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男の身だしなみでとくに差が出るのは小物の選び方だろう。なかでも靴と腕時計はセンスと知識が問われる最重要ポイント。黄金ルールを守り、スタイルに華を添えよう。

Photos : TATSUYA YAMANAKA(Q+A)
Styling : MARIKO KAWADA
Hair&Make : MICHINORI KIKUCHI

つま先に横ラインが1本入るストレートチップは、クロストとも呼ばれる最もフォーマルな形状。冠婚葬祭でも履ける1足は、ビジネスシーンでも頼れるやつ。仕事のできる男は、やはりこのタイプの内羽根を選ぶ。

スーツに合わせる時計は、落ち着きあるレザーベルトでさり気なく。無駄な装飾のない文字盤で、アンティークウォッチのような佇まいが男の格を上げる。革靴に合わせてレザーベルトの色を変えるくらい意識は高く。

ジャケパンスタイルにストレートチップは印象が堅すぎる。持っていて損がないのは、外羽根タイプのプレーントゥ。ある程度のフォーマルにも対応する傍ら、オフに着るカジュアルスタイルの質を一段と高めてくれる。

カジュアルなスタイルこそ、時計にインパクトを。高級時計の代名詞ともいえるステンレススチールの存在感は抜群。もちろんスーツスタイルにも使えるけど、錆びないという長所はアクティブな人の普段使いにも向いている。

ローファー選びは、ファッション指数が試されるポイント。ベーシックにコインローファーもいいけれど、スリッポン感覚でタッセルローファーを履くなんて実にオシャレ。よりカジュアルに使うならスウェード仕立てもいい。

休日にアクティブな趣味を楽しむ人は、ナイロンベルトを選べば正解。NATO軍で使われていることから通称“NATOベルト”とも呼ばれるそれは、汚れたら気軽に洗えるのが長所。スタイルに合わせ色を変えて楽しむのもオツだ。

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