【2025年】自転車ヘルメットおすすめ25選|選び方も解説
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    【2025年】自転車ヘルメットおすすめ25選|選び方も解説

    2025.03.04

    ヘルメットといえば、かつては子供が使う物として認知されていた。現在では、当たり前のように大人も着用し、事故から身を守るために欠かせないアイテムとなりつつある。

    警視庁の発表によると、自転車事故で死亡した人の64%が頭部に致命傷を負っている※。また、ヘルメットの着用と非着用とでは致死率に約1.8倍の開き※があり、このデータからもいかに自転車ヘルメットの着用が重要かを見て取れる。
    ※参考:自転車用ヘルメットの着用|警視庁


    自転車ヘルメットは、人気の「OGK KABUTO(オージーケーカブト)」や「GIRO(ジロ)」「uvex(ウベックス)」をはじめ、さまざまなブランドから販売されている。マウンテンバイクやロードバイクと相性が良いスポーティータイプや、見た目にこだわったお洒落なアイテムなど、バリエーションが豊富。そこで今回は、自転車ヘルメットのおすすめアイテムと共に、選び方を解説する。購入を検討している人は、ぜひ最後までチェックしてほしい。

    Photo by bady abbas on Unsplash

    自転車ヘルメットの人気メーカー 

    まずは、自転車ヘルメットの人気メーカーを押さえておこう。以下では、多くのシェアを占める日本ブランドや、アジアンフィットモデルを展開している海外ブランドを紹介する。

    【人気の日本ブランド】OGK KABUTO(オージーケーカブト)

    大阪府東大阪市に拠点を置く日本のヘルメットブランド、OGK KABUTO。「安全設計」を大前提とし、個性的なスタイルもかなえるべく、独自の商品開発を行っている。

    普段使い用からレース用、子供用から大人用まで、さまざまな人やシーンに対応した幅広いラインナップが魅力。デザイン、カラーのバリエーションが豊富なため、好みのアイテムを見つけられるだろう。

    【トップライダー御用達の世界的ブランド】GIRO(ジロ) 

    世界のトップライダー達に愛用されるアメリカンブランド、GIRO。自転車ヘルメットの世界的メーカーであり、先進的で画期的な製品を次々と世に送り出している。

    脳を保護するための性能は去ることながら、スタイリッシュなデザインも人気の理由だ。アジアンフィットモデルも豊富。洗練されたデザインを好む人は、ぜひチェックしてほしい。

    【ヨーロッパ最大級のスポーツブランド】uvex(ウベックス) 

    アイウェアやヘルメットを手がけるドイツ発のブランド、uvex。多くのアスリートに支持されており、オリンピックやワールドカップでも存在感を示すヨーロッパ最大級のスポーツブランドだ。

    uvexの自転車ヘルメットは、スポーティーなデザインだけでなく、シティーユースに適したアイテムも豊富。お洒落なカラーリングも魅力だ。

    自転車ヘルメットのおすすめ25選

    ここからは、自転車ヘルメットのおすすめアイテムを25種類紹介する。普段使いに適したお洒落なアイテム、快適な走行をサポートするスポーティータイプ、通勤におすすめのシンプルな製品を幅広くピックアップした。自分にぴったりの相棒を見つけてほしい。

    【普段使いにおすすめ! お洒落な自転車ヘルメット】

    買い物から子供の送り迎えまで幅広く着用できる、お洒落な自転車ヘルメットを紹介。防止のようなデザインはヘルメット感が少なく、それでいて十分な耐久性が確保されている点がポイントだ。

    1.OGK KABUTO LIBERO

    OGK KABUTO LIBERO

    参考価格:8,340 by 楽天市場

    人気ブランドOGK KABUTOから販売されている、キャップタイプの自転車ヘルメット。カジュアルでありながらモダンな印象も併せもち、普段のコーデにすんなりなじむ。ユニセックスなデザインで、幅広い世代の男女に支持されているアイテムだ。

    SG基準認証品で、安全性に関しても安心感がある。後部にリフレクター素材が使われており、薄暗い場所でもクルマのヘッドライトに反射して光る仕組みだ。

    ブラックやベージュなど、落ち着いた色合いの4色が展開されている。

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    2.コジット おしゃれヘル ツイルキャップ

    コジット おしゃれヘル ツイルキャップ

    参考価格:9,680円/Photo by 楽天市場

    気分や季節によって、帽子を着せ替えられる自転車用ヘルメット。本製品は、ヘルメット本体とキャップのセットだ。つけ替え用の帽子は、キャップ以外にもクロシェやニット帽などの全6種類がラインナップ。ドローコードを調節すれば、帽子の部分をしっかりと固定できる。ファッションアイテムとして、ヘルメットを楽しみたい人におすすめだ。

    ヘルメットは、SG認証取得。アジャスターを使って頭囲を54〜58cmで調整できる。キャップの前後には、反射テープが付属する。

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    3.兜ラボ シェルハット

    兜ラボ シェルハット

    参考価格:5,999円/Photo by 楽天市場

    ヘルメットの着用率向上を目指して開発された自転車ヘルメット。バックにリボンが付いた帽子のようなデザインで、ヘルメット感は皆無。安全性を確保しつつも、しっかり日焼け対策できる約7cmのツバが採用されており、通常の帽子のような役割を果たす点が魅力だ。

    硬質PC、高密度EPS、インナーパッドの3層構造で、しっかり頭部を保護する。日本人に合わせた円型設計で、頭にぴったりフィットしやすい点もポイント。あごひもジャスターがついており、微調整も可能だ。日本の安全基準であるSG認証を取得している。安全性にも、デザイン性にもこだわりたい人におすすめ。

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    【本格派にも! スポーティーな自転車ヘルメット】

    通勤・通学や趣味で自転車に乗る人には、スポーティーなデザインの自転車ヘルメットがおすすめだ。デザイン性と耐久性を兼ね備えており、着用するだけで気分を高められる。

    4.OGK KABUTO RECT

    OGK KABUTO RECT

    参考価格:6,905円/Photo by 楽天市場

    レースにも対応している、「JCF(日本自転車競技連盟)」公認の自転車ヘルメット。スプリング構造の「XF-8アジャスター」を採用することにより、包み込むような装着感と極上のフィット感を実現している。

    スタイリッシュな見た目も魅力。245g(参考重量)と軽量のため、首や肩の負担になりにくい。レースに限らず、普段使いにもおすすめだ。

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    5.GIRO REGISTER II

    GIRO REGISTER II

    参考価格:9,790円/Photo by 楽天市場

    世界に愛用者がいる人気の自転車ヘルメット。重量は255gと軽量で、コンパクト。頭部全体をすっぽり覆う「Hardbody シェル」が採用されているほか、「Roc Loc® Sport」フィットシステムによりしっかり頭にフィットする。耐久性が高く、特にロードバイクに乗る人におすすめだ。

    19のベンチレーションホールがあり、通気性も抜群。構造の工夫により、冷却効率の向上を実現している。飛来物から頭を守るためのバグメッシュ構造も特徴だ。

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    6.uvex true cc

    uvex true cc

    参考価格:14,300円/Photo by 楽天市場

    スポーティーなデザインのレディース用自転車ヘルメット。「ピーコックマット」や「ダストローズマット」など、かわいらしい印象のパステルカラーがラインナップされている。マット塗装により、上質さを演出している点もポイントだ。

    17のベンチレーションや、虫を避けるバグネットなど、快適に使用するためのポイントが多数。後部にはポニーテールカットがあり、髪が長くてもすっきり着用しやすい。

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    7.BELL TRACE

    BELL TRACE

    参考価格:9,020円/Photo by 楽天市場

    1923年にロサンゼルス郊外のガレージで誕生した「BELL(ベル)」。自転車ヘルメットブランドのパイオニアとして、革新的な製品を世界中に提供してきた。

    「TRACE」は、初心者の街乗りからレースまで幅広いシーンに対応しているモデル。スポーツウェアと相性が良い、スタイリッシュなデザインが魅力だ。ベンチレーションによって快適性も確保している。

    後頭部とあごひも部分には、リフレクティブデカールを搭載しており、視認性が高い設計だ。安全規格は、ヨーロッパのCE(EN1078)。

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    8.LAZER COMPACT AF ダークブルー

    LAZER COMPACT AF ダークブルー

    参考価格:9,559円/Photo by 楽天市場

    100年以上の歴史を誇るベルギーのヘルメットブランド「LAZER(レイザー)」。頭部の調整をスムーズに行える「Lazer Turnfit® Plus System」により、的確なフィット感を提供している。ヘルメットの縦方向のサイズを変更するための「アジャスタブルヘッドバスケット」を採用している点もポイントだ。

    サイズはフリー(54〜61cm)。ヨーロッパ規格のCE(EN1078)を取得している。

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    9.ARCH GLOBAL FIDES ACTIVE

    ARCH GLOBAL FIDES ACTIVE

    参考価格:3,180円/Photo by 楽天市場

    広告費用と中間マージンを削減することで、高品質・低価格を実現している自転車ヘルメット。プラスチックで最も硬いとされる「超硬質PC素材」が使われており、耐衝撃性に優れている。劣化しにくく、強度をキープしやすい点もポイント。そのうえ、重さは260gと軽量だ。

    日本のSGマーク、ヨーロッパのCEマーク、アメリカのCPSCマークのトリプル認証を取得している点も特徴で、安全性を重視する人におすすめ。高級感のあるマットな質感も魅力だ。

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    10.uvex i-vo 3D

    uvex i-vo 3D

    参考価格:9,900円/Photo by 楽天市場

    マウンテンバイクやロードバイクとも相性が良い自転車用ヘルメット。24のベンチレーションが空気抵抗を減らし、快適な走行をサポートする。空気を積極的に取り込む設計により、熱がこもりにくいため、夏場の着用にもおすすめだ。

    インナーシェルをアウターシェルに直接形づくる構造が採用されており、250gと軽量でありながらも、高強度。それぞれの頭の形によりフィットしやすい「uvex IAS 3Dシステム」が搭載されている点も特徴だ。安全基準のCEマーク(NE1078)を取得している。

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    11.ROCKBROS サイクルヘルメット TT-16

    ROCKBROS サイクルヘルメット TT-16

    参考価格:4,399円〜/Photo by 楽天市場

    使用シーンに合わせてカスタマイズできる、3WAYタイプの自転車ヘルメット。強力マグネットで自在に取り外せるサングラスシールドが付属する。バイザーも手軽に装着でき、日差し避けに最適だ。

    本体を一体成型することで軽量化を実現。CE(EN1078)、CPSC安全規格品である点も特徴だ。サイズは、通常サイズ(M〜L)と大きめサイズ(XL〜XXL)の2種類。目を引くメタリックカラーも展開されている。

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    【通勤におすすめ! シンプルな自転車ヘルメット】

    自転車通勤をしている人にとって、運転中の安全性を高めるためにもヘルメットは必須といえる。安全性と見栄えの良さを両立した、人気モデルをピックアップした。

    12.OGK KABUTO KOOFU CS-1

    OGK KABUTO KOOFU CS-1

    参考価格:5,999円/Photo by 楽天市場

    普段使いにぴったりの軽量な自転車ヘルメット。大きいサイズのM/Lサイズでも235gと、かなり軽量でコンパクトな点が嬉しい。帽子のような感覚で使いやすいクラシカルなデザインもポイントだ。

    軽量アジャスターが採用されており、手軽にフィット感を調整できる。JCF推奨規格で、安全性も◎。「マットブラック」や「マットネイビー」などのベーシックなカラーのほか、「マットヘリンボーングレー」といった個性的な色味も展開されている。

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    13.GIRO CADEN MIPSⅡ

    GIRO CADEN MIPSⅡ

    参考価格:18,672円/Photo by 楽天市場

    人気ブランド「GIRO」から販売されている、シティーサイクリング用のヘルメット。スーツにもフィットするように考え抜かれたフォルムが魅力だ。シンプルでありながらも、スマートなデザインに仕上げられている。

    耐久性に優れており、後頭部までしっかりサポートする構造。ヘルメットと一体化したバイザーは、日除けのほか、転倒時に顔を保護する役割も果たす。ヨーロッパ基準のCE安全規格を取得している。

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    14.uvex urban planet

    uvex urban planet

    参考価格:14,300円/Photo by 楽天市場

    サステナブルな素材を使用した「uvex」の革新的なヘルメット。リサイクルバイオがベースになっており、環境負荷に配慮する形でつくられている。お洒落なカラーが展開されている点も魅力。スタイリッシュなルックスにもこだわったアイテムだ。

    390gと重量はややあるが、その分、保護性が高い。アウターシェルとEPS素材で設計されており、耐衝撃性に優れている。14のベンチレーションがあり、空気の通り道もしっかり確保されている。

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    15.ブリヂストン クルムス CH-BSM

    ブリヂストン クルムス CH-BSM

    参考価格:7,078円/Photo by 楽天市場

    自転車メーカーとして有名な「ブリヂストン」のヘルメット。ソフトシェルタイプで、頑丈ながらも柔らかな質感に仕上げられている。SG規格認証商品であり、安全性も担保されている。サイズは54〜58cm。アジャストダイヤルがついており、フィット感を調整可能だ。

    シンプルなデザインで、通学や通勤におすすめ。後部には、ブランドロゴである「Bマーク」があしらわれている。

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    16.bern WATTS

    bern WATTS

    参考価格:10,890円/Photo by 楽天市場

    2004年にボストンで誕生したヘルメットブランド「bern(バーン)」。安全性だけでなく、ファッション性も重視した製品づくりが人気のブランドだ。「WATTS」は、ツバが付いたbernの定番ライン。自転車用だけでなく、スケートボードやスノーボード用としてのニーズも高い。

    日本人の頭になじみやすい「ジャパンフィット」に対応しており、丸みのある設計が特徴。通気性と弾力性に優れた素材でつくられている点もポイントだ。

    サイズはS〜XXXLが展開されており、ジュニアにも大人にもおすすめ。

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    17.Hugmet

    Hugmet

    参考価格:3,480円/Photo by 楽天市場

    家族みんなで使える自転車ヘルメット。頭部をしっかり守るため、厚みのある素材で構成されている。約430gと重さはあるが、安全面を最優先にした結果だ。日本のSG基準だけでなく、ヨーロッパのCE基準、アメリカのCPSC規格もクリアしている。

    小さな子どもでも使えるように、肌に触れるあごひもには優しい素材を採用。擦れて赤くなるようなトラブルを回避できる。

    サイズは、S(54〜56cm)、M(56〜58cm)、L(58〜61cm)の3種類。カラーバリエーションも豊富だ。

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    18.OGK KABUTO CANVAS-URBAN

    OGK KABUTO CANVAS-URBAN

    参考価格:5,890円/Photo by 楽天市場

    通勤や街乗りに使いやすい、自転車ヘルメット。頭をすっぽり覆うベーシックな形状でありながら、モダンなデザインが魅力だ。カラーバリエーションが豊富なため、好みにぴったり合う色味を見つけられるだろう。

    ダイヤル式のアジャスターで、フィット感を上下3段階で調整可能。バイザーは着脱ができるため、自転車の種類に限らず、マルチに活躍する。左右、後部には大型のリフレクターがついており、夜間の走行にも安心だ。

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    19.OGK KABUTO BRERO

    OGK KABUTO BRERO

    参考価格:5,940円/Photo by 楽天市場

    電動アシスト自転車にもマッチする、しっかりとしたつくりのヘルメット。ハードシェルが採用されており、万が一の際にも頭をしっかり守る。SG基準で、安全性の規格もばっちりだ。

    マットな仕上がりの落ち着いたデザインで、幅広い世代におすすめ。後頭部、側頭部、左前ロゴは反射ステッカー仕様になっており、暗闇でもしっかり目立つ。インナーパッドは洗えるため、衛生的に使える点もポイントだ。

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    20.OGK KABUTO PROTE-02

    OGK KABUTO PROTE-02

    参考価格:6,955円/Photo by 楽天市場

    頑丈な設計の自転車用ヘルメット。成長期の子供にもフィットしやすく、通学や街乗りなどさまざまなシーンで使いやすいアイテムだ。サイズは54〜56cmで、大人も使用できる。

    7mm厚のインナーパッドや、簡単に装着できるバックル「FIDLOCK®」など、快適に使用できるポイントも満載。左右と後部には大型リフレクターがついており、暗い場所を走行中でもクルマのドライバーが姿を捉えやすくなる。安全性と使い勝手をどちらも重視する人におすすめ。

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    21.YAMAHA キャンバス・アーバン ヤマハロゴ仕様 マットグレー

    YAMAHA キャンバス・アーバン ヤマハロゴ仕様 マットグレー

    参考価格:7,307円/Photo by 楽天市場

    マットな質感が美しい自転車ヘルメット。側面と後部には「YAMAHA」のロゴがあしらわれている。シンプルでありながらモダンなデザインで、通学や通勤などのシーンにぴったり。290gと軽量な点もポイントだ。

    大型リフレクターが搭載されており、夜間の走行も安心感がある。バイザーは自由に取り外しが可能。フィット感は、ダイヤル式のアジャスターでスムーズに調整できる。

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    22.SMRG Helmet

    SMRG Helmet

    参考価格:3,680円/Photo by 楽天市場

    スーツや普段着とも合わせやすい、シンプルな自転車ヘルメット。日本人の頭にぴったりフィットしやすい「Japan fit」モデルが採用されており、ズレや窮屈さによるストレスを感じにくい。長時間の走行でも、快適な状態をキープする。

    SGマーク取得済みで、日本の安全基準に適合している。更に、商品の欠陥による人身・物損事故の際に、製造者が賠償責任を負う「PL保険」に加入済み。1年のメーカー保証もついており、サポートの手厚さも魅力。

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    23.SG基準安全規格合格品 SGシティサイクルヘルメット

    SG基準安全規格合格品 SGシティサイクルヘルメット

    参考価格:3,980円/Photo by 楽天市場

    シームレスなデザインの自転車ヘルメット。マットな質感のワンカラーで、メンズにもレディースにもおすすめ。帽子のような感覚で、さっと着脱しやすいアイテムだ。

    前方には通気孔があり、不快な蒸れを防ぐ。あごとの摩擦を軽減する「アゴクッション」も魅力的。あごひもの長さを調整できる「アジャストロック」や、フィット感を調整できるダイヤルなど、調整機能が充実している点もポイント。ジャストフィットで使いたい人におすすめだ。

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    24.BRINGER ORITATA-MET

    BRINGER ORITATA-MET

    参考価格:9,900円/Photo by 楽天市場

    幅13cmに折り畳める、持ち運びに便利な自転車ヘルメット。ボタンを押し上げることで折り畳め、引っ張るだけで展開できる。収納や保管の際にも嬉しい機能だ。

    前後にライトが付いており、点灯モードは3パターンから選択できる。ワンタッチで簡単に操作できる点もポイント。しっかりとした明るさがあり、防災ヘルメットとしても活躍しそう。CEマーク、CPSC規格の認証を取得している。

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    25.CLOSCA LOOP

    CLOSCA LOOP

    参考価格:13,800円/Photo by 楽天市場

    バッグに入るほどコンパクトなスペイン発の自転車ヘルメット。押すだけで、45%小さく折り畳める構造だ。ぎゅっと薄くなるため、通勤カバンに入れることも検討できる。

    表からは見えないが、結合部分には通気口があり、空気を循環させられる。熱や空気がこもるのを防ぎ、快適な着用感を実現している。欧州規格のCE(EN1078)や、米国規格のCPSCに準拠しており、安全性も申し分なし。

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    自転車ヘルメットの選び方の5ポイント

    自転車ヘルメットの選び方の5ポイント

    Photo by Andrik Langfield on Unsplash

    ここからは、自転車ヘルメットの選び方を解説する。チェックすべき5つのポイントには、命を守るために欠かせない項目も含まれている。しっかり把握したうえで、自分に合ったアイテムを見つけてほしい。

    1.安全性を要チェック 

    自転車ヘルメットは、安全性規格に適合したアイテムを選ぶことが大切だ。安全性に関する認証を取得している場合、ヘルメットに認証ロゴ入りのシールが貼ってあることがほとんど。何らかの形で「SG認証取得」「CPSC基準適合商品」「JCFマーク取得」などの記載があるはずだ。購入前に、必ずチェックしよう。

    日本で流通している自転車ヘルメットの主な規格・認証には、以下がある。

    ●日本の認証
    ・SG:製品安全協会
    ・JCF:日本自転車競技連盟(公認/推奨)
    ・JIS:日本産業規格

    ●海外の認証
    ・CE:欧州標準化委員会(EU)
    ・CPSC:米国消費者製品安全委員会(アメリカ)
    ・GS:ドイツ製品安全法(ProdSG)が定める品質・安全基準を満たす(ドイツ)

    規格によって細かな基準は異なるが、いずれも構造や衝撃吸収性などの一定の項目をクリアし、安全性が証明されたものである。大会やレースではない街乗りの場合は、いずれの認証でも構わない。なかには、認証のないヘルメットも流通しているが、安全性の観点では安全性規格適合品一択だ。

    2.サイズで選ぶ 

    ヘルメットが頭にぴったりフィットすることも重要。サイズが合っていないと、使っているうちにズレたり、締めつけ感がストレスになったりする。着用した際のフィット感を確認しよう。

    頭囲を測ってサイズを見極めるのはもちろん、頭の形を考慮することもポイントだ。一般的に、日本人の頭部は丸形なのに対し、欧米人は楕円形。頭部の形状の違いから、海外ブランドのアイテムは、日本人の頭にはフィットしにくい傾向がある。海外ブランドの製品を選ぶ際には、「アジアンフィットタイプ」かどうかを確認しよう。

    また、後頭部やあご部分のアジャスターで、サイズを細かく調整できるアイテムは、しっかりフィットさせやすい。

    3.重量で選ぶ 

    自転車ヘルメットの重量も必ず確認しておきたいところ。特に、長時間着用する場合は、軽量タイプを選ぶと疲れにくい。ヘルメットは軽ければ軽いほど、装着感がなく快適だ。反対に、重量があるヘルメットは、首や肩の負担になりがち。300gをひとつの目安にして、無理なく装着できるアイテムを選ぼう。

    4.機能で選ぶ 

    快適性や利便性を求める場合は、さまざまな機能にも注目しよう。

    ●ベンチレーション
    ベンチレーションとは、通気用の穴のこと。通気性を重視する場合は、ベンチレーションがついているヘルメットがおすすめ。蒸れを防ぎ、嫌な臭いを軽減できる。夏場でも快適だ。空気抵抗を減らす形状のため、走行も楽な傾向に。

    ●リアライト
    夜間の走行時に赤く光って存在を示す。薄暗くても、目につきやすく、事故の回避に役に立つ。リアライトではなく、反射テープがついているタイプも多い。

    ●バイザー
    日除けになり、紫外線を防ぐ。視界も良好に保ちやすい。

    ●シールド
    風や飛来物から目を保護する。虫や塵が目に入るのを防ぐ。

    5.デザインで選ぶ 

    自転車ヘルメットは、安全性やサイズをチェックしたうえで、好みのデザインにもこだわりたい。近年は、一昔前とは異なり、ヘルメットに見えないようなデザインの製品も多い。用途に合わせて、お気に入りの形状やカラーを選ぼう。

    通勤には、シンプルなタイプが無難。コンパクトなタイプは、持ち運びの際にも便利だ。

    クロスバイクやマウンテンバイクには、スポーティーでスタイリッシュなヘルメットを合わせたい。ロードバイクでスピードを出したい場合は、縦長デザインのアイテムを選ぶと空気抵抗を受けにくくて快適だ。

    女性には、帽子型やバイザー付きのヘルメットが人気。お洒落な見た目でコーディネートから浮きにくく、普段の服装になじみやすい。日焼けも防ぐため、子供の送迎や買い物の際にもおすすめだ。

    安全のための自転車ヘルメット
    ファッションアイテムとしても楽しんで

    万が一の事故から命を守ってくれる自転車ヘルメット。自分に合った製品を正しく着用することで本来の役割を期待できるため、しっかり吟味して選ぶ必要がある。購入の際には、安全性、サイズ、機能などを必ず確認しよう。

    また、近年はお洒落なデザインの物が多く、ファッション性が高いアイテムも。街乗り、通勤、ロングライドなど、シーンに合わせて使い分けるのもおすすめだ。

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