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【2025年版】人気のハイブリッド加湿器おすすめ25選!
2025.01.22
冬の体調管理には加湿器が効果的。乾燥しがちな部屋の湿度を適度に保つことで、感染症の予防対策にも繋がる。冬の必須アイテムとして、一家に一台備えておくと安心だ。
加湿器にはさまざまなモデルがあり、超音波式、気化式、加熱式などタイプによって特徴が大きく異なる。それぞれにメリット・デメリットがあるが、加湿効率を重視するならハイブリッド加湿器一択だろう。
とは言っても、加湿量や機能などのスペックはメーカーによって開きがある。そこで今回は、ハイブリッド加湿器のおすすめ製品を25種類ピックアップ。選ぶ際のチェックポイントも解説する。
ハイブリッド加湿器とは
前述の通り、加湿器には「超音波式」「加熱式(スチーム式)」「気化式」など、さまざまな加湿方式がある。そんななか近年人気なのが、従来の加湿方式に熱の要素をかけ合わせて加湿効率を高めた「ハイブリッド式」だ。
ハイブリッド式の定義や呼び方は、メーカーによって若干異なるが、基本的には2種類の加湿方式を組み合わせたモノを指す。組み合わせは以下の2パターンが多い。
●気化式ハイブリッド(気化×温風)
フィルター経由で水蒸気を放出させる気化式に、熱の要素をプラス。ファンで温風を当て、効率的に加湿する。
●超音波式ハイブリッド(超音波×加熱)
フィルター経由で水蒸気を放出させる気化式に、熱の要素をプラス。ファンで温風を当て、効率的に加湿する。
●超音波式ハイブリッド(超音波×加熱)
水分をミスト化して拡散する超音波式の加湿力をより高めた方式。水をヒーターで加熱し、加湿効率を促す。
以下では、それぞれのハイブリッド加湿器のメリット・デメリットを見ていこう。
ハイブリッド加湿器のメリット
●気化式ハイブリッド(気化×温風)
内部に搭載されているファンで、広範囲を素早く加湿できる。温風を用いるものの、吹出口が高温にならないため、小さな子供やペットがいる家庭におすすめ。
●超音波式ハイブリッド(超音波×加熱)
パワフルな加湿力を期待できる。水を加熱するため菌が繁殖しにくく、清潔な水蒸気を拡散できる。稼働音が静かで、電気代が安く済む傾向にある。
いずれのタイプも、部屋の空気を素早くうるおし、効率良く加湿できる。部屋を均一に加湿するのにも長けており、加湿ムラになりにくい点もメリットだ。
ハイブリッド加湿器のデメリット
●気化式ハイブリッド(気化×温風)
フィルターが濡れっぱなしになりやすい構造のためカビが発生する可能性があり、定期的なメンテナンスが必要。総じて使い勝手に優れているが、高価格帯のアイテムが多く、そもそもの導入ハードルが高い。
●超音波式ハイブリッド(超音波×加熱)
水の粒子が大きいため、床や壁が濡れやすい傾向にある。すべての加湿器に言えることだが、内部のお手入れは定期的に必要。
ハイブリッド加湿器のおすすめ25選
以下では、ハイブリッド加湿器のおすすめ製品を25種類紹介する。人気ブランドのアイテムを中心に、広い畳数に対応したモデルもピックアップ。予算別にまとめているため、購入時の参考にしてほしい。
コスパ抜群!|10,000円未満
【万能タイプ】アイリスオーヤマ 加湿器 ハイブリッド式 上給水 Hanx-Home HA-H08
上部から直接給水できる、便利な形状のハイブリッド加湿器。「ハイブリッドボタン」を押すことで加熱方式をプラスでき、ハイパワーでの素早い加湿を叶える。超音波式のみでの運転も可能なため、電気代を削減できる点も嬉しい。
内部には、UV殺菌ランプ付き。除菌率99.9%を実現しているうえに、本体素材には抗菌加工が施されており、衛生的に使用しやすい。
自動加湿調整やタイマー機能、リモコン操作対応など、多機能な点も魅力。最大適応約30畳と、加湿できる範囲も広い。コストパフォーマンスに優れた人気のアイテムだ。
【木目調でおしゃれ】アイリスオーヤマ 加湿器 ハイブリッド式 PH-UH35
同じくアイリスオーヤマから販売されているコンパクトなハイブリッド加湿器。超音波式と加熱式を組み合わせることで、加湿力を高めたアイテムだ。柔らかなミストを放出し、部屋をたっぷり加湿する。
ヒーターはオンオフでき、加湿能力の調整が可能。ミスト量や湿度は自分好みに設定できる。最大加湿量は350mL/hと、見た目よりパワフル。洋室の場合10畳まで対応しているため、リビングへの設置にもおすすめだ。
ベーシックなカラー以外に木目調のタイプも展開されており、インテリアに馴染みやすい。
【パワフルで省エネ】アイリスオーヤマ 気化ハイブリッド加湿器 イオン無し HVH-500R1
パワフルな温風気化式と、ヒーターを使わない自然気化式をシーンに合わせて切り替えられるハイブリッド加湿器。自然気化式で運転した場合、温風気化式と比較して、消費電力を約96%カットできる。加湿力と電気代の節約を両方叶えたい人におすすめだ。
騒音値は40dB未満で、図書館内より静か。静音性に優れているため、寝室に設置しても眠りを妨げない。最大17時間の連続運転に対応しており、就寝中の湿度のキープにもぴったりだ。
気化式ハイブリッドタイプで熱くならない点も特徴。小さい子供やペットがいても安心感がある。
【シンプルなデザイン】KOIZUMI ハイブリッド式加湿器 HM-4022
機能美を感じられる「KOIZUMI」の加湿器。白を基調としたシンプルなデザインで、どんなインテリアにもさりげなく馴染む。ディスプレイの明るさは調光モードで手軽に変更できる。
超音波式とヒーター式のハイブリッドタイプで、加湿能力は最大400mL/hを実現。「強」モードでも、約8時間連続運転が可能だ。
3.2Lの大型タンクが搭載されており、たっぷり加湿できる。上部から直接給水できるため、水切れ時に重いタンクを持ち運ばなくてOKだ。
【フラットなボディ】アルコレ UVハイブリッド式加湿器 ASH-6061
すっきりとしたフラットなデザインのハイブリッド加湿器。凹凸がなく、表示が大型LEDで分かりやすい。落ち着いたトーンのカラーが採用されており、インテリアの邪魔にならない点もポイントだ。
加熱式と超音波式の良いとこ取りで、衛生的、かつパワフル。さらにUVランプ搭載で、約99.9%除菌されたミストを吹き出す点が魅力。加湿器の衛生面が心配な人でも使いやすい。
木造和室10畳、プレハブ洋室17畳に対応しており、広いスペースにもおすすめ。タンクが約5Lと大容量のため、わずらわしい給水の手間が少なくて済む。上部給水可能。
【タワー型】AND・DECO 3L 2WAY ハイブリッド加湿器 高さ調整可能 htjs-004
タワー型のデザインがおしゃれなハイブリッド加湿器。トップカバーは取り外し可能で、設置場所に合わせてハイとローの形状で使い分けられる。カラーバリエーションが豊富のため、インテリアの雰囲気に合わせて選べる点も魅力だ。
ハイタイプではミストを高く拡散し、部屋全体にうるおいを届ける。吹出口の向きを360度調整できるロータイプは、設置場所を選ばない。超音波×加熱のハイブリッドでありながら微細なミストが採用されており、周辺が濡れにくいのもポイント。
連続時間は最大30時間。ムードを高めるダウンライトやアロマ機能など、生活を楽しむためのプラスαの仕掛けも満載だ。
【大容量】MAXZEN ハイブリッド加湿器 KSH-MX601
6Lの大容量タンクが採用されているハイブリッド加湿器。上部給水が可能なため、タンクの取り出しは発生しない。注ぎ口が大きく、給水の際に神経質にならなくて済む点もメリットだ。最大加湿量は550mL/hとパワフルで、微粒子ミストによって部屋をうるおいで満たす。
自動運転機能が搭載されており、一定の湿度を保つように加湿量を調整してくれる。設定湿度や加湿量、スチームのオンオフは自由にカスタマイズ可能。タイマーや渇水時の運転停止など、安全性に関するスペックも高い。子供やペットがいる家庭におすすめ。
【卓上にも】THREEUP ハイブリッド加湿器 ピュアドロップ HB-T1924
直径21.3cm、高さ30cmのほど良いサイズ感のハイブリッド加湿器。コロンとしたかわいらしいデザインで、本体重量は1.7kgと軽量。卓上にも置きやすく、リビングや寝室などさまざまなシーンで活躍してくれそうだ。
本製品は、超音波式と加熱式のハイブリッドタイプ。加熱した水をミストとして拡散するため衛生的。部屋の温度を下げにくい点も嬉しいポイントだ。
加湿調整は3段階。2、4、6時間でオフタイマーをセットでき、消し忘れを防げる。就寝時にもおすすめ。
【お手入れ簡単設計】DOSHISHA ハイブリット加湿器 PIERIA KHYW-502BK
お手入れしやすい構造のハイブリッド加湿器。タンク部分は、きれいに丸洗いが可能。ほかの箇所は細かく分解できるため、こまめに掃除をすることで雑菌の発生を防ぎやすい。多少の手間をかけても、できるだけ衛生的に使いたい人におすすめだ。
給水は簡単。大開口のため、ジャーッと水を注ぎやすく、給水をさっと済ませられる。オート運転、湿度表示、オフタイマーなどの機能も充実。アロマ機能も付いている。
スタイリッシュなデザインも魅力。ブラックカラーで、シックな部屋にぴったりだ。
【かわいらしいデザイン】Toffy 抗菌ハイブリッドアロマ加湿器 HF08
レトロな雰囲気が可愛らしいハイブリッド加湿器。お洒落なくすみカラーの3種類が展開されており、いずれもインテリアのアクセントにぴったり。クリアなデザインのため、水の残量を目視できる点もポイントだ。
本体には銀系無機抗菌剤が練り込まれており、抗菌効果を期待できる。不快なヌメリや赤カビが発生しにくく、衛生的に使いやすい。
ショートとロングの2種類のノズルが付属しており、設置場所に合わせて使い分けられる。アロマオイル、アロマウォーターの両方に対応している点も嬉しい。
【手頃】C:NET ハイブリッド加湿器 CKH401
手頃な価格のハイブリッド加湿器。リーズナブルでありながら、強弱調整やオフタイマーなどの基本の機能がしっかり搭載されている。アロマ機能にも対応しており、加湿と同時に香りも楽しめる。
適用床面積は、木造約6畳、鉄筋約10畳。ワンルームや寝室で十分役立つスペックだ。加熱式と超音波式のハイブリッドタイプで、部屋の温度に影響しにくい点もポイント。コスパを重視する人はぜひ。
【4重除菌で衛生的】WUBY ハイブリッド加湿器 LP-2209
「4重除菌」と謳われているハイブリッド加湿器。超音波式に加熱式を組み合わせ、水を沸騰させることで除菌する。さらに、UVライトや麦飯石フィルターで、除菌率をUP。マイナスイオンを発生させ、空気中の粒子を浄化する点もポイントだ。
パワフルな加湿力を実現しており、プレハブの場合、最大約35畳まで加湿できる。さらに、6Lの大容量タンク搭載で、連続加湿時間は最大42時間を実現。リモートワークでの長時間の加湿にも活躍してくれるだろう。
加湿力と機能性の高さは大前提|10,000円台
【生活感を感じさせないデザイン】レコルト UVハイブリッド式加湿器 RHF-1
デザインと機能、どちらにもこだわりたい人におすすめのハイブリッド加湿器。フラットなデザインで、シンプルでありながらも洗練された雰囲気が魅力。本体から浮かび上がるような表示もおしゃれさをプラスしている。操作性や操作音にまでこだわった製品だ。
抗菌カートリッジ、UVライト、ヒーターによるトリプル除菌で、除菌率は99.9%。きれいな水で加湿でき、安心感がある。パーツが少ない設計が採用されており、お手入れも簡単に済ませられる。
加湿の高さは3パターンから調整可能。寝室で使用する際には、ミストが出る方向を調整できるルーバーボールの使用がおすすめ。ミストパイプを連結させれば、床置きしてもほど良い高さをキープできる。
【最大60時間!】AND・DECO 6.5L ダブル除菌 ハイブリッド式 UVライト+ヒーター除菌機能付き jxh003j
ヒーターとUVライトによるW除菌構造が採用されたハイブリッド加湿器。100度で煮沸された水を細かなミストにして吹き出す。嫌なニオイや雑菌の増殖を防ぎながら、衛生的に使用できる。
最大550mL/hの高い加湿能力があるため、なかなか湿度が上がりきらない部屋での使用も心強い。さらに、連続加湿時間は最大60時間とかなり長い。1日中稼働させることも十分可能だ。
湿度設定、タイマー、ロック、静音設計など、必要な機能は一通り揃っており、使い勝手も抜群。省エネ性能も高い。
【W抗菌アクション】ゼンケン ハイブリッド加湿器 ナチュラルミスト ZHM-30
浄水器や暖房機などを手がける「ゼンケン」のハイブリッド加湿器。独自のW抗菌アクションが採用されており、抗菌カートリッジと高温加熱ヒーターにより、クリーンなミストを噴霧し続ける点が特徴だ。
加湿量は弱中強の3段階で調整でき、「強」の場合でも最大12時間連続で運転が可能。乾燥した部屋をたっぷり加湿したい時に役立つ。湿度コントロール機能が搭載されており、加湿量を自動で調整してくれるため、難しい設定をしなくても快適な湿度をキープできる。
【フィルターを清潔に保ちやすい】CORONA ハイブリッド加湿器 UF-H50RA
石油ファンヒーターや給湯機などを手がける住設メーカー「コロナ」。温風気化式を採用したハイブリッド加湿器「UF-Hシリーズ」には、独自のロータリー加湿フィルターが搭載されている。フィルターを定期的に回転させることで、加湿効率の向上を実現。また、停止中にフィルターが水平になり水に浸からない仕組み「セルフドライ機能」によって、濡れっぱなしによる菌の繁殖を防ぐ点もポイントだ。
効率重視の省エネ設計のため、電気代を抑えられるのも嬉しい。パワフルモードと省電力モードを切り替えることで、さらに節電に貢献するだろう。直感的に操作しやすいユニバーサルデザインが採用されており、難しい操作や設定が苦手な人にも優しいアイテムだ。
【すっきりとしたデザイン】山善 ヒーター付ハイブリッド加湿器 MZH-L50
スタイリッシュなデザインのハイブリッド加湿器。無駄のないフラットな形状で、大きなディスプレイ表示が特徴的。本体やリモコンで、シンプルな操作を実現している。
衛生的に使いやすい加熱式と省エネに優れた超音波式の良いとこ取り。木造約7畳、洋室約11畳に対応しており、最大12.5時間の連続使用が可能だ。就寝前に給水しておけば、朝までしっかり加湿してくれる。
自動センサー運転やタイマー機能が搭載されており、機能も充実。アロマも楽しめる。
【コンパクトでおしゃれ】ティファール 加熱超音波式加湿器スチーム アンド ミスト HD3040J0
調理器具や小型家電が人気の「ティファール」から販売されているハイブリッド加湿器。幅21cm、高さ35cmのすっきりとしたデザインで、部屋の隅やサイドテーブルの上に置いても収まりが良い。コンパクトでありながら、あたたかなミストでスピーディーに加湿してくれる。部屋の温度を下げないため、冬の寒い寝室にもぴったりだ。
フタを外さずにそのまま給水できるほか、タンクを取り外しての給水も可能。本体重量は1.8kgと決して重くないため、水道に運んでの給水も負担になりにくい。
加湿量調整やオフタイマーなどの基本の機能のほか、おやすみモードやチャイルドロックも備わっており、ライフスタイルやシーンを選ばずに導入しやすい。
【スマートに省エネ】三菱重工 ハイブリッド式加湿器 ルーミスト SHK70XR
エコ運転で、温風気化式と気化式を切り替えられるスマートなハイブリッド加湿器。エコ運転モードでは、加湿能力を大きく落とすことなく、消費電力を通常時の約94%削減できる。効率良く加湿したい人にも、電気代を抑えたい人にもおすすめのアイテムだ。
細菌やカビを抑制できる「抗菌アレルゲンフィルター」が搭載されており、衛生的。さらに、プラズマイオンを発生させることで、空気中に浮遊しているウイルスや菌も抑制する。クリーンな空気を保ちやすい点が魅力だ。
抗菌加湿フィルターは、8シーズン交換不要と謳われている。定期的な洗浄は必要だが、買い替えに伴うランニングコストを抑えられる。機能も充実しており、高スペック。特定のエアコンとの連動運転にも対応している。
【ミストをふんわり広げる】Toffy 抗菌ハイブリッドUVアロマ加湿器 HF09
床置きにぴったりの、おしゃれなハイブリッド加湿器。加熱式と超音波式のハイブリッドタイプで、高い位置からミストが吹き出すデザインが採用されている。部屋いっぱいに、ふんわりとうるおいを広げられる。
銀系無機抗菌剤を練り込んだ樹脂が使われているほか、内部には除菌効果が期待できるUVライトが搭載されている。衛生面でも抜かりのないアイテムだ。
リモコンが付属しており、離れた場所からの操作も可能。カラーはピュアホワイトとダークグレーの2種類がラインナップ。どちらもくすみカラーが可愛いらしい。
【薪ストーブがモチーフ】ブルーノ ハイブリッドUV加湿器 CALM MIST BOE062
薪ストーブがモチーフになったハイブリッド加湿器。ミスト出口やアロマケースなどの細部まで凝ったデザインが採用されており、インテリアの一部として空間にすんなり馴染む。アロマケースの引き出し部分には、お気に入りのアロマの小瓶や掃除用ブラシを収納できて便利だ。
加熱ヒーター、UVライト、イオン交換樹脂フィルターが搭載されており、常に気持ち良いミストが排出される。ミストの量は4段階で調整でき、最大加湿能力は約500mL/h。パワフルに加湿し、適用床面積はプレハブ洋室約14畳に対応している。連続加湿時間は最大約40時間。
唯一無二のポイントに注目|20,000円以上
【フィルター乾燥運転機能付き】CORONA ハイブリッド式加湿器 UF-HV104R
「業界初」を詰め込んだ、ハイスペックなハイブリッド加湿器。温風気化式として初めてUV-C LEDを搭載。除菌効果を期待でき、フィルター表面の菌を抑制する。コロナの加湿器でお馴染みの「ロータリー加湿フィルター」が採用されており、効率的かつ衛生的な加湿を実現している点も魅力だ。
さらに、トレイ部分にステンレス素材を採用したのも業界初。不快なぬめりがつきにくく、丸洗いしやすい。
「フィルター乾燥運転」は、旅行や出張前に嬉しい機能。加湿器内部を乾燥させてくれるため、カビを防ぎながら清潔に維持しやすい。可愛らしいデザインと高級感のある質感もポイント。
【タワー型デザイン】DOSHISHA ハイブリッド式加湿器 タワー
オブジェのような佇まいのおしゃれなハイブリッド加湿器。高さは91.5cmと存在感があるが、幅と奥行は23cmとスリム。リビングや部屋の端に置きやすい。デザイン性を重視する人はぜひチェックしてほしい。
本体の背面にリモコンを収納できて便利。アロマ機能があるため、リラックス感の演出にも一役買う。加湿量は約350mL/hで、適応畳数はプレハブ洋室で10畳程度。
【加湿量860mL/h】ダイニチ工業 ハイブリッド式加湿器 HD-C900G
加湿量860mL/hを誇る、高性能なハイブリッド加湿器。プレハブ洋室の場合は24畳、木造和室でも14.5畳と、広い空間の加湿にも対応できる。標準、静音、ecoモードに切り替えられ、ecoモードでも460mL/hと加湿能力が高い。乾燥しがちな冬の強い味方になりそうだ。
省エネ性能も高く、温風気化式と気化式を使い分けることで、さらに電気代を抑えられる。静音性にも優れており、集中作業や団欒の時間を妨げることなく、快適な空間を提供してくれる。
【空気清浄機としても】シャープ プラズマクラスター加湿器 HV-S55
シャープの空気清浄技術「プラズマクラスター7000」が搭載されているハイブリッド加湿器。カビの除菌、ウイルスの作用抑制、静電気の除去、消臭などの効果が期待でき、部屋の空気をきれいに保ってくれる。最大550mL/hと、加湿能力も申し分なし。
フィルター乾燥機能が付いており、内部をしっかり温風乾燥させられる。長期不在やシーズンオフの際の保管に便利。そもそも清潔を保ちやすい設計もポイントだ。
A4サイズとほぼ同等のスリムな設計で、リビングはもちろん、寝室にもすっきり置きやすい。さまざまな点において価格以上に満足できるアイテムだろう。
ハイブリッド加湿器の選び方
ここからは、ハイブリッド加湿器の選び方を解説する。後悔しないためにも、「サイズ」「性能」「お手入れのしやすさ」「機能」の4つのポイントを押さえておきたい。
部屋の大きさや設置場所に合わせてサイズで選ぶ
まずは、本体の形状や大きさをチェックしよう。基本的には、本体のサイズが大きいほど、タンクの容量が大きく、長時間の加湿が可能。適用畳数が広く、加湿能力も高い傾向にある。給水の頻度も少なく済む。
しかし、サイズが大きい分、設置スペースの確保が必要。加湿器は、部屋の大きさや設置場所に合ったサイズを選ぶことが大切だ。
加湿能力は「○mL/h」で示されており、数値が大きいほど加湿能力に優れている。また、適用畳数は「プレハブ洋室○畳」「木造和室○畳」の表記を要チェック。プレハブ洋室は主に気密性が高いマンション、木造和室は従来型の木造戸建てを指している。自宅のタイプに合った数値を確認しよう。実際の広さより、気持ち広めの適用畳数のアイテムを選ぶのがおすすめだ。
性能で選ぶ
加湿能力だけでなく、その他の性能も重要だ。加湿器を稼働させる時間が長い場合は、連続加湿時間をチェックしておきたい。1度の給水で長い連続運転を実現しているタイプは、就寝中の加湿にも役立つだろう。
また、消費電力も確認しよう。ハイブリッド加湿器は、従来の加湿方式よりエネルギーを消費する傾向にある。省エネ性能が高いモデルを選ぶと、電気代を抑えられる。
お手入れのしやすさで選ぶ
給水のしやすさは、加湿器選びにおいて、かなり重要なポイントだ。給水方法は大きく2パターン。取り外し可能なタンクに水を入れてセットするタイプと、本体から水を直入れできるタイプがある。給水の負担を軽減したい場合は、直入れタイプがおすすめだ。
また、加湿器は定期的なお手入れが必要であり、メンテナンスの方法や頻度は製品によって大きく異なる。不衛生な状態での運転は、雑菌を吸ってしまうリスクがあり、健康に影響することも。掃除のしやすさ、メンテナンスの頻度などを確認し、無理なく使用できる製品を選びたい。
なかには、抗菌素材を採用することで、お手入れの負担を極限まで省いた加湿器も。雑菌やカビの発生を抑制するため、衛生的に使いやすい。
機能で選ぶ
ハイブリッド加湿器を選ぶ際には、プラスαの機能にも注目しよう。
●自動調整機能
湿度を自動で調整してくれる。乾燥や加湿のしすぎを防ぎ、快適な湿度をキープするのに便利。
●チャイルドロック
誤作動を防止するため安心。小さい子供がいる家庭におすすめ。
●タイマー
必要な時間だけ加湿でき、加湿のしすぎを防止。電源の切り忘れの対策にもなる。
●静音/おやすみモード
稼働音を抑えられる。LEDの表示を最小限にできるタイプも存在する。眠りの質にこだわる人は要チェック。
●アロマ
お気に入りのアロマオイルやアロマウォーターを垂らすことで、加湿と同時に香りを楽しめる。
冬を快適に過ごすには、ハイブリッド加湿器がおすすめ
室内における湿度は、40〜60%が理想。肌の乾燥を防ぎ、ウイルスを対策でき、何より快適に過ごしやすい。しかし、乾燥しやすい冬は、加湿器を使ってもなかなか「適湿」に達しないこともあるだろう。
「なかなか湿度が上がらない」悩みを解消するには、ハイブリッド加湿器がおすすめだ。加湿効率が高く、部屋の空気を素早くうるおしてくれる。性能が高い分、価格もやや高くなりがちだが、それでも導入の価値はあるだろう。冬を快適に乗り切るために、ぜひ検討してみては。