アウトドア・スポーツ・車
お洒落なキャンプ用品19選!見た目と実用性を備えたアイテムを紹介
2024.11.22
キャンプ人口が年々増えるなかでキャンプのスタイルも多様化し、アウトドアでも自分好みのギアで空間を構築する「お洒落キャンパー」が増えている。YouTubeやInstagramなどの投稿で、思わず真似したくなるキャンプサイトを見たという人も多くいるだろう。
昨今は有名アウトドアブランドのギアに限らず、小規模生産を行うガレージブランドのランタンやテーブルなどのキャンプ用品を、さりげなく取り入れることがトレンドだ。また、ファッションブランドとのコラボギアもリリースされており、お洒落なキャンプ用品の選択肢は確実に広がっている。
Photo by Chris Holder on Unsplash
個性を出しやすい、お洒落なキャンプ用品の選び方
1.テントとタープはキャンプサイトの顔
キャンプサイトの印象を大きく左右する、テントとタープ。ポイントとしては、テントとタープの色味を統一すること。ベージュやアイボリー、カーキなど自然に調和するアースカラーも人気だが、最近ではブラックカラーで統一したソリッドな印象のキャンプサイトや、ミリタリーカラーで統一した武骨な印象のキャンプサイトもトレンドだ。
2.テーブルやチェアなどは、家でも使える物をチョイス
最近では、キャンプ用品をそのまま自宅で使うキャンプ好きの人も増えており、“インドアでも使える”ことがひとつのキーワードになっている。家の中でも使えるキャンプ用品は、それだけデザイン性にも優れているからだ。特に、テーブルやチェアなどをインテリアで使う人は多くいる。
3.たき火台やランタンは選択肢が多く、個性を出しやすい
ランタンとたき火台は各メーカーからリリースされており、特に選択肢が多く、使う人の個性が反映されやすい。実用性はもちろん、“使った時にどう見えるか”を意識したアイテムが多く、雰囲気づくりにも大きな役割を果たしてくれる。デザインだけでなく、見せ方も考慮して選ぶと良いだろう。
ギア別に見るお洒落キャンプ用品15選
【テント・タープ】
1:MURACO クラーケンテントシェルター
非常に頑丈なジオテック構造が特徴となる大型のシェルター。合計8本のポールで構成されたフレームは、悪天候や積雪の重みにも耐えられる。側面と天井の計8か所にはベンチレーションを搭載。ドーム型の独特なデザインは室内空間が広く取れるのはもちろん、見た目にもお洒落だ。別売りのインナーテントを使用すれば、寝室としても使える。
2:NORDISK アルフェイム12.6
北欧テイストのナチュラルで優しい風合いが魅力の、ブランドを代表するティピー型テント。シンプルなワンポール構造のため設営がしやすい点もポイントだ。コットンとポリエステルを組み合わせた新素材「ポリコットン」を採用し、夏は涼しく、冬は暖かい。
天井が高く室内空間も広いため、大人数のキャンプにも最適。お洒落キャンパーの使用率も高く、ゆったりと快適にキャンプを楽しみたい人にもおすすめだ。
3:SIERRA DESIGNS メテオライト
「SIERRA DESIGNS(シエラデザインズ)」が1987年に発売した名作テント「メテオライト」を、現代的な技術でアップデートした復刻モデル。軽量なアルミポールと劣化に強いシリコンコーティングを施したシルナイロンを採用し、抜群の耐久性を誇る。
特徴的なポール配置によりテント上部の空間を広く確保したことで、2人用でも快適に過ごせる設計に。80年代を感じさせるツートンカラーもセンスが良く、キャンプ場でも目立つ存在になりそう。
4:GREGORY フィールドタープ
1977年の創業以来、バックパックが絶大な支持を得ている「GREGORY(グレゴリー)」のキャンプラインから登場したタープ。「フィールドタープ〉は68 デニールのリップストップ生地を使った、シンプルなスクエア型タープだ。
武骨なカーキカラーは雰囲気も抜群。ガイラインには耐久性のあるダイニーマを使用し、自在金具にもグレゴリーのロゴが入っている。
5:snow peak HDタープ“シールド”ヘキサ L
ファミリーキャンプの定番としてロングセラーを続けている王道タープ。耐水圧3,000mmミニマムと雨に強く、天候の悪い時でも安心して使える。また、設営が簡単な点も嬉しいところ。収納もポールとロープを片付けて、本体を畳むだけで完了する。
遮光性も高く、夏の紫外線が強い日でもしっかりとタープ内は快適。デザイン性にも優れており、アレンジもしやすいためさまざまなキャンプスタイルになじんでくれるはず。
【テーブル・チェア】
6:KERMIT CHAIR
80年代に1人のバイカーによって設計された、コンパクトかつ軽量、頑丈な折り畳みチェアとして誕生した名作。現在でも世界中のアウトドア好きがこぞって愛用している。座面は低めで深く腰を掛けられ、ほど良い角度の背もたれにより、座りながらたき火の作業がしやすいのもポイント。
天然木材のぬくもりを感じるデザインと完成されたフォルムは、キャンプサイトをシックで落ち着いた雰囲気に演出してくれる。
7:Ballistics ロアーチェア マルチカム
イギリス軍由来のチェアとして人気を博してきた、「BRITISH ARMY CHAIR」のロータイプバージョン。座面高をカーミットチェアとほぼ同じ高さにし、全体の剛性も高められている。
後方にはウレタンパッド入りのファブリックを追加し、ヘッドレストとして機能する。シンプルな木製のアームレストも雰囲気抜群。ミリタリースタイルの完成度の高いプロダクトは、キャンプシーンに映えること間違いなし。
8:AS2OV ハイバックローバーチェア
同ブランドの人気チェアをハイバックにしてリニューアル。210Dナイロンにポリウレタンを4回、その上に2回ポリカーボネートのコーティングを施した生地を使用。耐久性があり、生地自体の防水性も高く持続性にも優れている。
リクライニングは4段階の調整ができ、完全に地面とフラットにして寝転がることも可能。フレームには軽量なアルミを採用しているため、持ち運びも苦にならない。
9:CRAZY CREEK フォールディングエコロジーIRORI
アメリカのモンタナ州で1987年に設立された、「CRAZY CREEK(クレイジークリーク)」の囲炉裏型テーブル。ソロキャンプにぴったりなサイズで、中央にバーナーをセットしたり、天板にランタンや料理を置くなどスペースを有効活用できる。
3ピース構造で、コンパクトに持ち運べるのも嬉しいところ。自然になじむウッド系のほか、タイダイ柄などカラフルなデザインも用意されている。
10:HELINOX タクティカルテーブルS
持ち運びに便利なコンパクトさと軽量なつくりで、キャンプシーンで人気の高い折り畳みテーブル。組み立ても簡単で、1〜2人でのキャンプに丁度良いサイズ感だ。天板下のポケットは小物類を収納しておけるため便利。
シンプルながら武骨なデザインで、同ブランドのチェアと合わせて使う人も多い。機能とデザインを高いレベルで備えた逸品といえる。
【ランタン】
11:FEUERHAND LEDランタン ベイビースペシャル276
130年以上の歴史をもち、世界中のキャンパーたちから愛され続けるオイルランタン、「フェアハンドランタン」のLEDバージョン。外観はオリジナルを踏襲しつつもLED仕様になっており、火を使わないため子供やペットの近くでも使用できる点がポイントだ。
電源は単三電池と18650型リチウムイオン電池に対応。明るさは2〜150ルーメンの間で無段階の調整が可能だ。連続点灯時間は最長(条件による)で432時間を誇る。
12:SOTO ガスランタン ひのと
OD缶だけでなく、充てん式専用タンクにも取り付けられるキャンドル風ガスランタン。まるでロウソクのようにゆらめく火は、さまざまなシーンに癒しを与えてくれる。
充てん式専用タンクへの燃料補給には、OD缶(専用のアダプターが必要)、CB缶、ライターガスなどが使える点もポイント。無駄のないスリムな設計で置き場所を取らず、クッション性に優れたホヤガードも付属する。
13:CLAYMORE アテナライト
特徴的な4本足姿のLEDランタン。バッテリーは10,050mAhと大容量で、最大連続使用時間は75時間。3種類のモードを搭載し、モード毎に無段階調光が可能なため、さまざまなシーンで使える。
ハンドルワイヤーレザーリングにつり下げて使える点もポイント。機能面とデザインを両立した、機能美あふれるモデルだ。
【たき火台】
14:PETROMAX アタゴ
たき火台としてはもちろん、網焼きやダッチオーブン、中華鍋など本格的な調理も楽しめる万能アイテム。三層構造になっており、たき火や料理など使う用途によって調整でき、最大高は約28cm。側面・下部にあるレバーをスライドさせて火力調整ができるのもポイントだ。
機能的で存在感のある見た目はキャンプシーンにも映え、本格的な料理にも対応することから、お洒落キャンパーからの人気が高い。
15:minimal works ヴァルカンL
空気を循環させるエアーフローなどさまざまな機能を搭載することで、より効率的な燃焼を実現させた人気のたき火台。折り畳み式には珍しい緩やかで美しいフォルムで、10数枚の羽を円形に並べたデザインが光る。
3本の脚を備えているのも特徴で、たき火をしている際はフォルムも相まって独特な雰囲気をつくり出す。燃焼効率が良く、豪快なたき火も可能だ。
16:BAREBONES LIVING カウボーイグリル チャコールトレイ
カウボーイグリルという名前の通り、直火に近いワイルドなたき火を楽しめる武骨でシンプルなたき火台。2つの高さの脚が付属しており、シチュエーションに合わせて10cmと26cmの2パターンの高さで使用できる。
炭受けトレイとしても使えるほか、別売りのグリルスタンドを使えばたき火調理も可能。ワイルドだが主張が強過ぎず、さまざまなスタイルのキャンプサイトにハマるのもポイントだ。
【カトラリー・調理器具】
17:NATURE スリーステージラック
コンパクトに折り畳むことができ、持ち運びも苦にならない3段ラック。ロースタイルに適しており、最上段の棚にあるデザイン部にはドリッパーを置くためのスペースが設けられ、上段と中段はスケールとカップを置ける十分な高さが確保されている。
ドリッパーやスケール、カップなどをレイアウトでき、ランタンやカトラリー類などを収納すればそれだけでキャンプサイトがお洒落な雰囲気に。
18:BAREBONES LIVING フラットウェア FNS2個セット
ステンレス製のスプーン、ナイフ、フォークが2組セットになったカトラリーセット。「Barebones(ベアボーンズ)」らしいアンティーク調のデザインで、アウトドアはもちろん自宅でも使える。
ステーキナイフと合わせることでアメリカンダイニングのセットになるのもポイント。マットブラックとカッパーの2カラーが用意されている。
19:HYDRO FLASK 1QT サービングボウル ウィズ リッド
アメリカの人気ボトルブランド「HYDRO FLASK(ハイドロフラスク)」のステンレスボウル。キャンプやBBQでの取り分けに最適な1クオートサイズで、しっかりと保温、保冷してくれるのもポイントだ。
付属のリッドを取れば積み重ねてコンパクトに収納することも可能。シンプルなデザインながら、キャンプシーンに映えるアイテムになっている。
少しずつキャンプ用品を揃えていくのも醍醐味のひとつ
インドア・アウトドアを問わず、居心地が良い空間をつくるのは当然のこと。自然を楽しむのはもちろんだが、お気に入りのギアを徐々に揃えていくのもキャンプの醍醐味のひとつ。「次回キャンプはこうしよう」「こんなキャンプサイトの雰囲気にしたい」などと考えを巡らせながら、自分なりのお洒落キャンプを目指し、キャンプ用品を集めていこう。