スタイルマスターたちの10年モノ 選手権
左上:カーキジャケットのモデル 左下:赤いバッグを持つモデル 右:オーバーサイズコートのモデル

差し色ひとつでこなれ感がアップ 春のメンズコーデ 実例集(4色4コーデ)

ファッションにおいて、重要になってくるのが色使い。どんなスタイルでも、「差し色」を取り入れることでコーディネートのこなれ感が格段にアップします。しかし、コツを知らなきゃ実践するのは難しいもの。そんな「差し色」をマスターするべく、「ネイビー」「グレー」「ベージュ」「ブラック」4つのベースコーデに合う差し色使いのコツを伝授します。

Photo/TATSUYA IRIE Styling/MASUMI YAGYU Edit&Text:KAZUYUKI NOMURA

差し色の効果的な入れ方とは⁉

差し色とは、コーディネートのベースとなるカラーに対して、同色系ではないカラーを取り入れてアクセントにすることです。そのため、ベースカラーに対して面積を少なくするのが基本。目安としては、全体の面積に対して10%以下です。アイテムはシューズやバッグ、アクセサリーや靴下などの小物から、重ね着やインナーなど何でもOK。差し色で重要なのはバランスなので、ベースとなるカラーに対し、1カラーで差すのがベターです。

スタイリストの柳生ますみさん

スタイリスト 柳生ますみさんストリートをベースに、数々の雑誌やカタログでスタイリングを手掛けるスタイリスト。自身もアラフォーだけあり、ストリートを大人っぽく落とし込むスタイルが得意。

帽子とコートを着て立っている男性のイラスト 青い帽子の写真 黄色のTシャツと黄緑色のベスト、赤いウエストポーチの写真
「ネイビー」「グレー」「ベージュ」「ブラック」4つのベースコーデ差し色スタイルサンプル