ファッション
まだ間に合う! 今年最後に手にいれて
おきたい「コラボダウン」最終便
2022.12.23
東京でも冬本番。体の芯まで冷えるような寒さが連日感じられるようになってきました。年末に差しかかり、急ピッチで防寒アウターやウェアを用意している人も多いはず。となると、やっぱり気になるのがダウンジャケット。どうせなら、今季しか買えないコラボダウンが欲しいという人も多いのではないでしょうか。
ということで、今回は、まだ今季入手可能なコラボダウンを厳選してご紹介。今冬の最終便として、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
Select/Takahiro Nakajima
Text/Kazuyuki Nomura
シンプルながらハイスペックな今どきロングダウンコート
F/CE.×NANGA
STAND LONG DOWN COAT
F/CE.(エフシーイー)のNANGA(ナンガ)エクスクルーシブラインから登場した、セミロング丈のダウンコート。日本を代表するダウンファクトリーであるNANGAの上質なダウンはもちろん、F/CE.が開発した耐水圧20,000mm、浸透性20,000g/smというハイエンドレインウェアと同等スペックをもつファブリックを使っているのもポイント。外部から水を中に通さないため、雨や雪の日でも安心して着用可能だ。街ではオーバースペックと言えるほどのハイスペックな、とても心強い1着。
武骨なミリタリーテイストが◎なショート丈ダウン
GRIP SWANY×GORDN MILLER
TYPE1 DOWN JACKET
キャンプブランドのGRIP SWANY(と、ガレージライフスタイルブランドGORDON MILLER(ゴードンミラー)のコラボダウン。米軍特殊部隊にのみ供給されたLEVEL7ジャケットがデザインモチーフとなっており、無駄な装飾を極力排除した武骨な意匠が特徴。タウンユースからキャンプ、ガレージまで幅広いシーンで着用できるようダウンを封入し過ぎておらず適度なボリューム感。表生地は難燃素材のため、焚き火をするキャンプシーンでも着用可能だ。
クラシックアウトドアの名作を現代風にデザイン
REMI RELIEF×BEAMS PLUS
別注QUILT DOWN JACKET
1960年代のアウトドアウェアをデザインソースに、BEAMS(ビームス)がREMI RELIEF(レミ レリーフ)に別注をかけたダウンジャケット。中綿にはグースダウン90%、フェザー10%を封入し、2重のシールドでダウンの吹き出しを抑えた手の込んだ作り。キルト調のステッチやコットンとポリエステルのレトロな表生地、小ぶりのリブカラーやバッファローコンチョボタンなど、ヴィンテージに精通するREMI RELIEFならではのクラシカルなディテールも見所だ。
リバーシブル仕様で違う表情を楽しめるクラシカルな1着
W.M.B.C.×TAION
REVERSIBLE DOWN PARKA
人気ブランドWHITE MOUNTAINEERING(ホワイトマウンテニアリング)のレーベルのひとつであるW.M.B.C.と、インナーダウン専業ブランドTAION(タイオン)とのコラボダウン。ワイドなシルエットに加え、無駄を排除した最低限のディテール、軽さを追求した仕様など随所にこだわりあり。表面には撥水性を備えた難燃ナイロン素材を採用している。とてもシンプルだがクラシカルな雰囲気が漂い、流行関係なく着用できるダウンジャケットだ。
3種類の機能素材を駆使した隙のない仕上がりが魅力
MIZUNO×URBAN RESEARCH DOORS
DOWN JACKET
日本を代表するスポーツメーカーMIZUNO(ミズノ)と、URBAN RESERCH DOORS(アーバンリサーチドアーズ)による機能性抜群のダウン。表地にはアウトドアシーンでもお馴染みの機能素材、GORE-TEX INFINIUMを採用し、雨や雪の日でも安心して着用できる。湿気を吸って発熱するミズノ独自のブレスサーモ、衣服内の空気を暖めるリフレクションギアなど機能素材を満載し、防寒性、保温性など申し分ない1着に。
ハワイアンシャツモチーフをあえてダウンJKTに落とし込む!
ALWAYS OUT OF STOCK×REYN SPOONER
DOWN JACKET
2016年、KING-MASA氏によって設立されたALWAYS OUT OF STOCK(オールウェイズ アウト オブ ストック)と、40年以上の歴史をもつハワイアンシャツブランドREYN SPOONER(レインスプーナー)とのコラボ品。REYN SPOONERの伝統的なオリジナル柄を施したオリジナル生地が目を引く1着は、前身の2重になった異素材のポケットデザインがアクセント。立体感のあるデザインで、ストリートにも映えること請け合い。
暖かいダウンが活躍するのは、年末にかけたこれからが本番。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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スタイリスト
中島貴大さん
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1973年生まれ。本メディアをはじめ、さまざまな男性ファッション・カルチャー誌ほか、幅広いフィールドで活躍。自身が得意とするアウトドア・ミリタリーを基軸に、インテリアやプロダクトデザインにも造詣が深い。愛猫家。