ファッション業界きってのサウナー達に聞いた!サウナに必携の持ち物を教えて
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    ファッション業界きってのサウナー達に聞いた!サウナに必携の持ち物を教えて

    2025.03.11

    何度かのブームを経て、すっかり「非日常」を感じられる趣味・場所として定着した感のあるサウナ。平日仕事終わりにサクッとサウナに立ち寄り、週末は少し足を伸ばして気になるサウナに行くなど「サ活」をしているという人も多いのではないだろうか。

    今回はファッション業界きってのサウナーたちや、モデルでサウナーの美咲さんに、サウナに行く時に何を持っていくのかを聞いてみた。それぞれが考えるサウナの魅力やお気に入りのサウナなどを聞いたので、ぜひ「サ活」の参考にしてみよう。

    サウナー 01:People showroom ディレクター 山田昭一さん

    People showroom ディレクター 山田昭一さん

    セレクトショップやアウトドアブランドのPRを経て独立、アタッシュドプレスのpeople showroomを立ち上げる。週に2回以上はサウナに通う大のサウナ好きで、オシャレなサウナよりも地域密着型の銭湯サウナをこよなく愛す。

    オリジナルの「時短入浴」で、短い時間で整います

    【DATA】
    サウナに行く頻度/週に2回以上

    お気に入りのサウナ/東中野「アクア東中野」、東中野「松本湯」、練馬「中村浴場」、錦糸町「サウナ錦糸町」、鶯谷「ひだまりの泉 荻の湯」(お風呂とのセットが好きなので、サウナのみの施設には行きません)

    いつか行ってみたいサウナ/サウナ発達

    お気に入りのサウナの過ごし方/オリジナルの「時短入浴」というのがあります。最低2セット温冷交代浴をし、出来上がった状態でサウナにイン。サウナ→水風呂→サウナ→水風呂を休憩なしで2セット。これをやると10分くらいで完全に整うので、忙しい人にももってこいです。

    サウナの魅力/肉体的な回復はもちろん、仕事やプライベートの不安や焦りなど、ネガティブな感情を「無」にしてくれ、あがった後はポジティブになれるところ。

    サウナに必ず持っていくアイテム 01

    サウナに必ず持っていくアイテム 01

    サウナボーイ ロッカーキー スウェットセットアップ

    「お風呂とサウナが気持ち良いのは確定事項なので“アフターサウナ”をもっと充実させようと購入したアイテム。館内着のようなデザインで、袖にロッカーキーと2637(風呂サウナ)の刺繍が施されており、ワンマイルウェアとしても優秀です。肌触りの良いポリコットン素材で、程よくゆったりとしたシルエットなのでとてもリラックスできます」

    サウナに必ず持っていくアイテム 02

    サウナに必ず持っていくアイテム 02

    RENTO ルームスプレー

    「サウナの本場フィンランドの、サウナブランドのルームフレグランスです。とはいえお部屋で使うことはなく、サウナ用のタオルにシュッとひと吹きして使っています。白樺なので匂いだけでもうサウナ気分。サウナハットではなくタオルを頭にかける派なので、白樺の匂いのタオルのおかげで気分はいつでもどこでもフィンランドです(笑)」

    サウナー 02:SILAS プレス 古瀬公平さん

    SILAS プレス 古瀬公平さん

    イギリス発祥のストリートブランド〈SILAS〉のプレスとして働く。サウナは新たな場所を探して行くアクティブスタイルではなく、ベースサウナを中心に、身近なサウナをじっくりと楽しむ保守派。日曜の午後サウナを推奨するサンデーサウナー。

    地域密着型のサンデーサウナー

    【DATA】
    サウナに行く頻度/週に1回以上

    お気に入りのサウナ/仙川「湯けむりの里」、東中野「松本湯」、代田橋「湯の楽」

    いつか行ってみたいサウナ/古民家一棟を貸切で、サウナと森林浴、水風呂を楽しめる淡路島「ubusuna-ウブスナ-」

    お気に入りのサウナの過ごし方/日曜日の夕方に行くことをルーティーンにしており、体調によって2〜4セットほど繰り返し入り、サウナ、水風呂、外気浴をしながらなるべく考え事をせず、無心になることを心がけています。日曜日の憂鬱な時間の中で明日からの1週間の英気が養われるので、良いサイクルで仕事にも臨めます!

    サウナの魅力/無心になれる貴重な時間と、汗をかくことによるストレス解消。精神面と身体面、どちらもお手軽にリフレッシュできるところです。

    サウナに必ず持っていくアイテム 01

    サウナに必ず持っていくアイテム 01

    Columbia パブロフクリークサウナハット

    「コロンビアのサウナハットです。素材には通気性を保ちつつ、熱を通しにくいメッシュ素材を採用。さらにライニングにコロンビア独自の冷却機能「オムニフリーズゼロ」が搭載されているため、生地全体の温度を下げてくれます。頭皮や耳の保護、髪の乾燥防止だけでなく、のぼせ防止にも優れています。ただ残念なのは、現在販売が終了してしまっていること。コロンビアさん、再販希望です!(笑)」

    サウナに必ず持っていくアイテム 02

    サウナに必ず持っていくアイテム 02

    BAMBOOSHOOT オーガニックハンドタオル

    「中目黒の人気ショップ〈バンブーシュート〉で購入したハンドタオルです。今治タオルとのコラボレーションアイテムで、持ち歩くにも丁度良いサイズ感でふんわりとした肌触りもとても気持ちいい。角には1カ所ボタンホールのような穴が開いていて、紐を通したり、カラビナフックを通したりすることで、ぶら下げることができ、アウトドアやフェスでも活躍しています」

    サウナー 03:TEENY RANCH 代表 久戸瀬崇裕さん

    TEENY RANCH 代表 久戸瀬崇裕さん

    岡山県出身。BEAMSで販売、FACTOTUMでPR業務を経験したのちに、2018年にアパレルを中心としたショールーム/プロダクション「TEENY RANCH」を設立。アパレル以外にも植物ショップのアドバイザーやPRも手掛ける。休日は釣り、植物、金魚など趣味に勤しむ趣味人。

    忘年会を毎年スパで行うほどのサウナ好き

    【DATA】
    サウナに行く頻度/週に1回以上

    お気に入りのサウナ/祖師ヶ谷大蔵「湯パーク レビランド」、狛江「狛江湯」、菊川「高砂湯」、鶯谷「ひだまりの泉 荻の湯」、東中野「アクア東中野」、渋谷「サウナ道場」

    いつか行ってみたいサウナ/錦糸町「黄金湯」、森下「深川温泉 常磐湯」

    お気に入りのサウナの過ごし方/3分入浴→サウナ→水風呂→外気浴を3セットがルーティーンです。特に何か考えることもなく、サウナに集中して楽しむことを心がけています。一番好きな時間は14:00~15:00にサウナに入り、夕方前の夕陽を見ながら外気浴する時間が一番好きな時間です。

    サウナの魅力/やはりシンプルにスッキリすることです。サウナという我慢、水風呂というご褒美、外気浴という更なるご褒美。町サウナなら近所のコミュニティの場になり、そして帰り道は全員いい顔で帰っていくのを見ると、やっぱりサウナっていいなぁと思います。ちなみに、弊社の忘年会は毎年東京ドームシティの「スパ ラクーア」で行うのが恒例になっています(笑)。

    サウナに必ず持っていくアイテム 01

    サウナに必ず持っていくアイテム 01

    MOKU ライトタオル M

    「浅草の小池商店で購入しました。50gほどですごく軽いのですが、吸水速乾性がとても高く、部屋干しでもすぐに乾きます。その薄さと軽さは、風呂やサウナで使うのにちょうどいいです。普通のタオルだと水を吸って重くなるのですが、これは水を吸ってもそんなに重くならないので、サウナに行く際には必ず持っていきます」

    サウナに必ず持っていくアイテム 02

    サウナに必ず持っていくアイテム 02

    MAMMUT スマートケース ライト

    「本来はアウトドアシーンで濡れたものを入れるためのものなので、登山や釣りの際に使っていました。毎回サウナに行くときにビニール袋を持って行っていたのですが、ある日このバッグを持って行けば破れる心配もないし、水漏れもないし、見栄えもいいし、そして経済的にもいいと気付き、アウトドア用と別に買い足してサウナ用として使っています」

    サウナー 04:PR / Marketing 坂川慶太さん

    PR / Marketing 坂川慶太さん

    日本発のアウトドアブランドでPR/マーケティングを担当。週末は季節を問わずハイキングやキャンプ、クライミングなどアウトドアを満喫。アクティビティの後は必ずサウナに立ち寄るほどのサウナ好き。自然の中でリフレッシュしながら、アクティブな休日を楽しんでいる。

    キャンプやクライミングの後はサウナに直行!

    【DATA】
    サウナに行く頻度/週に2回以上

    お気に入りのサウナ/中野「清春湯」、笹塚「栄湯」

    いつか行ってみたいサウナ/目白「五色湯」

    お気に入りのサウナの過ごし方/サウナ室ではなるべく何も考えず、ただ座っています。全てはその後の水風呂→外気浴の気持ちよさのために、汗を流すことだけに集中。お気に入りの時間帯は夜10~1時です。その日の仕事や予定を一通り終わらせて、疲れた体と頭をリセットし、無心で汗を流すのが至高です。

    サウナの魅力/一番はすべてを忘れてリラックスできること。他では味わえない独特の気持ちよさと開放感があり、一度経験するとやめられません。

    サウナに必ず持っていくアイテム 01

    サウナに必ず持っていくアイテム 01

    and wander アンドワンダー ナルゲン1L トリタン

    「サウナでは水分補給がマストですが、個人的には500mlでは足りず、1Lサイズのボトルを探していたところ、丁度アンドワンダーで発売されたので即購入しました。ハイキングやキャンプで使用後、そのまま水を補給してサウナに持っていけるのもお気に入りポイントです」

    サウナに必ず持っていくアイテム 02

    サウナに必ず持っていくアイテム 02

    and wander Yu Nagata 手ぬぐい

    「手ぬぐいは軽量で速乾性があり、畳むとコンパクトになるので持ち運びも楽。サウナのほかにも、登山やキャンプ、クライミングなどにも必ず持っていくアイテムのひとつです。サウナでは顔を覆ったりすることも多いのですが、手ぬぐいは一般的なタオルとほとんど同じサイズなので問題なくできます。イラストレーター長場雄さんのイラストもツボです」

    サウナー 05:モデル、サウナー 美咲さん

    モデル、サウナー 美咲さん

    サウナ好きが高じて、フィンランド政府観光局公認フィンランドサウナアンバサダーとして活躍。モデル活動をしながら、サウナの入り方などを雑誌やTVで紹介。サウナ・スパプロフェッショナル、サウナ・スパ健康アドバイザーの資格をもつ。Instagram:misaki_saunner_

    サウナの後はお肌がピカピカに!

    【DATA】
    サウナに行く頻度/今は育児中のため月に2回以上 ※子供が生まれる前は週7回

    お気に入りのサウナ/西麻布「アダムアンドイブ」、赤坂「スゴイサウナ」、戸田「七福の湯」

    いつか行ってみたいサウナ/豊洲「万葉倶楽部」、都立明治公園「TOTOPA」、広島「Hiki stargazing sauna」

    お気に入りのサウナの過ごし方/サウナに行く1〜2時間前に軽食を食べる(サウナに行く前からルーティーン始まっています!)。到着後、まずは顔と体、髪を洗って一度湯船に。良い感じに温まり、体の冷えがとれたらタオルでよく拭いてサウナ室へ。10〜12分サウナに入ってから水風呂に入り、外気浴をします。外気浴スペースがなければ、施設内or浴室内の椅子に座ってぼーっとして過ごします。これを3セット繰り返し、最後にシャワーをMAXに冷たくし、全身を流して終了です!

    サウナの魅力/とにかくお肌の調子が良くなること。日頃、顔から汗をかく機会ってほとんどないので、サウナで発汗して冷たい水風呂で引き締めると驚くほど顔がピカピカになっています。お肌の調子が良いと毎日ご機嫌に過ごせます!

    サウナに必ず持っていくアイテム 01

    サウナに必ず持っていくアイテム 01

    N organic フェイスマスク

    「Nオーガニックの ドラッグストアなどでも買えるシートパックですが、この2種類が特にお気に入りです。お肌のくすみが気になる時と、乾燥が気になる日で使い分けています。サウナ後にこれでケアすると、お肌の調子ばっちりになります」

    サウナに必ず持っていくアイテム 02

    サウナに必ず持っていくアイテム 02

    白銀荘 フェイスタオル

    「北海道にある「白銀荘」というサウナで購入したもので、サウナにハマって以来ずっと使い続けています。サウナに行く時は、レンタルのタオルにプラスでもう一枚持っていると便利なので、必ず持って行きます。他にも様々な施設のタオルを集めており、楽しみのひとつになっています」

    ブームを問わず、いつだってサウナは気持ちいい!

    「ととのう」や「サ活」などの用語も浸透し、今でも人気が衰えないサウナ。だが、今回ご紹介したサウナーたちを見ると、ブーム関係なく全力でサウナを楽しんでいるのが分かる。もはやライフスタイルの一部と言ってもよいだろう。少しでもサウナの魅力が伝わったなら、ぜひ奥深きサウナ道を探究してみてはいかがだろうか。

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