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【価格別】人気のスパークリングワインおすすめ27選を解説!
2025.01.21
誕生日や記念日といったハレの日にぴったりな飲み物といえば、「スパークリングワイン」。グラスの中で泡が立ち上る姿はエレガンス、華やかさが増す金粉入りはエンタメ性が高い。
とはいえ、色は白が主流だがロゼもあり、味わいは辛口から甘口まで幅広い。人気の銘柄も「カヴァ」をはじめ、百花繚乱だ。いざホームパーティを主催したり、プレゼント用に購入する際に、どれを選べばいいのか迷うもの……。
そんなお悩みを解決するために、スパーリングワインの基礎知識を分かりやすく解説。そして人気上位のおすすめ27本を、価格別に一気見せ!
photo AC
そもそもシャンパンとの違いって?
スパークリングワインは、発泡性ワインの総称。シャンパンはスパークリングワインの一種であり、フランスのシャンパーニュ地方でのみつくられる。しかも、ブドウの品種、栽培、
製造方法、アルコール度数など、同国の法律(AOC法)で定められた条件を満たさなければ、シャンパンとして認められない。
味に関しては、他のスパークリングワインとの明確な違いはない。ただ、一般的にシャンパンは、滑らかな泡立ちと、複雑な風味があるとされている。また、シャンパーニュ地方に比べ、暖かい地で生産されたスパークリングワインは、少し酸味が穏やかだとか。
選ぶ際には3つのポイントを抑えよう
選び方のコツを下記の3つにまとめた。初心者は「色や味わい」、上級者は「銘柄」を意識して選ぼう。加えて、「価格帯」も抑えれば、自分好みの一本を選びやすくなる。
1.色、味わいから選ぶ
●色
まずは見た目から。色はワインと異なり、赤が極めて少なく、白とロゼが主役。ただし、なかにはフランス産「ラ・ヴァーグ・ブルー」のような青いスパークリングワインもある。
スパークリングワインで最も多い「白」は、タンニンが少なめで渋味を感じにくく、すっきりとした後味。比較的どんな料理にも合うが、特に魚料理と相性が良い。熟成が増すほど色合いが濃くなり、濃淡によって味わいをイメージしやすい。
ピンク色の「ロゼ」は、女性も参加するホームパーティなど、華やかなシーンに最適。味はさっぱりと濃い味の中間、バランスの良さが特長だ。色が淡い物は繊細で後味すっきり。濃い物は果実味を感じられる。後者は、こってり系の肉料理とも好相性。
●味わい
スパークリングワインの味は、総体的に「甘口」と「辛口」で分けられる。その差は発酵後のワインに含まれる糖分の違い。残糖量が多いほど甘口、少ないほど辛口になる。辛口は他のアルコール類と同じく、ドライな飲み口を表す。なお、商品名でよく目にする「ブリュット」という言葉は、辛口を意味する。
ワインは発酵が進むほど、糖分が分解され、アルコールに変化する。だから、基本的に辛口のほうがアルコール度数は高い。もしラベルに甘口、辛口の表示がなければ、アルコール度数の高さで味を想像しよう。こだわり派は、食前酒なら甘口、食中酒なら辛口など、料理やシーンごとに分けて用意したい。
近年、ノンアルコールのスパークリングワインも増えている。有名ワイナリーのノンアル商品もあるので、お酒が飲めない人も味わってみてほしい。
2.王道の銘柄から選ぶ
上級者なら有名銘柄、産地についても把握しておくべき。下記の4銘柄は、規定により一定以上の品質が保証されている。美味しさは、どれもお墨付き!
●カヴァ(スペイン産)
スペイン・カタルーニャ地方を中心に製造。「コスパ最高のスパークリングワイン」の呼び声が高く、初心者でも試しやすい。製法はシャンパンと同じくトラディショナル方式。瓶内二次発酵を行うことで、複雑かつ奥行きのある味を生む。
●プロセット(イタリア産)
「シャンパン」「カヴァ」と並ぶ、世界3大スパークリングワインのひとつ。フレッシュな果実味を、引き出すのが得意。万人受けするクセのない味とお手頃価格で、世界中の幅広い層から愛されている。
●クレマン(フランス産)
フランス・シャンパーニュ地方以外の公認地域のみでつくられる、高質なスパークリングワイン。生産地域ごとに、個性が異なる香味を楽しめ、甘口からしっかり辛口までさまざま。ガス圧の弱いタイプが比較的多く、飲みやすい。
●ゼクト(ドイツ産)
ドイツ国内で、ハイクオリティな発泡性ワインに分類されるのが「ゼクト」。原料となるドイツのブドウ品種、リースリングをはじめ、独特な華やぐ香り、キリッとした酸味を楽しめる。個性的な味を求める人なら、選ぶ価値あり。
3.価格から選ぶ
シャンパンはブランド志向で、10,000円以上の商品がざらにある。一方、スパークリングワインは1,000円台が主流で、リーズナブルな物が多い。4,000円を超えれば高級品といえる。下記のシチュエーションも参考に選んでみては?
●【1,000円台】普段の家飲み、プチギフト用
人気商品を検索すると、ヒットするのは1,000円台が中心。日常の家飲みで、色々な銘柄を試すには好都合だ。スパークリングワインを深掘りしたい人は、飲み比べセットの購入を。友人などへのプチギフトも、十分美味しい物が選べる。
●【2,000~3,000円台】ホームパーティ、上司へのギフト用
このクラスになると、かなり上質なスパークリングワインに出合える。パーティを開き、客人をもてなす時も、3,000円台のワインを出せば間違いなし。お世話になっている上司などへの贈り物にも、ちょうどいい。
●【4,000円~5,000円台】特別な記念日、上級者へのギフト用
大事な記念日などに用意したい場合は、4,000円以上の高級スパークリングワインの検討を。高級シャンパンと遜色ないレベルの上物が多く、ある意味お得といえる。アッパー層やワイン通へのギフトも、このクラスであれば事なきを得るはず。
おすすめのワイングラス27選
27種の人気スパークリングワインを、1,000円台、2,000~3,000円台、4,000~5,000円台の3つに分けて紹介。南アフリカなどの新世界、豪華な金粉入りの商品もチェックを。
1,000円台のおすすめ12選
ドン ロメロ カヴァ ブリュット 750ml
「ドン ロメロ」は、カヴァのワイナリーとして、100年以上の歴史を誇る。伝統を大切にしながらも先端の醸造技術を導入し、スペイン国内で安定した品質に定評がある。
色は、やや緑がかった淡い麦わらカラー。熟した果実やグレープフルーツといった柑橘系のアロマを感じる。口当たりは優雅でありながら、果実味とコクがバランス良い仕上がりに。
後味にほろ苦さがほんのりと残り、大人の味わい。
MGM モンド デル ヴィーノ ピノピノ フリッツァンテ 750ml
「MGM モンド・デル・ヴィーノ」社は、南イタリアで1991年に創立されたワイナリー。そこでつくられる、黒ブドウのピノ・ネロ(ピノ・ノワール)の微発泡白ワインが好評だ。
上品なピノ・ネロの旨味と上質な酸、ほどよい苦味が調和。新鮮でエレガントな飲み口のなかに、複雑な味わいも。奥深さと飲みやすさを兼ね備え、ビギナー向けの一本である。食前酒や魚料理、リゾットと一緒に楽しみたい。
天使のアスティ サンテロ アスティ スプマンテ 750m
モスカート・ビアンコ種100%、マスカットの芳醇な香りと爽やかな風味の甘口スパークリングワイン。アルコール度数は6%と低め。飲み口が優しく、世界中でヒットしている。
ラベルの天使はカトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂にあるフレスコ画を元にデザイン。天使は幸せ・喜び・愛・平和のシンボルのため、飲めば、よりハッピーな気分に。
カプリース / ノンアルコールスパークリングワイン 白 750ml
100年の伝統を誇る南アフリカのワイナリーが醸す、ノンアル・スパークリングワイン。先端の脱アルコール技術を採用、高級ケープワイン(シャルドネ)からアルコールだけを抜いている。さらに、独自開発のレシピでブレンドされた逸品だ。
高級スパークにも劣らない香りや風味、透明感はそのままに、泡系らしい華やかな後味を楽しめる。アルコールを飲めない人、お酒を飲めない場面にもってこいの一本。
カンティーナ ダウトーレ レ ヴァカンツェ シャルドネ フリッツァンテ デル ヴェネト NV
「フリッツァンテ」とは、イタリアの業界内で、ガス圧が通常の規定よりも弱い発泡性ワインに対してつけられる総称。ブドウ本来の旨味があり、やや弱めのクリーミーな泡が、絶妙な口当たりを生む。
この白の辛口微発泡は、キリッと爽快な酸味と苦味が特長。フルーティな後味も嫌みがなく、魚介系の食事からアンティパスト、リゾットまで相性が良い。食中酒として堪能できる。
バロン・ド・ブルバン ブリュット・ブラン・ド・ブラン 750ml
高級感のあるラベルに見合う、高品質・高コスパを実現したフランス産スパークリングワイン。色は、白ブドウ品種のユニ・ブラン80%、コロンバール20%による淡い金色。泡立ちは繊細で美しく、優しい口当たりが続く。
口に含むと、グレープフルーツ、レモンなどの柑橘系の爽快な香りに加え、小さな白い花の香りも漂う。日々の食卓を華やかに演出し、すっきりとした味が料理を引き立てる。
ブルーナン ゴールド エディション 750ml
このドイツ産スパークリングワインは、24カラットのゴージャスな金箔入り。ドイツでは、金を飲むことは健康のために良いという、言い伝えがあるという。ワインの中で金箔がゆらゆらと舞い、お祝の席で盛り上がること必至。
リースリング(白ブドウ品種)の「ブルーナン」は、酸味が爽やかな、やや甘口タイプ。フレッシュなテイストと上品な香り、きめ細い発泡が五感に響く。よく冷やしてから飲むのがおすすめ。
モンムソー クレマン ド ロワール 750ml
2003年に国際クレマンコンクールで金賞受賞。ANAビジネスクラスで採用された実績もある実力派を、1,000円台で飲めるのが嬉しい。
シャンパンと同じ瓶内二次発酵で醸す、クレマンのスパークリングワインは、豊かなコクがありながら、きめ細い泡がキレを出す。柑橘系の清涼感ある香りは、鼻孔をくすぐる。辛口が好みの人なら、ぜひ試してほしい。
ロジャーグラート カヴァ ロゼ ブリュット 750ml
1882年創業、高次元のカヴァをつくり続けるブランド、「ロジャードラード」の辛口タイプ。輝くバラ色のスパークリングワインからは、チェリーやイチゴといった果実のアロマが華やぐ。ローズヒップティーやピンクペッパーのほか、長期熟成によるトースト香も漂う。
赤果実に酵母が溶け込み、軽やかな酸味とクリーミーな泡へと覚醒。それらが織り成す、繊細かつ複雑なテイストが心地よい。
カヴァ ムッサ ブリュット 750ml
1865年の創業以来、家族経営のカヴァ生産者ながら、屈指の生産量を誇るワイナリー、「ヴァルフォルモサ」の商品。ブリュッセル国際コンクール2011では、金賞を受賞した。
白い花や甘い柑橘系の清楚な香りが持ち味で、新鮮な印象を受ける。口に含むと、酵母の風味が先に訪れ、徐々にふくよかな果実味が追いかけてくるよう。金賞受賞の実力を確かめてみては?
クロ・モンブラン・プロジェクト・クワトロ・カヴァ・ブリュット NV
スペインのつくり手、「クロ・モンブラン」がリリースするカヴァが、世界的なヒットを飛ばした。高級感あふれるシルバーボトルが、インパクト大。キリッと冷やして飲むと、酸味が引き締まった果実味を楽しめる。余韻には、甘い柑橘果汁のような風味がほんのり。
きめの細かいクリーミーな泡が、それらを包み込み、口中で優しく広がる。ミシュラン三ツ星レストランも認める驚異のコストパフォーマンスを、美味しく体感しよう。
ラ・ヴァーグ・ブルー スパークリング 750ml
フランス・プロヴァンス産の異色のスパークリングワイン。「青い波(ラ・ヴァーグ・ブルー)」の名前の通り、水色のワインから弾ける白い泡が、リゾート地の贅沢な海を連想させる。パーティシーンを盛り上げるアイテムとして、申し分なし。
見た目を裏切らず、飲み口は爽やか。アプリコットなどの果物、お菓子のクリームのニュアンスをもつアロマが鼻に抜ける。グレープフルーツのような柑橘系の苦味、バランスの良い酸がアクセントに。
2,000円~3,000円台のおすすめ10選
ロータリ・タレント・ブリュット NV 750ml
「最高のコスパ&食通に愛される品質」がコンセプトの、イタリア「ロータリ」社の統一ブランド、「タレント」。瓶内二次発酵でつくるスパークリングワインは、コンセプトをしっかりと体現している。
リンゴや柑橘系のアロマ、トーストやナッツの香ばしさが混ざり合い、エレガントに昇華。フレッシュかつフルーティな風味も適度に感じられ、最後の一滴まで飽きさせない。非常にコスパに優れた、味わい深い辛口スパークだ。
レ コンテッセ プロセッコ トレヴィーゾ エクストラ ドライ NV 750ml
「レ コンテッセ」は良質なブドウを扱い、先端技術と設備が充実したイタリアの大規模ワイナリー。これまで半世紀以上、「プロセッコ」をつくり続けている。
やや辛口の当商品は、持続性の高いきめ細かい泡立ちが目を引く。「清らかさ」を連想させるクリアな色合い、飲み心地が自慢だ。桃やリンゴなど、フレッシュフルーツのような芳醇な香りもまとう上質な一本を、この値段で楽しめるのはお値打ち。
タケダ ワイナリー サン スフル デラウェア 2023 750ml
山形を代表する老舗ワイナリー「タケダ」の辛口・ミディアムボディ。山形県産デラウェア種100%を使用した、ワンランク上の和製スパークリングが味わえる。
「サン スフル」とは、フランス語で酸化防止不使用という意味。無濾過ならではのブドウの濁りと、生詰め特有の新鮮な香りや味わいが個性を放つ。天然の炭酸ガスのきめ細やかな泡立ちで、より爽快さが増す。日本のブドウの良さを、このスパークで感じてほしい。
フェリスタス プレミアム スパークリングワイン 箱付 750ml
ドイツ「フェリスタス」の22カラット金箔入り。幸福を運ぶという黄金のスパークリングワインは、華やかな場にうってつけの一本。お祝いの席やクリスマスなどのホームパーティを盛り上げる。
原料のブドウは、リースリング種とミュラートゥルガウ種をブレンド。すっきりキレのある辛口で、マスカットのような柔らかい酸味が広がる。クリーミーな泡立ちや、ほど良いコクもあり、飲み応え十分。
シャンドン ロゼ NV 750ml
オーストラリア「モエ・エ・シャンドン」社の辛口スパークリング・ロゼ。複雑味を生み出すために、ベースワインと1~3年熟成させたリザーブワインを混合する。次に二次発酵を行い、18か月間、瓶の中で熟成させ、複雑で豊かなアロマと味わいを創出。
泡立ちは柔らかく、軽やか印象。桃や洋梨、イチゴなどを彷彿とさせる甘い風味のなかから、柑橘類の果実味が顔を出す。ラベルは淡いピンクカラーで、女性への贈り物に喜ばれそう。
クレマン ドメーヌ・ジ・ロレンス・クレマン・ド・リムー・レ・グレムノス 750ml
フランスのラングドック・リムー地方は、クレマンの宝庫。当商品を生産する「ドメーヌ・ジ・ロレンス」は、スパークリングワイン専門のワイナリー。製造技術の高さは群を抜き、シャンパンの王様「ドンペリ」にも引けを取らないクオリティだと評判だ。
この辛口スパークには、白ブドウ品種のシャルドネの力強さと、シュナンのフレッシュさが融合。特長のあるモーザックの存在感も隠し味に。驚きのコスパだが、期待を裏切らない。
カルペネ マルヴォルティ プロセッコ コネリアーノ ヴァルドッビアーデネ スペリオーレ エクストラ ドライ NV 750ml
イタリア「カルペネ マルヴォルティ」社の“顔”ともいえる、エクストラ・ドライ。同社は、プロセッコのアロマを生かす醸造法、シャルマ方式を用いて、初めてスパークリングワインを開発。創業者のアントニオ・カルペネは、「プロセッコの父」と呼ばれる偉人だ。
フルーティなアロマ、繊細な泡、柔らかな味わいが詰まった、やや辛口の一本。親しみやすい口当たりで、華やかな宴での食前酒、食中酒のどちらにもおすすめ。
コンタディ カスタルディ フランチャコルタ ブリュット NV
イタリアの名門「ベラヴィスタ」が立ち上げたブランド「コンタディ カスタルディ」は、「よりカジュアルに楽しんでほしい」という思いから設立された。そのスダンダード・スパークリングワインがこちら。
伝統的な3種のブドウ品種(シャルドネ、ピノネロ、ピノビアンコ)が織り成す妙味、華やかでバランスの取れた味わいが楽しめる。奇をてらわない辛口タイプは、万人が美味しいと思える高水準の仕上がりだ。
【専用箱入】フレシネ プロセッコ スパークリングワイン DOCプロセッコ カッティングボトル
高級シャルマ方式(タンク内二次発酵)の製造で有名な「フレシネ」の新たな挑戦。イタリアでつくるグレーラ種100%使用の、希少なプロセッコをリリースした。エクストラ・ドライ仕立ての一本は、ほのかな甘味や白桃のようなフルーティな香りが華やぐ。優しい果実味とマイルドな酸味の余韻が残る。
美しく輝くカッティングボトルは、シャンパンゴールドの箱入り。パーティで披露すれば、盛り上がりもひとしお。
シャンドン ブリュット 750ml ギフトボックス入り
「シャンドン ブリュット」は、伝統的製法で仕込むオーストラリアを代表するスパークリングワイン。シャンドンを象徴する辛口タイプだ。シャルドネとピノ・ノワールのブレンドがもたらす、シトラスのようなピュアな果実香が爽やかに駆け抜ける。
その美しい泡立ちを、きらびやかな七芒星(しちぼうせい)の空で表した、限定デザインボックス付き。目上の人などへのプレゼント、ハレの日のシーンにも活用したい。
4,000円~5,000台のおすすめ5選
フェッラーリ ブリュット NV 750ml
イタリアで「キング オブ スプマンテ(スパークリングワイン)」と呼ばれる、「フェッラーリ」社を代表する辛口の逸品。初リリースは1902年、120年以上も愛され続けている。
麦わら色のスパークは、熟れたゴールデンデリシャス(リンゴ)や野の花、ほのかなイーストの香りを宿す。加えて、熟した果実味の余韻が長く続き、フレーバーのバランスが秀逸。「キング」の称号に疑う余地はない。
ノンアルコールスパークリングワイン 「トムソンアンドスコット ナウシー」
南スペインの太陽を浴びて育ったオーガニック・シャルドネを100%使用し、ドイツの伝統的な方法でスパークリングワインを醸造。アルコールだけを丁寧に取り除き、オーガニック、ヴィーガン、ハラールの各認証を取得した。
熟したリンゴの香り、すっきりドライな味わいは、サラダやシーフードをはじめ、あらゆる料理と相性◎。極上のノンアル・スパークは、出産祝いなどアルコールが飲めない方へのギフトといった、幅広い用途での活躍が見込める。
ゼクト バハラッヒャー・リースリング(バハラッハー) Sekt.b.A. [2018] ラッツェンベルガー
2003年度の最優秀醸造家に選出された、ドイツ「ラッツェンベルガー」醸造所がつくる高級スパークリングワイン。瓶内4年の長熟リースリングのゼクトは、ドイツ最高レベルの呼び声が高い。口の中でムースのように弾ける発泡は、存在感を発揮。品種特有の華やかな果実香と、長期熟成による柔らかな飲み口が癖になる。
味のタイプは、辛口と甘口の中間くらい。年間生産量がわずか約15,000本という、貴重なスパークを一度は試してほしい。
カ デル ボスコ フランチャコルタ キュヴェ プレステージ エディツィオーネ46 NV 750ml
イタリアを代表するスパークリングのブランド「フランチャコルタ」。その世界的名声を築いた生産者は、「カ・デル・ボスコ」社。優れた区画から最上級ブドウを仕入れ、瓶内二次発酵で仕込む。
美しい麦わら色で染まる辛口イエローワインに、上質さと持続性を備えた泡が浮かぶ。繊細なブーケとイースト香、トロピカルフルーツの芳香は、ワインに特別な印象を与える。シャンパーニュに匹敵するほど、完成度が高い。
モエ エ シャンドン ブリュット アンペリアル 750ml
今回、唯一紹介するシャンパンは、ハイコスパで人気の上位。「モエ エ シャンドン」は、280年以上もフランス・シャンパーニュ地方で営む最高級メゾン。当商品を端的に表現するならば、優れたバランスの辛口シャンパンといえる。
ボトル内で、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種のブドウが見事に調和。エレガントな味わいと豊潤なコクが、長く余韻として残る。デザートも含め、あらゆる料理と相性抜群のため、コース料理にも合わせてみたい。
まとめ
人気銘柄でも1,000円台から購入できるスパークリングワインは、気軽な家飲みに適している。高品質のノンアル商品もあるなど、お酒が苦手な人でも飲みやすい点も、推しポイントだ。プレゼントの品としても、泡系ワインは重宝するに違いない。「おすすめ27選」のなかから、贈る相手に喜ばれる一本を選んでほしい。