デジタル家電
Bluetoothワイヤレススピーカーのおすすめ25選!選び方も解説
2025.11.07
Bluetooth対応のワイヤレススピーカーは、スマートフォンやテレビ、パソコンなど、さまざまなデバイスと手軽に接続できる利便性に優れたアイテムだ。ポータブルタイプのモデルも増え、防塵・防水性能をもつ製品であれば、アウトドアやキャンプ、バスルーム、キッチンなど、さまざまな場所で手軽に楽しめる点も魅力。
「JBL」や「ソニー(SRSシリーズ)」などの人気メーカーを中心に、Bluetoothワイヤレススピーカーの選び方やおすすめ製品25種類を紹介する。お洒落で高性能なアイテムを探している人は要チェックだ。
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Bluetoothワイヤレススピーカーを選ぶ際の6ポイント
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巷には多くのBluetoothワイヤレススピーカーが販売されているが、そのなかから使用目的に合ったものを選ぶためのポイントについて解説。「スピーカーの音質」「デバイスとの接続方式」「防塵・防水性能の有無」「便利な機能」「持ち運びやすさ」「電源方式と連続再生時間」の6ポイントを押さえておこう。
スピーカーの音質
Bluetoothワイヤレススピーカーを選ぶ上で重視すべき点は、音質の良さだ。場所を問わず心地良い音楽に包まれることで気分を高められる。Bluetoothワイヤレススピーカーの音質に関係する要素として、出力数(W)とコーデック、パッシブラジエーターがある。
■出力数(W)
Bluetoothワイヤレススピーカーの出力数は、搭載スピーカーがどの程度の音を出せるかを示している。出力数はW(ワット数)で表され、出力(W)が高いほど音量の迫力が増し、臨場感のある音楽を楽しめる。
一般的に、5W前後は小型のポータブルスピーカーに多く、室内でBGMを流すのに向いている。10Wは自宅やオフィスで音楽を流すのにちょうど良いだろう。15~20Wのモデルなら、屋外や広い場所でも十分な音量を鳴らせる。
■コーデック
コーデックとは、音楽データを転送する際に圧縮・解凍するための技術のこと。コーデックの種類によってBluetoothワイヤレススピーカーの音質や遅延があるかどうかが変わってくるため、購入前に確認しておこう。Bluetoothコーデックには種類があり、下記の表に一部をまとめている。
■パッシブラジエーター
パッシブラジエーターとは、電磁気回路を持たず、スピーカー筐体内の空気振動で駆動するユニットのこと。内部の空気振動を利用して共振し、低音域を補強する仕組みであり、小型のBluetoothワイヤレススピーカーでも迫力ある重低音を実現できる。手のひらサイズのコンパクトなポータブルスピーカーでも、パッシブラジエーターを搭載したモデルなら、迫力の低音を楽しめる。
■ステレオ再生
ステレオ再生に対応すれば、音の広がりや臨場感が大幅にアップする。Bluetoothワイヤレススピーカーでステレオ再生するには、ステレオ再生機能を搭載したモデルを選ぶか、複数台接続に対応したモデルを用意し、2台を接続すればステレオ再生が可能になる。
■360°スピーカー
スピーカーの配置に工夫し、360°全方向へ音を出せるタイプのBluetoothワイヤレススピーカー。本体の設置場所を気にせずに使え、中心に置けば部屋全体へと音楽を届けられる。大人数で音楽を聴きたい時にもおすすめだ。
デバイスとの接続方式
ケーブルレスで使用できるワイヤレススピーカーは、音楽デバイスとの接続方式も重要なポイントになる。最も手軽な接続方式として「Bluetooth」が挙げられるが、ほかにも「Wi-Fi」や「AirPlay」などの方式がある。
■Bluetooth接続:簡単に無線接続できる
Bluetoothを使ってワイヤレススピーカーと音楽デバイスを接続する方式。スマホやタブレット、PCには標準でBluetooth機能が搭載されており、対応機種の多さが魅力だ。一度ペアリングを済ませておけば、以降はスピーカーを起動した際に自動で接続されるため、手間がなく使い勝手が良い。
■Wi-Fi接続:高音質だが環境の整備が必要
自宅で音楽を楽しむ場合は、ワイヤレススピーカーと音楽デバイスをWi-Fi接続する方法がある。Wi-Fi接続はBluetooth接続と比べて通信速度が速く、遅延の少ない高音質の音楽を楽しめる。通信距離が広く、一度に複数の機器と接続できる点も強み。ただし、Wi-Fi環境を用意する必要がある。
自宅やオフィスなどWi-Fi環境が整っているならWi-Fi接続のほうが安定するが、屋外に持ち運んで音楽を楽しみたい場合は、場所を選ばず手軽に接続できるBluetooth接続のほうが手軽でおすすめだ。
防塵・防水性能の有無
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更に、防水・防塵性能(IPX規格)も注目すべきポイントだ。防滴仕様で水回りでも使えるモデルや、アウトドアにぴったりなIP67対応の高耐久モデルなら、使用シーンが大幅に広がる。
Bluetoothワイヤレススピーカーの防水性能は、商品説明に記載されたIP〇〇という防水等級で確認できる。IP〇〇の左側が防塵等級、右側が防水等級を示し、IP68の場合は防塵等級が6、防水等級が8であることを示している。防塵は0~6の7等級、防水は0~8の9等級に分かれており、等級の数字が高いほど防塵、防水性能に優れている。
Bluetoothワイヤレススピーカーをアウトドアシーンで使うなら、IPX7以上の防水等級をもつモデルを選ぼう。IPX7なら、一時的に水に沈んでも浸水しない。キッチンなどの水回りで使用するなら、生活防水に対応したIPX4以上の物を選びたい。
そのほかの便利な機能
Bluetoothワイヤレススピーカーには、通話機能やラジオ機能、テレビと連携できるコンテンツ再生対応モデルも展開されている。
■ハンズフリー通話
内蔵のスピーカーを使ってハンズフリー通話が可能なモデル。スマホとの接続中に連絡がきた時やWEB会議への参加なども可能だ。
■ラジオ受信
ラジオ機能付きのモデルなら、予め用意しておいた音楽以外にもラジオ番組を楽しめる。災害時の備えとしても活用できる。
■テレビと連携
普段使いしたい場合は、自宅のテレビと接続してスピーカー代わりに使うこともできる。
持ち運びやすさ
持ち運びに便利なポータブルスピーカーは、日常使いからアウトドア、旅行まで幅広く活躍する。軽量・コンパクトなモデルは荷物が多い場面でも負担にならず、どこへでも気軽に持ち運べる点が強みだ。なかには、手のひらに乗せられる超小型のBluetoothワイヤレススピーカーもあり、付属のフックやカラビナを使って鞄やリュックに取りつけられる利便性の高い物も。コンパクトなモデルでも半日以上バッテリーがもつ物もあり、音質よりも持ち運びやすさを重視したい場合の選択肢になる。
電源方式と連続再生時間
携帯性を重視したいBluetoothワイヤレススピーカーでは、電源方式と連続再生時間も見逃せないポイントだ。
アウトドアシーンで使いたいなら、持ち運びに対応できるバッテリー式がおすすめ。USB充電に対応したモデルなら、出発前の自宅や外出先にてモバイルバッテリーを使って充電できる。
充電方式と併せて連続再生時間もチェックしよう。屋外で使う場合は連続再生時間が短いと途中で電池切れの恐れも。気分を盛り下げないためにも連続再生時間には余裕を持たせておこう。
・自宅やオフィス:6~12時間
・旅行:8~16時間
上記の連続再生時間を目安にBluetoothワイヤレススピーカーを選びたい。
Bluetoothワイヤレススピーカーのおすすめ25選
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GOODAが厳選した、Bluetoothワイヤレススピーカーのおすすめアイテムを、25種類ピックアップ。アウトドアシーン向け、価格と性能のバランスに優れたコスパ重視、ドライブのお供に最適な車載用の、3つの視点から紹介する。
アウトドアシーン向け(携帯性/防塵・防水)のおすすめ9選
屋外での使用を想定しているなら、小型・軽量で持ち運びやすいBluetoothワイヤレススピーカーがおすすめだ。アウトドアシーンで使うなら、過酷な環境にも対応できるよう防塵・防水仕様のモデルを選ぼう。
1. SONY ワイヤレスポータブルスピーカー ULT FIELD 3【ダイナミックな重低音を奏でるモデル】
参考価格:23,571円/photo by 楽天市場
片手で持ち運べるコンパクトなサイズながら、ダイナミックな重低音を奏でるBluetoothワイヤレススピーカー。「ULT FIELD 3」は、ウーファーとトゥイーターをそれぞれ搭載した「2Way Speaker System」を採用しており、専用設計のスピーカーが帯域を担うことで、深く力強い重低音とボーカルクラリティを両立している。
約24時間再生可能なバッテリーを搭載しており、キャンプや屋外のイベントでも電池残量を気にせず使用可能だ。IP6X準拠の防塵性能とIPX6/7準拠の防水性能をもち、浴室やビーチなどの水回りでも安心して使える。
2. JBL ポータブルスピーカー JBL CHARGE 6
【新技術「AI Sound Boost」により最適な音響性能を実現】
参考価格:27,500円/photo by 楽天市場
迫力のサウンドを楽しめる、JBLのBluetoothワイヤレススピーカー。新技術「AI Sound Boost」が搭載されており、膨大な音楽データを学習したAIがリアルタイムで楽曲を解析し、スピーカーユニットの歪みを最小限に抑えながら最適な音響性能を実現する。
「CHARGE 6」の一台ごとにサウンドエンジニアが付いているかのようなクオリティで、どこにいてもリアリティのあるサウンドを楽しめる。「Auracast」を搭載し、2台のCHARGE 6をステレオペアリングさせて、仲間と音楽を共有するのも面白い。
IP68準拠の防塵・防水性能をもち、1mの高さからコンクリートの床に落としても問題のない衝撃耐性を備えており、アウトドアシーンでも大活躍する。
3. MARSHALL Stockwell II Black & Brass【全方位にサウンドを届けられて内外を問わず使用可能】
参考価格:37,980円/photo by 楽天市場
シリコン製の外装をもち、マイクにインスパイアされたスチール製の金属グリルとアイコニックなMarshallスクリプトロゴが目を引く、Bluetoothワイヤレススピーカー。ギターにインスパイアされたハンドストラップが付属し、コンパクトでどこへでも持ち運べる。
Blumleinステレオサウンド構造により、全方位にサウンドを届けられ、屋内、屋外を問わず使用可能だ。スピーカーのトップパネルにある音量調節ノブの調節により、低音、高音の好みのサウンドを楽しめる。IPX4準拠の防水性能をもち、アウトドアシーンにも対応する。
4. B&O Beosound A1 3rd Gen 防水 Bluetoothスピーカー
【バッテリーの交換可能&10年耐久設計で長く愛用できる】
参考価格:55,900円/photo by 楽天市場
Bluetoothスピーカーとして世界で初めて「Cradle to Cradle 認証※」を取得した「A1 3rd Gen」。持続可能性の面でも進化しており、交換可能なバッテリーや最大10年の使用耐久テストをクリアした設計のため、長く愛用できる一台だ。
滑らかなパールブラスト仕上げのアルミニウムと刷新されたストラップロック構造により、普段使いのしやすさと洗練された外観を両立。IP67準拠の防塵・防水性能をもち、ビーチや山の中でも使用可能だ。
※製品が環境・健康・再利用・再生可能エネルギー・社会的責任の観点から評価され、持続可能な製品として設計されていることを示す国際的な認証制度
5. Bose SoundLink Flex Portable Speaker(2nd Gen)
【水に浮く設計で水辺に落としても途切れず再生可能】
参考価格:19,800円/photo by 楽天市場
ハイファイサウンドを楽しめるコンパクトなBluetoothポータブルスピーカー。クリアな音質でバランスの取れた重低音を再生でき、ボーズアプリのイコライザー機能を使って高音域や低音域を好みにカスタマイズできる。
コンパクトなボディーは鞄の中に納まり、丈夫なナイロン製のユーティリティループでカラビナやフックに固定可能だ。IP67準拠の防塵・防水性能をもち、水に浮く設計のため水辺に落としても音楽の再生が途切れる心配がない。
6. JBL ポータブルBluetoothスピーカー JBL FLIP 7
【PushLockシステムによりアクセサリーの交換が楽々】
参考価格:19,800円/photo by 楽天市場
小型ながら迫力のサウンドを再生できるBluetoothワイヤレススピーカー。低域用のアンプの強化とツイーターのアップグレードにより、最大音量でもパワフルでクリアな低音を実現した。新開発のドーム型ツイーターが加えられた設計により、鮮明な高音を実現しつつ、サウンド全体の説得力が増している。
AI Sound Boostを搭載しており、音楽信号をリアルタイムで解析しながら歪みを抑えた音響性能を実現している。バッテリーは最大14時間の再生が可能で、IP68準拠の防塵・防水性能をもつため、アウトドアシーンのお供にも最適。「PushLock」システムにより、付属のカラビナやストラップを片手で楽々取り換えられる点も嬉しい。
7. SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB100 BC
【キレと存在感のある低音域を実現する一台】
参考価格:7,100円/photo by 楽天市場
直径約46mmのフルレンジスピーカーユニットを搭載し、独自技術を活用した偏心ユニットによりクリアなサウンドを再生できる一台。本体底面には、低音を増強させるパッシブラジエーターを配置しており、キレと存在感のある低音域を実現している。
独自技術「Sound Diffusion Processor」の搭載により、重低音とボーカルなどの中高域が広がりのある音で楽しめ、スマホやタブレットと接続して音楽を再生できるほか、ハウリングやエコーを抑えたクリアな通話も可能だ。IP67準拠の防塵・防水性能をもち、自宅のキッチンや浴室、アウトドアシーンでも使用できる。
8. Anker Soundcore Motion 100 スペースグレー
【BassUpテクノロジーと10Wドライバー2基で迫力あるサウンドを実現】
参考価格:8,990円/photo by 楽天市場
片手で持ち運べるサイズ感により、どこへでも持ち運べるBluetoothワイヤレススピーカー。本体は優れた耐久性をもち、IPX7準拠の防水性能によりプールサイドやアウトドアシーンでも使用できる。独自技術「BassUpテクノロジー」と10Wのフルレンジドライバーを2つ搭載し、迫力のあるサウンドを実現可能だ。一度の充電で最大12時間連続再生ができ、日帰りのレジャーで活躍する。
9. Marshall Emberton III Black and Brass【トーンバランスが常に適切に保たれる機能搭載】
参考価格:28,980円/photo by 楽天市場
コンパクトなボディーながら重厚で力強いサウンドを実現できるポータブルスピーカー。マルチディレクショナル(全方位)サウンドを採用しており、すべての方向で厚みのある音楽を楽しめる。「ダイナミックラウドネス」機能により、音量を調整するたびに周波数が適正に調整されるため、トーンバランスが常に適切に保たれる。
本体は、シリコン製の外装と堅牢な金属グリルを備え、IP67準拠の防塵・防水性能をもつため、アウトドアシーンでも問題なく使える。最大約30時間の連続再生が可能。
インドアシーン向け(音質重視)のおすすめ7選
自宅や友人とのパーティーで使用するのにおすすめの、音質にこだわったBluetoothワイヤレススピーカーを紹介。アウトドアシーンに対応した製品のような堅牢さと防塵・防水性能は備えていないが、インドアシーンに特化した機能を備えている。
10. Marshall Woburn III【複雑なセットアップは不要で直感的に操作可能】
参考価格:99,980円/photo by 楽天市場
前シリーズからの再設計により音の広がりが向上し、より深い没入体験を得られる「Woburn III」。新しい3ウェイドライバーシステムを搭載しており、明瞭な中音域と鮮明な高音に加え、人間の耳が知覚できる最低周波数に近い、より制御された低音を再現可能だ。
最適な角度で設置されたツイーターと導波管のアップデートにより、広がりのある圧倒的なサウンドを楽しめる。デバイスとの接続時には複雑なセットアップは不要で、本体上部の操作系のボタンはすべて直感的に操作可能だ。
11. SONY ワイヤレススピーカー SRS-RA5000【音に包み込まれるような体験ができる】
参考価格:88,000円/photo by 楽天市場
ソニーの空間音響技術である「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」により、まるで演奏会場にいるかのような臨場感ある音場を実現できる。部屋のどこにいても立体的で臨場感のある音響を楽しめるよう、3つの上向きスピーカーを含む、7つのユニットによる全方位スピーカーシステムを搭載。
異なる位置のスピーカーが水平と上方向から音を届け、包み込まれるような体験ができる。「サウンドキャリブレーション」により、スピーカーが周辺の環境を測定して最適な音のバランスに補正可能だ。
12. KEF LS50 Wireless II【スマホやテレビで迫力の音響を体感】
参考価格:323,702円/photo by 楽天市場
オール・イン・ワン・スピーカーシステムとして、室内での音楽体験を盛り上げる「LS50 Wireless II」。KEFの音響技術のなかでも革新的な「Metamaterial Absorption Technology (MAT)」を搭載し、複雑で迷路のような構造で、ツイーター背面のノイズを99%吸収し、音の歪みを削減して透明感のある自然な音を実現できる。
スマホやテレビ、ゲーム機にもワイヤレス接続ができ、さまざまなコンテンツを迫力の音響で楽しめる。スマートホームアプリやコントロールインターフェースから音楽再生と操作ができる点も魅力。
13. Edifier QR65-BK【音楽に連動して1600万色が光るLED証明搭載】
参考価格:39,595円/photo by 楽天市場
充電技術を搭載したアクティブスピーカーの「TurboGaN」。70W高出力&Hi-Res認証により、LDACワイヤレス/USB有線ともに24bit/96kHzの高解像度サウンドを再生できる。高速充電に対応した3つのUSBポートを備え、複数デバイスの同時急速充電が可能だ。
深みある低音とクリアな高音は、1.25インチネオジムツイーターと2.75インチアルミドライバーによるもの。特許取得の「TempoAbyss」技術で1600万色の音楽連動LED照明を実現しており、自室にいながら雰囲気を演出する音響空間を楽しめる」。
14. BALMUDA The Speaker M01A【インテリアを格上げするレトロさを感じる一台】
参考価格:44,000円/photo by 楽天市場
音楽に合わせて綿密に光るLEDライトにより、音を聴くだけでなく体感できる、「Live Light」機能を搭載したBluetoothワイヤレススピーカー。真空管風の中に閉じ込められたLEDライト、磨かれた金属の反射など、新しさのなかに温かみのあるレトロさを感じられる。
インテリアを格上げする上品なデザインと合わせ、音楽体験を充実したものに。上向き構造によって360°広がる立体的で鮮明なサウンドを実現し、低音は足元から、高音は頭上から聞こえるため、ボーカルが目の前で歌っているように感じられる。
15. KEF LSX2 SoundWave HiFi【多彩なデバイスに接続でき使いやすい】
参考価格:176,564円/photo by 楽天市場
「LSX II LT」は、LSX IIと同じハイ・フィデリティ・サウンドと主要テクノロジーを搭載しており、よりリーズナブルな価格で購入可能だ。Music Integrity Engineと独自のUniQドライバーを搭載しており、室内をクリアなサウンドで包み込む。
Bluetoothによるワイヤレス接続のほか、USB Type-Cを使ってPCやテレビと接続でき、レコードプレーヤーやCDプレーヤーなどとの接続も可能だ。ユーザーの使いやすさを優先した、直感的に操作できる操作設計が嬉しい。
16. Anker Soundcore Motion X600【インテリアになじみIPX7の防水性能を備える】
参考価格:27,390円/photo by 楽天市場
Anker独自の空間オーディオアルゴリズムと、5つのドライバーにより、空間全体を包み込むような立体音響を実現できる一台。LDACコーデックを搭載し、通常のコーデック(328kbps,44.1kHz時)と比べて最大で約3倍の情報量を送信でき、ワイヤレス接続でもクリアな音源を再現可能だ。
3Dメタルメッシュを採用したボディーは、シンプルながら高級感にあふれており、部屋のインテリアになじむ。IPX7準拠の防水性能を備えているため、屋外へ持ち出して音楽を楽しむのも良いだろう。
コスパに優れたおすすめ7選
Bluetoothワイヤレススピーカーの音質や性能を追求すると価格が高くなりがちだが、コスパに優れた機種も展開されている。必要な機能や自身の音楽を聴くスタイルに合わせて、購入しやすい価格の物を選ぶことも選択肢に入る。
17. CREATIVE Stage Air ブラック【コンパクトながらパワフルなサウンドを再生】
参考価格:6,546円/photo by 楽天市場
コンパクトで使いやすい、アンダーモニタータイプのBluetoothワイヤレススピーカー。PCのワークスペースやゲーミングPC、テレビの下などにフィットする。USB接続にも対応し、ピーク出力20Wのパワフル サウンドを実現可能。カスタムチューンされた2つの楕円状ドライバーと、オーバーサイズのバスラジエーターを搭載し、コンパクトながらクリアで重低音の効いた迫力のサウンドを楽しめる。
18. JBL GO 4 ブルー【IP67の防水・防塵で浴室やビーチでも使用可能】
参考価格:7,411円/photo by 楽天市場
プロダクトデザインを見直し、新世代のプラットフォームにアップデートされたモデル。「GO/CLIP」シリーズでは初めてJBL独自の専用アプリ「JBL Portable」に対応し、複数の機種の一元管理が可能だ。
内蔵バッテリーの大型化により、前モデルより連続再生時間が2時間アップし、エネルギーバランスを調整する「プレイタイムブースト」により、さらに最大2時間の稼働時間の延長が可能になった。IP67に準拠した防水・防塵性能をもち、浴室やビーチなどでも使える。
19. FIIO Snowsky ANYWHERE White【最大で21時間使える超ロングバッテリー搭載】
参考価格:4,000円/photo by 楽天市場
自宅から屋外まで使える小型のBluetoothワイヤレススピーカー。IPX6準拠の防水性能をもち、家事から登山まで幅広いシーンに対応可能だ。高音質45mmドライバーが低歪みを実現し、力強く豊かな音を放つ。最大21時間使える超ロングバッテリーを搭載し、、日帰りで持ち歩くときも安心だ。
20. SOUL S-STORM MINI BLACK 【カラビナ機能により優れた携帯性を発揮】
参考価格:3,636円+送料/photo by 楽天市場
5Wのハイパワーながら小型化を実現した、携帯性に優れたBluetoothワイヤレススピーカー。カラビナ機能を内蔵し、鞄にひっかけて持ち歩ける点がポイント。IPX6準拠の防水性能があり、屋外に持ち歩くのもOKだ。マルチポイント接続機能で2台のデバイスを同時に接続できる。
21. Anker SoundCore 2【第1世代を強化しより迫力あるサウンドに】
参考価格:5,990円/photo by 楽天市場
2つの3Wドライバーをもつ第1世代「SoundCore」を強化し、2つの高性能6Wドライバーを搭載し、より迫力あるサウンドを実現可能なモデル。内蔵の大容量リチウムイオンバッテリーと先端の電力管理技術により、最大24時間の連続再生が可能だ。IPX7準拠の防塵・防水性能により、浴室内やキッチンなどの水回りでも水もれを気にせずに使える。
22. Anker Soundcore Mini 3【スマホからの操作で音響調整のカスタム可能】
参考価格:4,990円/photo by 楽天市場
IPX7準拠の防水性能をもち、コンパクトなためアクティブに持ち運べるBluetoothワイヤレススピーカー。Soundcoreアプリに対応しており、シーンや好みに合わせてスマホ側からの操作でイコライザーをカスタムできる。フック部分を鞄やリュックに装着すれば、屋外でも好きな時に音楽を楽しめる。
23. SONY SRS-XB13【コンパクトでアウトドアシーンのお供に最適】
参考価格:6,180円/photo by 楽天市場
コンパクトながら直径46mmのフルレンジスピーカーユニットを搭載しており、重低音とボーカルなどの中高域まで、広がりのある高音質で楽しめる。小型軽量なためかさばらず、IP67準拠の防塵・防水性能をもち、アウトドアシーンでの使用にも最適だ。付属のマルチウェイストラップを使えば、パラソルや浴室のラックにつるして音楽を再生できる。
車載用のBluetoothワイヤレススピーカーのおすすめ2選
ドライブの時間をより楽しく演出してくれる、コンパクトなBluetoothワイヤレススピーカーを紹介。ドリンクホルダーに収まるサイズ感で、車内でかさばる心配がない。
24. SONY SRS-XB23 BC【ドリンクホルダーに入れても迫力のサウンドに】
参考価格:11,847円/photo by 楽天市場
約42×51mm口径の非対称形フルレンジスピーカーユニット「X-Balanced Speaker Unit」を搭載し、コンパクトながらも高い音圧と力強い低音を両立。音を強化する「EXTRA BASS」モードを搭載し、重低音も楽しめる。
縦置きでも高音質・重低音が響きわたる新開発のアルゴリズムによるモノラルモードを搭載しており、縦置き、横置きの両方に対応。ドリンクホルダーに入れても重低音が効いた迫力のサウンドを楽しめる。
25. SONOS Sonos Roam【縦置き・横置きの両方に対応】
参考価格:7,480円/photo by 楽天市場
マグネット式ワイヤレス充電器が付属し、本体をマグネット式充電器の近くにかざすだけで磁力によりくっつき、高速ワイヤレス充電がスタートする。マグネット式充電器は流線形のデザインで、本体になじんでインテリアの一部に。縦置きでも横置きでも使用でき、ドリンクホルダーに入れれば安定感がアップする。
Bluetoothワイヤレススピーカーを使うメリットとデメリット
photo by Omar Flores on Unsplash
多彩なモデルが登場しているBluetoothワイヤレススピーカー。最後にそのメリットとデメリットについて確認しておこう。
Bluetoothワイヤレススピーカーのメリット
Bluetoothワイヤレススピーカーの最大の魅力は、ケーブル接続が不要な点にある。スマートフォンやPCと簡単にペアリングでき、場所を選ばずに音楽や動画の音声を楽しめることが特徴だ。また、近年のモデルは技術が進歩し、小型でもクリアな音質と迫力のある低音を実現している。
特にパッシブラジエーター搭載機では、限られたサイズでも重厚な低域を補強できるため、従来の小型スピーカーの弱点を補っている点に注目だ。防塵・防水機能を備えるものもあり、屋内だけでなくアウトドアでも活躍できるのは大きなポイントといえる。
Bluetoothワイヤレススピーカーのデメリット
一方で、Bluetoothワイヤレススピーカーのデメリットも存在する。まず、Bluetooth接続は有線に比べるとどうしても遅延や音質の劣化が起こりやすい。また、コンパクトモデルではユニットサイズに制約があるため、大型スピーカーほどの低音再生や音圧を求めるのは難しい。
更に、長時間の使用ではバッテリー残量を気にする必要があり、据え置き型のスピーカーと比べて充電の手間も生じる。
それでもBluetoothワイヤレススピーカーを使うメリットは多い
デメリットになる部分は確かにあるが、Bluetoothワイヤレススピーカーは「ケーブルレスで気軽に音楽を楽しめる」という利便性と、「サイズの割に高音質を確保できる」という機能性が魅力だ。
本格的に音楽を楽しみたいという場合は、有線接続や据え置き型スピーカーのほうが適しているが、場所を選ばずに使えるという点で、Bluetoothワイヤレススピーカーならではの強みは揺るがないといえる。
使用目的に合った最適な機能・価格帯のBluetoothワイヤレススピーカーを選ぼう
photo by Mariah Hewines on Unsplash
ワイヤレススピーカーは、ただ音楽を聴くだけでなく、日常をより豊かに、楽しくしてくれるアイテムだ。自分のライフスタイルに合った一台を選ぶためには、「スピーカーの音質」「デバイスとの接続方式」「防塵・防水性能の有無」「便利な機能」「持ち運びやすさ」「電源方式と連続再生時間」の6ポイントを事前にチェックしておくことが重要になる。
特に、重視したい音質は、出力数(W)の大きさだけでなく、コーデックの種類、パッシブラジエーターの有無など、複合的な要素で決まってくるため、総合的なスペックで判断することが大切だ。
紹介した25種類のモデルのなかから、好みのスピーカーを見つけて、クリアで迫力あるサウンドを日常に取り入れてほしい。
