナウド社にて、職人が一枚ずつ丁寧に手揉み加工を施したカクシボのゴートレザーを使用している。
なんといっても、差し色を効かせた配色の遊び心が唯一無二。マチ幅はわずか1cmと極めてスリムなため、使い勝手も申し分ない。
Hender Scheme/mini purse
近年、ファッション感度の高い人たちを魅了し続けているHender Scheme。浅草のアトリエを拠点に靴や革小物などを中心としたプロダクトを展開するユニセックスブランドだ。
ラインナップはいずれもモードとクラフトのバランスがとれたデザインが秀逸。ロウとワックスがたっぷり入ったベジタブルタンニンのカウレザーを表革で使用したLジップの財布は人気アイテムのひとつで、使用していくうちに独特の光沢と風合いを得られる。
ED ROBERT JUDSON/HUGHES MINI WALLET
ED ROBERT JUDSONは手にした人の感性を広げるための"プロジェクト"。自然的なレザーと工業用パーツなど、相反する素材を組み合わせることで新たな感覚を与えてくれる。
思わず触りたくなるような仕掛けを用い、手にした人の感性を広げるミニウォレットは、オリジナルマネークリップが取り外し可能。コインとカードが一つのポケットでも取り分けが出来る仕様になっている。
DIGAWEL/GARSON PURSE
パリのギャルソンが使用している財布をモチーフにしたDIGAWELの定番ウォレット、その名もギャルソンパース。高級革製品の材料として使われることの多いカーフレザーを採用し、独特な艶感が楽しめる。
ジッパーはriri社の白金ジップを使用しており、持つ人を選ばないシンプルなデザインと硬質な革から感じる気品が雰囲気満点。コンパクトなサイズ感でありながら、アコーディオン型の形状でカード類もストレスなく収納可能だ。
MAISON MARGIELA/バイフォールド ウォレット
もはや説明不要の大人気ブランド、MAISON MARGIELA。ブランドの名前ではなく製品の質にこだわり、極めてシンプルでありつつも独創的なコレクションを展開している。
ミニマルな二つ折りタイプのミニウォレットは、ナチュラルな印象のシボをエンボスしたグレインレザー採用モデル。内側にはカレンダーロゴを配置し、バックにあしらわれた4ステッチがアイコニックにその存在を主張する。
BALENCIAGA/CASH MINI WALLET
続いても説明不要の大人気ブランドから。柔らかく、シボが美しい上質なカーフレザーを使用した三つ折り財布だ。
フロントのロゴが目を引くので、ブランドを主張したい方におすすめ。なおかつ、スリムなデザインで使い勝手も◎。
Whitehouse Cox/SLIM ZIP WALLET
創業は1875年。以来、高品質の馬具や洗練されたデザインのベルト、鞄、財布などさまざまなレザーグッズを作り続けているイギリスブランド。
こちらのスリムジップウォレットは内側にカードポケットとコインなどを入れる仕切りを装備。ランチやコンビニ、旅行や冠婚葬祭など、財布をできるだけ小さくしたいときに活躍するサブウォレットだ。
土屋鞄製造所/ディアリオ ハンディLファスナー
厳選した牛の原皮を植物タンニンだけで鞣し、表面にオイルを塗り重ねることで深みのある色合いに仕上げたオイルメロウレザーを使用。トラやバラキズ、黒点などのナチュラルスタンプをそのまま活かしたラフな表情と、革の厚みを活かしたハリ感が特徴だ。
カードポケットが内部の両側についていてスッキリと収納可能。小銭は中央のポケットへ。マチが広く、取り出しやすいデザインが魅力。
JACQUEMUS/LE PORTE
フランスのファッションブランド、JACQUEMUS。モダンなカッティングやシルエットが特徴的で、アンダーグラウンドやポップカルチャーの影響を受けつつも、ミニマルで洗練されたウェアを展開している。
カーフレザーを使用したこちらの財布・カードケースも人気商品。コンパクトなサイズ感でサブの財布にうってつけ。ストラップ付きのため、キーホルダーとしても楽しめるユーティリティな仕上がりだ。
VALEXTRA
1937年に創立されたイタリアのバッグブランド、VALEXTRA。職人たちの手掛けるハンドメイドの鞄はミラノ市民の間で瞬く間に評判となり、最高級の革鞄ブランドとして現在も数々のセレブリティに愛用されている。
「イタリアのエルメス」とも呼ばれる同ブランドの三つ折り財布は、シンプルなデザインながらも優雅な佇まい。クラフツマンシップが感じられる逸品は、まさに大人のために用意されたアイテムと言って差し支えない。
COMME des GARCONS
COMME des GARCONSのカウレザー製二つ折り財布は、滑らかな質感とシンプルなデザインが特徴。メタリックモチーフのジップが華やかさを加え、ラウンドジップ開閉式で実用性も抜群だ。
4つのカードスロットとマルチビルポケットを備え、紙幣やチケットの整理も簡単。内側のロゴがブランドをさりげなくアピールしており、どの世代にも人気のあるデザインと言っていい。
SMYTHSON/PANAMA COMPACT PRS
130年もの伝統に根ざしたSMYTHSONは、英国ラグジュアリーを代表するブランドのひとつ。最上級のレザー製品を作り続けており、イギリス王室御用達のブランドとして名を馳せている。
こちらはパナマコレクションの三つ折り財布。カーフレザーとスプリットリングにメタリックロゴが施されており、優雅な逸品。専用のBOXがついているので、プレゼントにもおすすめだ。
BAO BAO ISSEY MIYAKE
2000年に生まれて以来、世界中で人気があるBAOBAOの二つ折り財布。メッシュ素材の上に三角形のピースを組み合わせた、個性的なデザインが目を惹く。
シャープでミニマルな印象なのは、ファスナーを隠したデザインだからこそ。L字ファスナーの内側はオープンタイプの小銭入れがセンターに、畳んだお札を収納できるスペースが
左右に配されている。
PORTER/CURRENT WALLET
しなやかな風合いのエンボス加工を施し、品のある落ち着いた雰囲気を醸し出すポーターカレントシリーズ。凪のような穏やかな波を連想させる型押しがポイントだ。
表面にはPORTERネームのオリジナル金属プレート。ポーターシリーズでもなかなかなかったアイコンは、小さいながら存在感も十分。内装にはPORTERの刻印も施されている。
BONAVENTURA
ミラノを本拠地としたレザーブランド、BONAVENTURA。必要最低限の収納を可能にした、機能的で計算されたデザインの三つ折り財布をセレクトした。
フロントは高級感あふれる美しいシュリンクレザー、内側は艶感のあるスムースレザーで仕上げた逸品。上質な素材のコントラストと手触りは、まさに大人の男性に相応しいクオリティといえる。
A.P.C./Demi-Lune ミニコンパクトウォレット HALF MOON
スムースカウハイドレザーを使用したラウンド型のウォレット。ワインレッドのボディにゴールドメタルの金具とブランドロゴが映える。
外側にはカードを2枚収納でき、サッと取り出せる設計。エッジのステッチも抜かりない。ブラックとブラウンの選択肢もアリ。
THOM BROWNE/Flat Wallet
トリコロールカラーのライニングがアクセントになったハーフジップウォレット。コンパクトながら、カード収納も備わった優れものだ。
ちなみに、内側の柄もトリコロールカラーで、ゴールドの金具にもトリコロールカラーが施されている。見えない部分にもこだわりたい方は心がくすぐられるかもしれない。
ETTINGER/MINI WALLET with COIN PURSE
英国王室御用達ブランド、ETTINGER。ゴートレザーを使用したシリーズで、上品な光沢と光をかざした時に革表面に現れる独特のシボが魅力。
カードの収納枚数は8枚と同ブランドのコンパクト財布の中では最多のモデル。手のひらに収まりやすいサイズ感は、ポケットに入れても場所を取らない。内張にはエッティンガーのロゴの入ったジャガード織の生地を使用している。
MAISON KITSUNE
レザーに箔押しされたブランドロゴが効いたデザイン。そして何よりもブラウンにブルーを合わせるセンスが唯一無二。
内側には札入れやカードポケットを配し、スナップボタンで取り外し可能な小銭入れも装備している。
EXENTRI/マルチウォレット
充実した機能と洗練されたノルウェーデザインが光るEXENTRI。従来の財布の概念を現代のライフスタイルにマッチするように進化させた機能的なギアだ。
5~10枚のカード、紙幣、領収書、コインを合理的に収納可能。外側の窓付きスロットは、親指のフリックで素早くカードを引き出すことができ、スマートにアクションを完結できる。
abrAsus/薄い財布
二つ折りにした際にカードと小銭入れを平行に配置。この特許取得済みの特殊な構造によって二つ折りレザー財布なのに圧倒的に薄いカタチを実現した、その名も「薄い財布」。
上に開くとお札とカード、下に開くと小銭。財布全部を一度に見渡せるので、レジや自動販売機での支払いは快適そのもの。札押さえの裏に隠された「ちょっとしたポケット」には、家や自転車の鍵なども収納できる。
Hender Scheme/seamless wallet
冒頭で紹介したHender Schemeからは、このようなモデルもセレクト。表側からはステッチが見えない構造の漉き割りシリーズで、ミシンを掛ける部分だけを漉いて厚みを2分割にし、下側の床面を縫製している。
カードは5段。お札も小銭も十分に収納できるうえ、内装はカード等を収納しても余計な厚みが出ないよう計算され尽くした構造だ。
Common Projects/ZIP COIN CASE
「ハイクオリティなマテリアルをハイクオリティなファクトリーで」というテーマのもと、モノづくりを展開しているCOMMON PROJECTS。
カードや小銭を入れるだけという極めてミニマルなコインケース。スムースでマットな素材感のヌメ革を外側に、内側にはヌメ革を使用しており、ワンポイントとして品番が刻印されている。内側のジップがブラックである点に注目したい。
SLOW/HERBIE MINI WALLET
ブランドネームは、移り変わりの激しい時代に流されずゆっくりと創作を追及していきたいというモノ創りのスタンスを示したもの。「自分たちが持ちたくなるモノを作る」という精神を原点に、日本の職人が誇る技術を駆使して創作されている。
ハービーレザーを使用した銀面を存分に活かしたデザインと真鍮金具がアクセントになったミニウォレットには、カードポケットを4つ装備。ボックス型小銭入れは大きく開くので小銭の視認性が抜群だ。
MYNUS/FLIP UP WALLET plus
薄さは8mmと極めてスリムでありながら、ワンアクションで開く大容量の小銭入れを搭載。最大40枚程度を収納でき、多いとされる20枚の小銭を入れても厚さは1.5cm程度で、ポケットに入れても服のシルエットを崩さない。
サイドを握るとプラスチックシートの壁が立ち上がり、トレイに変身。一目で小銭の種類を把握でき、スマートな会計を可能にする。閉じた状態でお札やカードへアクセスできる点も高ポイント。
チープな印象にならないよう注意!
これまでよりも快適な買い物を
ここではGOODA読者のために、大人の男性に相応しい「レザーモデル」にフォーカスして厳選した。繰り返しになるが、サイズが小ぶりなぶん、どうしても可愛らしさやチープさが出やすくなってしまう。うまくバランスを取りつつ最適な一品を選び、今まで以上に快適な買い物を楽しんでほしい。