
「アスレジャー」とはアスレチックとレジャーを組み合わせた造語だ。具体的には「ジムウエアを街でも着る」というシーンレスなスタイルであり、過度なファッションへの反動からかニューヨークを中心に世界的トレンドになっている。スポーツブランドもその流行にいち早く反応。街着を前提にデザインされたものも多い。健康志向が高まる昨今、見た目も着心地もグッドなこのスタイルはますます注目を集めていくはずだ。
これまでもファッションカテゴリーとしてあったスポーツミックスと、アスレジャーの違いを考えてほしい。マウンテンパーカやトラックジャケットをカジュアルウエアと合わせるのが前者だとすれば、ボトムスにスポーツウエアを起用するのがアスレジャースタイルのポイントだ。
その象徴的アイテムといえるのが、リブ仕様の裾デザインが特徴的な「ジョガーパンツ」だ。 “jogger(ジョガー)=ジョギングする人”という言葉から生まれたパンツだけに、ストレッチ性などの機能性も申し分ない。本企画ではこのパンツを軸とした、今季的な着こなしを提案!
ブルゾン14,040円、Tシャツ7,560円、ジョガーパンツ11,880円/ナイキスポーツウェア、ランニングシューズ14,040円/ナイキ(NIKEカスタマーサービスTEL:0120-6453-77)
ジョガーパンツを選ぶ際のポイントを、3タイプの素材にフォーカスして解説。
基本、細めのデザインをチョイスし、裾のリブを生かしたシャープなボトムスシルエットを目指そう!
スウェット素材らしいグレーや杢グレーを筆頭にシンプルなカラーをチョイスしよう。デザインもワンポイントロゴ程度に抑えておくのが肝。そうすれば、JKTのようなスウェットと反対軸のキレイめアイテムや、アメカジらしいオーセンティックなアイテムとも好相性に。 ジョガーパンツ7,452円/ニューバランス(ニューバランス ジャパンお客様相談室TEL:0120-85-0997)
ナイロン素材は、適度に光沢のある生地感が上品さを醸し、意外と綺麗に着こなせる。シャープなシルエットを選べば、スラックス感覚でコーディネイトできるのも◎。一方、色やデザインが豊富だから、スタイルの遊び要素として取り入れるのもアリだ。 ジョガーパンツ10,800円/チャンピオン(チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウTEL:03-5962-7600)
サイドにラインデザインがあしらわれたトラックパンツタイプを筆頭に、スポーツアイテムとしてのイメージが強いジャージ素材。合わせの難易度は高いが、トップスにキレイめなアイテムを取り入れ、メリハリをつけたスタイルを目指したい。 ジョガーパンツ8,100円/ナイキスポーツウェア(NIKEカスタマーサービスTEL:0120-6453-77)