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【容量別】超小型モバイルバッテリーおすすめ25選|人気モデルも紹介
2025.08.25
スマホやタブレットの充電に欠かせない、携帯性に優れた超小型のモバイルバッテリーを紹介。「Anker」や「ELECOM」などの人気メーカーの製品を含め、5,000~10000mAhの容量をもつ軽量・コンパクトなモバイルバッテリーを厳選した。現代のライフスタイルの必須アイテムとして、使いやすく携帯性に優れた超小型モバイルバッテリーを活用しよう。
※2025年8月時点でリコール対象の商品は除外してご紹介していますが、商品購入の際にはご自身でもご確認くださいますようお願いいたします
超小型モバイルバッテリーのおすすめ25選

超小型のモバイルバッテリーの人気モデルを25種類、特徴や機能性などに分けて紹介する。日帰りの使用に適した5,000~10000 mAhの容量をもつ、コンパクトなモデルを厳選した。
◆軽量コンパクトな携帯性に特化したモデル7選
普段使い用にちょうど良い、軽くて持ち運びやすいサイズのモバイルバッテリーをピックアップ。ショルダーバッグや上着のポケットに収まるコンパクトなアイテムは、通勤や通学、日帰りの小旅行用に最適だ。
1. Anker 511 Power Bank 【モバイルバッテリーとUSB急速充電器を兼ね備えたモデル】

参考価格:5,490円/photo by 楽天市場
モバイルバッテリーとUSB急速充電器を兼ね備えたハイブリッドモデル。コンパクトな手のひらサイズで、ショルダーバッグやボディーバッグに収まる。本体に電源プラグが内蔵されており、家庭用のコンセントから直接充電可能だ。手首に通せるストラップ付きで、外出先でも落下を気にせず使える。
・容量:5,000 mAh
・サイズ:約 78 × 44 × 31 mm (プラグ部を除く)
・重量:約 185 g
・出力ポート:USB Type-C
2. AUKEY モバイルバッテリー 【クレカより小さい/多様なUSB機器に対応】

参考価格:3,280円/photo by 楽天市場
携帯しやすいコンパクトサイズながらも、10000mAhの容量をもつモバイルバッテリー。本体はクレジットカードよりも小さく、荷物にならないためどこへでも持ち運べる。スマホへの急速充電が可能。モバイルバッテリーとスマホを同時に充電できるパススルー充電にも対応している。ブラック、ホワイト、ピンクの3カラー展開。
・容量:10,000 mAh
・サイズ:27.0 × 57.7 × 80.5 mm
・重量:174 g
・出力ポート:USB Type-C、USB Type-A
3. TNTOR モバイルバッテリー 【パススルー充電機能搭載/カードケースのようなデザイン】

参考価格:2,599円/photo by 楽天市場
まるでカードケースのようなデザインの、薄型・コンパクトなモバイルバッテリー。財布の中に納まるサイズながら2500mAhの容量をもち、スマホを約半分まで充電可能だ。かさばらずに持ち運べて、通勤や通学時にスマホの充電が切れそうな時の備えとして安心できる。本体に充電ケーブルを内蔵し、USB Type-CとLightningのコネクタから選べる。本体とスマホを同時に充電できるパススルー充電にも対応する。
・容量:2,500 mAh
・サイズ:約 91.3 × 64.1 × 4.0 mm
・重量:約 66.5 g
・出力ポート:USB Type-C、Lightning
4. ELECOM コンパクト モバイルバッテリー【パススルー充電機能搭載/クレカ並みのサイズ】

参考価格:2,948円/photo by 楽天市場
コンパクトながらも高速充電に対応した、10,000mAhのモバイルバッテリー。本体はクレジットカード並みのサイズで、常に鞄に入れて持ち運べる。USB Type-Cポートを2つ備え、同時に2台の機器への出力が可能だ。パススルー充電に対応しており、スマホとモバイルバッテリーを同時に充電できて時短につなげられる。
・容量:10,000 mAh
・サイズ:58 × 26.5 × 81.5 mm
・重量:約 190 g
・出力ポート:USB Type-C
5. Philips モバイルバッテリー 4800mA大容量 【6つの保護機能搭載/隠しスタンド付き】

参考価格:2,670~7,070円/photo by 楽天市場
超小型の本体にLightningコネクタとUSB Type-Cケーブルを備えたモデル。iPhoneとAndroidスマホを同時に充電可能だ。充電時には本体に内蔵されたスタンドを引き出すことで、斜めに浮かせた状態にでき、充電中でもスマホを操作しやすい。過充電・過放電・過電圧・過電流・過温度・ショート保護機能の6つの保護機能を搭載している。
・容量:4,800 mAh
・サイズ:138 × 46 × 27 mm
・重量:約 97.8 g
・出力ポート:USB Type-C、Lightning
6. オーム電機 モバイルバッテリー小型2500mAhタイプ 【スティックタイプ/携帯性抜群】

参考価格:1,188円/photo by 楽天市場
スティックタイプのコンパクトなモバイルバッテリー。普段使いしやすいホワイトカラーのシンプルなデザインが魅力だ。多重の回路保護設計が施されており、普段使いしやすく鞄に入れて常に携帯できる。荷物にならずにモバイルバッテリーを持ち歩きたいという人におすすめだ。
・容量:2,500 mAh
・サイズ:30 × 91 × 22 mm
・重量:約 65 g
・出力ポート:USB Type-C、USB Type-A
7. モバイルバッテリー 【USB Type-C・Lightningコネクタ内蔵/ケーブル不要】

参考価格:2,380円/photo by 楽天市場
コンパクトな本体にUSB Type-C とLightningコネクタを内蔵した、利便性に優れるモバイルバッテリー。iPhoneやAndroidスマホなど充電したい機器に応じてコネクタを引き出すだけの手軽さが嬉しい。充電時にケーブルが必要なく、スマホの底部に取りつけたまま使用できる。本体内蔵のスタンドを引き出せば、スマホを斜めに固定して動画鑑賞を楽しめる。電池残量を数値で確認できる点も嬉しいポイント。
・容量:6,800 mAh
・サイズ:78 × 44 × 27.5 mm
・重量:97 g
・出力ポート:USB Type-C、Lightning
◆ケーブル内蔵型モデルのおすすめ4選
モバイルバッテリー本体に充電用のケーブルが付属した、便利なモデルをピックアップ。別途ケーブル類を持ち歩く必要がなく、荷物を少なくできる点がメリットだ。
8. モバイルバッテリー 小型 / ケーブル内蔵 【複数機器の同時充電可/多重保護システム搭載】

参考価格:2,480円/photo by 楽天市場
USB Type-C、Lightning、Micro-USBの3種類のケーブルを内蔵したモバイルバッテリー。22,000mAhの大容量で、iPhoneやAndroidスマホなど複数の機器を同時に充電可能だ。充電する端末に合わせてケーブルを差し替える手間がなく、旅行の際にもこれ一台で幅広く対応できる。本体のLCDパネルで電池残量を%で確認でき、充電のタイミングを把握しやすい。
・容量:22,000 mAh
・サイズ:記載なし
・重量:記載なし
・出力ポート:USB Type-C、Lightning、Micro-USB
9. Anker Nano Power Bank 【3台への同時充電可能/ケーブル一体型で持ち運び便利】

参考価格:4,990円/photo by 楽天市場
USB Type-Cケーブルが一体化した、コンパクトで携帯性に優れたモデル。ポケットに収まるサイズで、ケーブルを持ち歩く必要がなく持ち運びやすい。本体にはUSB Type-C、USB Type-Aコネクタを備えており、別途ケーブルを用意すれば3台への同時充電が可能だ。
・容量:10,000 mAh
・サイズ:104 × 52 × 26 mm
・重量:約 215 g
・出力ポート:USB Type-C、USB Type-A
10. KYH 20000mAh 大容量モバイルバッテリー【LEDライト搭載/防災備品に最適】

参考価格:2,380円/photo by 楽天市場
USB Type-C、Lightning、Micro-USBの出力ポート、USB Type-Aの各種ポートを備えたモバイルバッテリー。20,000mAh の大容量で、複数の端末へ同時に充電ができる。電源ボタンを長押しすると下部のLEDライトが発光し、災害時の備えとしても役立つ。ほかにも、過放電・過電圧・過電流などを防止する機能を備えている。
・容量:20,000 mAh
・サイズ:87 × 80 × 28 mm
・重量:約 220 g
・出力ポート:USB Type-C、Lightning、Micro-USB
11. Philips モバイルバッテリー 10000mAh【クレカより小サイズ/4台同時充電】

参考価格:3,960~4,680円/photo by 楽天市場
クレジットカードよりも小さなサイズで、ポケットの中にコンパクトに収まるモデル。本体に収納可能なUSB Type-CとLightningケーブルを備え、モバイルバッテリー本体だけを持ち歩ける。Lightningケーブルはストラップとしても使用可能だ。USB Type-CとUSB Type-Aの出力ポートを備え、同時に4台の端末への充電もできる。
・容量: 10,000 mAh
・サイズ:6.65 × 2.55 × 7.4 cm
・重量:176 g
・出力ポート:USB Type-C、Lightning 、USB Type-A
◆10000mAh以上のコンパクトモデル4選
コンパクトながらも普段使いに十分な容量をもつモバイルバッテリーを紹介。スマホを約2回フル充電できる10000mAh以上の容量をもつモデルをピックアップした。超小型のモバイルバッテリーよりはサイズが大きくなるが、鞄に楽々収まるサイズ感のため携帯性は問題ない。
12. Anker Power Bank 【急速充電対応/電力残量や使用状況をディスプレイに表示】

参考価格:4,790円/photo by 楽天市場
10,000 mAhの大容量ながらコンパクトなサイズのモバイルバッテリー。急速充電に対応しており、スマホをスピーディーに充電できる。本体表面にディスプレイを搭載し、バッテリーの残量や使用状況を直感的に判断できて便利だ。ActiveShield 2.0により安全性が高められており、24時間常に温度を計測しながら制御できる。USB Type-Cを2つ、USB Type-Aポートをひとつ備えている。
・容量:10,000 mAh
・サイズ:約 99 × 52 × 26 mm
・重量:約 220 g
・出力ポート:USB Type-C、USB Type-A
13. ELECOM モバイルバッテリー薄型コンパクト【「まとめて充電」に対応】

参考価格:5,480円/photo by 楽天市場
10,000mAhの大容量により、コンパクトながらもしっかりと充電できるモバイルバッテリー。入力・出力が可能なUSB Type-Cポートと2つのUSB Type-Aの出力ポートを備えた、合計20Wの出力が可能な高出力モデルだ。本体充電用ケーブルを接続したままでスマホとモバイルバッテリーを充電できる、“まとめて充電”に対応している。しろちゃん(ホワイト×ブラック)カラーは顔のようなデザインが愛らしい。
・容量:10,000 mAh
・サイズ:約 70 × 17 × 114 mm
・重量:約 184 g
・出力ポート:USB Type-C、USB Type-A
14. モバイルバッテリー【スマホとほぼ同じサイズ/2台同時充電可能/PSE認証獲得済】

参考価格:1,580円/photo by 楽天市場
一般的なスマホ本体とほぼ同じサイズながら、12,800mAhの大容量を誇るモバイルバッテリー。2つのUSB Type-A出力ポートを備え、同時に2台の端末への充電が可能だ。本体への充電はUSB Type-CとMicro-USBに対応している。機内持ち込みが可能なサイズで、旅行や出張用にもおすすめ。
・容量:12,800 mAh
・サイズ:140 × 65 × 13 mm
・重量:240 g
・出力ポート: USB Type-A
15. マクセル モバイルバッテリー 【給電を停止する機能搭載/低電流機器への充電可】

参考価格:2,910円/photo by 楽天市場
同時に3台の端末へと充電が可能なモバイルバッテリー。スマホはもちろん、消費電流の小さい補聴器などの低電流機器にも対応している。充電が完了すると自動的に給電を停止するオートパワーオフ機能を搭載している。電池の残量は4つのLEDランプの点灯で確認可能だ。
・容量:10,000 mAh
・サイズ:68 × 143 × 16.5 mm
・重量:約 230 g
・出力ポート:USB Type-C、USB Type-A
◆安全性を重視したモデル4選
日常的に持ち歩くモバイルバッテリーは、発熱や発火といったリスクを避けたいもの。価格を抑えつつも、過充電保護や温度管理などの機能を備えた、安全性を重視したモデルを紹介。
16. Anker PowerCore Essential 20000【2台同時充電可/イヤホンなど小型機器に充電可】

参考価格:5,390円/photo by 楽天市場
20,000mAhの大容量があり、2つのUSB出力ポートから2台の端末へ同時に充電できる。Anker独自の多重保護システムを搭載しており、長期間安心して使用可能だ。独自技術のPowerIQとVoltageBoostにより、ほとんどのUSB機器に対して最適なスピードで充電できる。イヤホンといった小型電子機器への充電に最適な、低電流モードも搭載されている。
・容量:20,000 mAh
・サイズ:約 158 × 74 × 19 mm
・重量:約 343 g
・出力ポート:USB Type-A
17. 小型軽量モバイルバッテリー【多彩なカラーバリエーション】

参考価格:2,728円/photo by 楽天市場
長さ約106mmのスティックタイプのモバイルバッテリー。重量は約80gと軽量で持ち運びやすい。コンパクトながらも過充電保護、過放電保護、短絡保護などの保護機能を備えている。残量確認用のインジケーターが付属し、本体に充電すべきタイミングを把握できる点が嬉しい。ホワイトやライトピンク、パープルなど多彩なカラーバリエーションがあり、ファッションアイテムとしても携帯しやすい。
・容量:3,200 mAh
・サイズ:28 × 24 × 106 mm
・重量:約 80 g
・出力ポート:USB Type-A
18. UGREEN モバイルバッテリー【マルチ保護機能搭載/スマホからノートPCまで充電可能】

参考価格:19,580円/photo by 楽天市場
2,5000mAhの大容量を誇るモバイルバッテリー。iPhone 15を約5.2回、Galaxy S24 Ultraを約3.6回、iPad Pro 11を約2.6回、MacBook Air 13を約0.94回充電可能だ。過充電や過放電、過電流、過電圧、ショート防止などマルチ保護機能を搭載している。スタイリッシュな縦型デザインで、持ち運びやすくノートPCを持ち運ぶ出張時にも重宝する。
・容量:2,5000 mAh
・サイズ:5.4 × 5 × 15.5 cm
・重量:約 609 g
・出力ポート:USB Type-C、USB Type-A
19. Philips 20000mAh大容量モバイルバッテリー 【3台同時充電可/6つの保護機能搭載】

参考価格:4,590~12,097円/photo by 楽天市場
大きさは一般的なスマホ程度、やや厚みはあるが20,000mAhの容量をもつ頼れるモデル。USB Type-Aポート2つとUSB Type-Cポートを備え、同時に3台までの充電が可能だ。過充電、過放電、過電圧、過電流防止機能に加え、短絡保護機能と過温度保護機能の6つの保護機能を備えた、安心の回路設計を搭載している。電池残量は4つのLEDランプでチェック可能だ。
・容量:20,000 mAh
・サイズ:140 × 69 × 28 mm
・重量:約 400 g
・出力ポート:USB Type-C、USB Type-A
◆Apple製品に最適なモデル4選
iPhoneユーザーには、MagSafeに対応したワイヤレス充電が可能なモデルがおすすめ。ケースを装着したままでも充電でき、充電ケーブルが不要なためかさばらない点も魅力だ。MagSafe対応やLightningケーブル一体型など、Apple製品向けに最適化されたモバイルバッテリーを紹介する。
20. BELKIN BoostCharge Pro Qi2 モバイルバッテリー
【ワイヤレス充電にも対応/過充電防止機能によりパワフルな充電可能】

参考価格:9,900~11,000円/photo by 楽天市場
Qi2やMagSafeなどの規格に対応した端末へ、ワイヤレス充電が可能なモバイルバッテリー。iPhoneシリーズに対応しており、背面にピッタリと固定しながら充電ができて、ケーブルを使わないためスマートだ。本体のスタンドを展開すれば、スマホを斜めに傾けた状態で充電できる。過充電防止機能により安全でパワフルな充電が可能。パススルー充電にも対応している。
・容量:10,000 mAh
・サイズ:約 94.7 × 64.4 × 16.6 mm
・重量:約 224 g
・出力ポート:USB Type-C
21. モバイルバッテリー Magsafe対応【ワイヤレスと有線充電可/多彩な保護機能】

参考価格:2,680円/photo by 楽天市場
MagSafeに対応し、強力な磁石でしっかりと固定できるモバイルバッテリー。対応スマホへのワイヤレス充電のほか、USB Type-CとLightning付きの内蔵のケーブルを2つ備えており、有線による充電も可能だ。過充電保護、過放電保護、過熱防止、漏電保護などの保護機能を備えている。
・容量:10,000 mAh
・サイズ:9.6 × 6.4 × 1.6 cm
・重量:約 140g
・出力ポート:USB Type-C、Lightning
22. モバイルバッテリー【多機能ワイヤレス充電/有線充電にも対応/PSE認証済】

参考価格:4,580~4,980円/photo by 楽天市場
強力な磁石によりiPhoneの背面にしっかりと固定できる、MagSafe対応のモバイルバッテリー。5,000mAhと10,000mAhの容量の異なるモデルを選べ、普段使いや旅行などシーンに合わせて適切な容量を選択できる。MagSafeだけでなく、USB Type-Cポートを使った有線充電も可能だ。
・容量:5,000 mAh / 10,000 mAh
・サイズ:66 × 7.8 × 104 mm(5,000 mAh) / 66 × 15 × 104 mm(10,000 mAh)
・重量:118 / 180 g
・出力ポート:USB Type-C
23. MagSafe・大容量モバイルバッテリー【3種のケーブル内蔵/5台同時充電可】

参考価格:3,180~4,760円/photo by 楽天市場
MagSafeに対応した20,000mAhの大容量モバイルバッテリー。iPhoneの背面にしっかりと固定でき、ワイヤレス充電しながら普段通りスマホを操作できる。USB Type-C、USB Type-A、Lightningの3種類のケーブルが内蔵されており、別途ケーブルを用意しなくても有線での充電に対応する。
・容量:20,000 mAh
・サイズ:62 × 23 × 112 mm
・重量:記載なし
・出力ポート:USB Type-C、USB Type-A、Lightning
◆災害・非常時に備えられるモデル2選
万が一の災害や停電時に備えるなら、長期間の備蓄に耐えうる大容量かつ安全設計のモバイルバッテリーを選ぶ必要がある。中にはソーラーパネル付きやLEDライト内蔵型、手回し充電式など非常時に役立つ機能を搭載したモデルも存在する。アウトドアや非常持ち出し袋に入れておきたい、安全・安心の備えを紹介する。
24. GreenStar 3way充電 防災モバイルバッテリー
【LEDライト搭載/ソーラーパネルや手回しで充電できる】

参考価格:4,980円/photo by 楽天市場
普段使いのほか、災害時の備えとしても役立つモバイルバッテリー。本体のサイズは大きめだがソーラーパネルを内蔵しており、太陽光を使った充電が可能だ。手回し充電にも対応し、電源のない場所でも充電ができる。LEDライトを搭載しており、停電した際の懐中電灯代わりにも使える。普段はアウトドアシーンで活用し、非常時には防災用に使うのも良いだろう。
・容量:12,000 mAh
・サイズ:約 139 × 78 × 29 mm
・重量:約 320 g
・出力ポート:USB Type-A
25. ELECOM 乾電池式モバイルバッテリー【乾電池で充電可/防災アイテムにオススメ】

参考価格:1,298円/photo by 楽天市場
単3形アルカリ乾電池4本を使って充電できるモバイルバッテリー。iPhone SE2の場合、0%から約50%まで充電できる。USBポートを搭載したモデルよりも充電できる量が少なく、乾電池を交換する手間もかかるが、非常時の備えとしては非常に優秀だ。停電した際には充電式のモバイルバッテリーは使いにくくなるため、予備の乾電池があればどこでも使用できる乾電池式は防災用におすすめ。
・容量:単3形電池 × 4本
・サイズ:36 × 36 × 87 mm
・重量:約 44 g(電池含まず)
・出力ポート:USB Type-A
超小型モバイルバッテリーの選び方の7ポイント

超小型のモバイルバッテリーは多彩なモデルが販売されており、ニーズに合ったものを選ぶにはポイントを絞ることが大切だ。「バッテリー容量」「サイズと軽さ」「充電方式の種類」「入出力ポートの役割と種類」「急速充電規格」「モバイルバッテリー本体への充電方式」「PSEマークの有無」の7つのポイントを踏まえつつ、使い勝手の良いアイテムを購入しよう。
バッテリーの容量は5,000mAhがおすすめ
モバイルバッテリー選びで最初に注目すべきはバッテリーの容量だ。バッテリー容量が大きいほどスマホを充電できる回数が多くなるため、使い勝手の良さに関わってくる。一般的なモバイルバッテリーの容量は、5,000mAh と10,000mAh程度が主流で、大容量の20,000mAhのモデルも発売されている。
・5,000mAhの容量の場合
5,000mAhの容量をもつモバイルバッテリーなら、スマホを約1回分フル充電できる。スマホをフル活用している人にとってはやや容量が少なく感じるかもしれないが、その分コンパクトな設計のモデルが多く、携帯性に優れている。
・10,000mAhの容量の場合
10,000mAhのモバイルバッテリーの場合、スマホを約2回分フル充電できる。少し遠出する場合は余裕をもって10,000mAhのモバイルバッテリーを選ぶと安心だ。5,000mAhのモバイルバッテリーよりもサイズは大きくなるが、鞄に入れて持ち運ぶ分には問題ない。
・20,000mAhの容量の場合
20,000mAhのモバイルバッテリーなら、スマホを約4~5回分もフル充電できる。長期の旅行や出張の多い人にとっては容量の多さは安心感につながるが、その分サイズが大きく重量も増すため携帯性は落ちてしまう。
バッテリーの容量と比例して本体のサイズと重さも増すため、使用シーンに応じた“容量と重量のバランス”を見極めることが重要だ。超小型のモバイルバッテリーを探している人にとっては、5,000mAhの製品がおすすめ。約1回分とはいえスマホのフル充電が可能で、日帰りの外出時には十分な容量といえる。上着のポケットに収まるほどコンパクトで軽いモデルが多く、荷物にならない点が最大のポイントだ。
サイズと軽さ
モバイルバッテリーの携帯性の良さは、サイズと重さに大きく依存する。超小型モバイルバッテリーは軽量・コンパクトに設計されており、鞄のインナーポケットや上着のポケットにすっきりと収まるサイズ感の物がほとんどだ。5,000mAhのモバイルバッテリーの場合、手のひらに収まる大きさと薄さで、100~200g程度の重さの製品が多くあり、日常的に持ち歩きやすいサイズ感となっている。
充電方式の種類

モバイルバッテリーにはさまざまな充電方式があり、使用シーンや持ち運ぶ際のスタイルに応じて選択できる。基本的には本体にUSBポートが備わっているが、ケーブル内蔵式や直挿し式、ワイヤレス充電式などの利便性を高めたタイプも登場している。
・USBポート式
最も一般的な方式で、USB Type-CやUSB Type-Aポートに対応したスマホを充電する。市販のケーブルと互換性が高いが、ケーブルを忘れると充電できない点に注意。
・ケーブル内蔵式
モバイルバッテリー本体に充電ケーブルが内蔵されているタイプ。ケーブルを持ち歩く必要がない点がメリットだ。ただし内蔵ケーブルの端子が自分のスマホに対応しているかを確認しておきたい。ケーブルの故障時には本体ごと交換になる場合もある。
・直挿し式
モバイルバッテリー本体に直接端子が付いたタイプ。ケーブルが不要で軽量・小型だが、スマホと接続すると重さで使いにくくなる場合がある。購入前に端子の形状に注意しよう。
・ワイヤレス充電式(Qi対応)
Qi(チー)規格対応スマホを背面に置くだけでワイヤレス充電が可能に。MagSafeに対応したiPhoneなら、マグネットでしっかりと固定できる。ケーブル不要の利便性があるが、充電速度は有線より遅いことが多い。
・パススルー充電対応
モバイルバッテリー本体の充電と同時にスマホの充電が可能。外出先でコンセントの数が限られる場合でも、同時に充電ができる点がメリットだ。ただ未対応モデルではモバイルバッテリー本体への充電が優先されるため、スマホへの充電が後回しになり、緊急時には不便になる。
入出力ポートの役割と種類
モバイルバッテリーには「出力ポート(スマホ充電用)」と「入力ポート(本体充電用)」の2種類のポートが備わっている。特に、USB Type-Cは両方に対応できる点で注目される。
・USB Type-Cポート
リバーシブル仕様のため上下を気にせず使える。高速充電・高速データ通信に対応しており、USB PD(Power Delivery)急速充電に必要な規格でもある。多くの最新スマホやバッテリーに搭載され、入力・出力ポートを兼用できる。
・USB Type-Aポート
最も普及している長方形のUSB端子で、出力専用として使われる。多くのケーブルに対応しており汎用性が高いが、上下の向きに注意が必要。
・Micro USBポート
古いAndroidスマホで多く使われていた小型ポート。現在のモバイルバッテリーには搭載されなくなってきている。
モバイルバッテリーには「スマホ充電用の出力ポート」と「本体充電用の入力ポート」があり、近年はUSB Type-Cポートで両方に対応しているモデルが増えている。一方、従来のUSB Type-AやMicro USBポートは、どちらか一方の機能に限定されていることが多い。
最新モデルでは、USB Type-C(入力・出力対応)とUSB Type-A(出力専用)の組み合わせが一般的だ。特に超小型モデルでは、本体サイズやバッテリー容量の制約から、出力ポートがひとつしか搭載されていないことも多く、同時充電には向かない場合がある。
複数台を同時に充電したい場合は、ポート数が2つ以上あり、かつバッテリー容量にも余裕のあるモデルを選ぼう。
急速充電規格

充電時間を短縮したい場合は、急速充電規格への対応をチェックする必要がある。一般的な急速充電の規格として、「USB PD(Power Delivery)」と「Quick Charge」がある。
・USB PD(Power Delivery)
最大240Wまでの高出力に対応し、急速充電を実現。USB Type-Cを用いるが、モバイルバッテリー・ケーブル・スマホの3点すべてがUSB PDに対応していなければ最大速度は出せない点に注意しよう。iPhoneシリーズやAndroidスマホに対応している。
・Quick Charge(クイックチャージ)
米国のQualcomm(クアルコム)社が開発した急速充電規格で、最大20Vの高電圧に対応し、Androidスマホで広く採用されている。Quick Chargeに対応したモバイルバッテリーとスマホの両方が必要になるため、事前にチェックしておこう。
モバイルバッテリー本体への充電方式
モバイルバッテリー本体への充電方式には主に、「バッテリー式」「乾電池式」「ソーラーパネル式」の3種類がある。最もポピュラーなのはバッテリー式で、自宅の電源を使って繰り返し充電ができるため、日々使用するなかでのランニングコストを抑えられる。
・バッテリー式
最も一般的な給電方式で、USBケーブルを使ってACアダプターから内蔵バッテリーに電力を蓄えるタイプ。繰り返し充電できるためコスパに優れている。
モバイルバッテリーに多く使われているリチウムイオン電池は、300〜500回の充放電サイクルを経ると性能が劣化し始める。目に見えて充電できる容量が減ってくるため、使用頻度によっては1〜2年ほどで買い替えを検討する必要がある。
・乾電池式
市販の単3乾電池や単4乾電池などを使用し、スマートフォンなどに充電するタイプ。乾電池はコンビニでも購入でき、旅行先でも充電ができる点が魅力だ。乾電池を毎回買い替える必要があり、ランニングコストはバッテリー式よりも高い。出力が低いためスマホをフル充電できないことも多く、普段使いするのには不向きだが、停電時や災害時の備えとして常備しておくと良いだろう。
・ソーラーパネル式
太陽光を利用して内蔵のバッテリーを充電するタイプで、モバイルバッテリーの本体にソーラーパネルが搭載されている物が多くある。災害時の備えやアウトドアシーンで使うのに向いている。電源のない屋外でも給電可能な点は強みだが、発電効率はそこまで高くなく、フル充電には長時間の直射日光が必要となるため、あくまで補助的な用途として考えておくと良いだろう。
PSEマークの有無(PSEマーク、保証)

出展:経済産業省「電気用品安全法の概要」
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/act_outline.html
近年、モバイルバッテリーが原因とされる発火や発煙事故が報告されている。そうしたリスクを避けるためにも、“安全性”の確認は重要だ。日本国内で販売されているバッテリーには、電気用品安全法に基づく「PSEマーク」の表示が義務づけられている。モバイルバッテリーを購入する際にはPSEマークの有無を確認し、併せてメーカー保証の有無やサポート体制の充実度もチェックしておくと安心だ。
超小型モバイルバッテリーは容量、機能、安全性を重視して選ぼう

携帯性に優れる超小型のモバイルバッテリーがあれば、どこへでも持ち運べてスマホの電池切れに対応できる。就寝中の充電を忘れたり外出先でついつい使いすぎてしまったりと、スマホの電池切れのリスクは常に想定されるため、鞄やポケットの中にモバイルバッテリーを潜ませておくと安心だ。
持ち運びやすさに直結する軽さやサイズは大前提として、バッテリーの容量や安全性も重視しよう。迷ったら知名度の高い大手メーカーのモデルを購入するのも手だ。モバイルバッテリーに関しては安価だからという理由だけで選ばず、安全面にきちんと配慮されているかを重視しよう。PSEマークの有無だけでなく、過充電や過放電を防ぐ機能が搭載された物を選びたい。