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【2024最新】おすすめ大型ワンタッチテント15選!レジャー・キャンプ対応のアイテムを紹介
2024.07.25
「家族や友人とゆったり過ごせるテントが欲しいけど、設営が大変そうでうまく張れる自信がない……」そんな悩みを解決してくれるのが大型のワンタッチテントだ。設営のハードルをぐっと下げてくれ、キャンプだけでなくバーベキューといったレジャーにも気軽に持ち出せるため、近年人気が高まっている。
そこで今回は、大型ワンタッチテントの2024年最新おすすめモデルを紹介。サイズや機能、重さなどの見るべきポイントをチェックして、選ぶ際の参考にしてほしい。
Photo by everrett mcintire on Unsplash
ワンタッチテントとポップアップテントの違い
ワンタッチテントとよく似たテントにポップアップテントがある。どちらも生地と骨組み(ポール)が一体になったテントだが、似ているようで実は少し違う。双方の特徴は以下の通りだ。
ワンタッチテントの特徴
ワンタッチテントは傘を開くようにフレームを持ち上げながら、簡単に組み立てられる。ポールがしっかりと交差して頑丈なため、耐久性、強度も保たれている点がポイントだ。ある程度の強風にも耐えられるため、キャンプ用にも使える。
ポップアップテントの特徴
ポップアップテントは細いワイヤーを組み込んだ構造で、広げた時点で勝手に立ち上がる。ワンタッチテントよりも更に簡単に設営できるが、その分強度や耐久性は高くなく、キャンプで1夜を過ごすには少々心もとない。公園やピクニックで日除け変わりに使う程度に留めておくのが無難だろう。
キャンプで使うならワンタッチテントを選ぼう
キャンプでの使用を考慮するならワンタッチテントを選ぼう。設置のしやすさではポップアップテントが勝っているが、ワンタッチテントも比較的楽に設置可能だ。特にキャンプシーンで使う場合は、ポールによる強度がある分ワンタッチテントのほうが安心できる。
ワンタッチテントを選ぶ際の7ポイント
大型ワンタッチテントを選ぶ際、マストでチェックしておきたいポイントが7つある。中に入る人数を意識したサイズ選び、使用シーンに合わせた機能性の有無をチェックしておこう。
1.使用人数を考慮したゆとりのあるサイズを選ぶ
大型ワンタッチテントを選ぶ際には、余裕のあるサイズを選ぼう。ほとんどのテントには収容人数が記載されているが、多くの場合は最大収容人数であるため、少しゆとりをもたせたいからだ。
更に、それぞれの荷物をテント内に収納することを考えると、記載されている表示人数から1〜2人を引いた対応サイズがおすすめだ。何人で使用し、中でどのように過ごすかを想定しておくと良い。
2.テントの天井の高さで選ぶ
大型ワンタッチテント内で快適に過ごすためには、天井の高さも重視したいポイント。就寝時以外にも休憩や日除けのために使用するため、ある程度の天井の高さがあると使いやすい。居住性の良さに関わってくるため、就寝時の配置やテントの形状、天井の高さなどを確認しながら選ぶようにしよう。
3.UVカット機能と遮光性の高さで選ぶ
日中も大型ワンタッチテント内で過ごすなら、UVカット機能を備え、遮光性が高い物を選ぶようにしたい。特に夏場に使う場合、それらの効果が低い物を選ぶとテント内で過ごすことが難しくなる。
UVカット機能で選ぶなら、最高値のUPF50+を目安にしたい。
遮光性を高めるコーティングが施された素材には遮熱効果もあり、テント内の温度の上昇を抑える効果を発揮する。
4.通気性の良さで選ぶ
通気口(ベンチレーション)の有無や、出入り口にメッシュ生地を備えているかなどをチェックしよう。大型ワンタッチテント内は汗や呼気などで結露が発生しやすく、換気がうまくいっていないと寝ている間にテント内がビシャビシャなんてことも……。通気口を2つ以上備えていれば換気ができ、通気性もアップする。また、出入り口や通気口にメッシュ生地が施されていれば、外からの虫の侵入を防ぐことも可能だ。
5.耐水圧1,500mm以上の物を選ぶ
急な天気の変化を想定して、耐水圧の高い物を選ぶようにしよう。耐水圧とは「生地がどのくらいの水圧にまで染み出さず耐えられるか」を表した数値のこと。耐水圧の目安は下記の通りだ。
・小雨:500mm
・雨:1,000mm
・強い雨:1,500mm以上
つまり、耐水圧が1,500mm以上あれば、宿泊を伴うキャンプにも安心して使用できる。
6ダブルウォールのテントを選ぶ
テントにはシングルウォールとダブルウォールがある。フライシートという防水シートをかぶせない物をシングルウォールと呼ぶ。キャンプでの使い勝手の良さを考えると、ダブルウォールの大型ワンタッチテントを選びたい。
【シングルウォール】
シングルウォールは1枚張りの構造で設営がしやすく、通気性の高さが特徴だ。軽量で持ち運びやすいメリットがある。その反面、冬は隙間から冷たい風が入り1夜を過ごすのは厳しいことも。
【ダブルウォール】
ダブルウォールは2枚張りの構造のため雨風や紫外線、寒さにも強くオールシーズン使える点が特徴だ。居住性が高く家族や友人たちとのキャンプにも向いている。
機能性を重視して長く使いたいのであれば、ダブルウォールの大型ワンタッチテントを選びたい。
7.前室(キャノピー)の有無で選ぶ
テントの前室とは、靴置きやザックなど少しの荷物を置いたり靴を脱ぎ履きしたりできる、ちょっとしたスペースのこと。フライシートを前方に張り出すことで展開でき、これがあるのとないのとでは快適性も大きく変わる。
前室があれば室内も広く使え、靴の脱ぎ履きの際にも雨にぬれにくい。また、前室が広ければリビングとしても使えるため、家族や友人との食事やだんらんを楽しめる。
おすすめの大型ワンタッチテント15選
大型ワンタッチテントの選び方を把握したところで、おすすめの大型ワンタッチテントを紹介。ちょっとしたレジャーからキャンプまで幅広く活躍してくれる物を厳選した。
1.DOD ザ・ワンタッチテント M
ひもを引っ張るだけでテントが立ち上がり、傘のように簡単に組み立てられるワンタッチテント。2〜3人がゆとりをもってくつろげる空間を確保でき、インナーテントに加えて前室もあるため、日陰スペースもつくれる本格派のアイテムだ。
耐水圧は2,000mm(フロアは5,000mm)で、遮光性・耐久性の高い150D生地を採用。フルメッシュ仕様で、大型のベンチレーターを両サイドに配置しているため風通しも良く、夏場でも安心して使える。
2.DOD わがやのテントL
ワンタッチで設営でき、単体でも使えるインナーテントに防水処理が施されたフライシートが付属する本格派。前後の出入り口とサイドウィンドウは全面メッシュに切り替え可能で、フルクローズにもできるためオールシーズン使える。
インナーテントにはポリコットン生地が使用されており、結露が少なく高い遮光性も確保。グランドシートも標準で付属する。
3.BEARS ROCK ワンタッチテント 6人用
室内面積が305cm×275cmと広く、6人が広々と過ごせる家族用に嬉しい大型ワンタッチテント。天井は最も高いところで190cm以上あるため、圧迫感が少ないのもポイントだ。設営は折り畳み傘のように開くだけで、慣れれば60秒程度で組み立て可能。
大型の日除けシェードが1枚付属し、フライシートも耐水圧2,000mmで、縫製部はシームテープ加工されており突然の雨でも安心だ。全方位をしっかりとロープで固定できるため風にも強い。
4.NATUREHIKE ロッジ型ワンタッチテント Village 13.0
ロッジ(小屋)のようなデザインが特徴の、大型ワンタッチテント。内部は広々とした2室を備え、前後にキャノピーを展開できて空間を広く使える。内部は両サイドに加え天井にもメッシュが施されており、虫の侵入を防ぎながら熱気と湿気を外に逃がせる構造だ。
アルミ合金ポールの一体型フレームにより設営も簡単。210Dポリエステル生地は、防水加工処理が施され、耐水圧2,000mmで急な雨にも対応できる。
5.AND DECO ワンタッチ ドームテント
シェード(日除け)のように使えるキャノピー付きのワンタッチテント。フレームを広げてキャノピーを張るだけのシンプルな構造で、初心者でも安心して設営可能だ。内部は大人2〜3人がゆったりくつろげる広さがある。
キャノピーや窓のスクリーンを閉じればフルクローズにでき、着替えの際なども安心だ。また、前後に備えたワイド設計のドアから出入りがしやすく、テントの左右にはサイドウインドウも設置されているため通気性も高い。
6.QUICKCAMP ダブルウォールキャビンテント
2.8×2.8mのゆったりファミリーサイズで、最高部分で1.9mの室内高を確保したキャビンテント。通気性の良いポリエステルのインナーテントと外側フライシートのダブルウォール構造により、結露を抑えられるつくりだ
両サイドの大型のメッシュ窓により換気をしやすく、寝室と同じフロアシートが使用される前室スペースも完備。別売りのキャノピーポールでシートを跳ね上げれば、キャノピースタイルも可能だ。
50km/hの風にも耐える設計で、フライシートの耐水圧は2,000mm。ワンタッチテントながら本格的なスペックを備えている。
7.MONTAGNA スマートビルドメッシュテント
ポールの組み立てといった面倒な作業が不要のジョイントロック式で、簡単に設営できる大型ワンタッチテント。4面すべてにメッシュを備え、抜群の風通しの良さにより夏場の使用も問題なし。フルクローズも可能で、サイドには小窓も備える。
キャノピーも設置でき、ポールも付属する。テント生地はUVカット仕様で、多少の雨なら耐えられる防水仕様。縫い目には防水テープも施されている。
8.YACONE 2WAYワンタッチテント
自動傘骨組み装置により、広げるだけであっという間に完成するワンタッチテント。内張りと外張りの2重構造になっており、アタッチメントを外すことでサンシェードとしても使える2WAY仕様が嬉しい。
テント生地も耐水圧3,000mmでシームテープ加工も施されており、ランタンフックやインナーポケットなども備え、とても使いやすい。
9.LOGOS スペースベース・デカゴン500-BB
幅およそ5mの大型ドームながら、折り畳まれたフレームを伸ばしてロックするだけのクイックシステムにより、5分程度で組み立てられる。トップシートにはソーラーブロック加工を施し、同じ品番のデカゴン同士を付属の連結タープでつなげることも可能だ。
2本のキャノピーポールで支えるだけで前室も設置でき、筋交い構造によりフルクローズした際の強度も格段に向上する。UVカット率は99.9%以上で遮光率も100%。独自開発の高機能メッシュも備える。
10.COLEMAN インスタントアップドーム/240
フレーム上部のハブを差し込み、フレーム脚部を伸ばしてロックするだけでインナーテントが完成。更に、フロントポールを装着するだけで広い前室スペースを確保できるため、キャンプ初心者にも最適だ。
フライシートを外してインナーテントだけでもサンシェードとして使用可能。耐水圧は1,500mm。ペグを使用できない場所で便利な砂袋も付属する。
11.FIELDOOR ワンタッチテント300
リビングに最適な前室がついた、300cmサイズの大型ドームテント。折り畳み傘のように広げて設営できるワンタッチ式で、広げてひもを引くだけの手軽さにより初心者でも1人で設営できる。
前後にはD型の入り口を備え、フライシートの両サイドにはベンチレーションを搭載。入り口はメッシュを備え、フルクローズも可能だ。内部に小物類を収納できる豊富なポケットを備えているのも嬉しいところ。
12.FIELDOOR ワンタッチテント ヘキサゴン
6面の形状が特徴となる、ヘキサゴン仕様のワンタッチテント。遮光PUコーティング生地を採用した完全遮光タイプで、紫外線を99.8%カットするUVカット機能も備えている。
耐水圧は16,000mmで大雨にも耐えてくれる。入り口はメッシュ面になり通気性をしっかりと確保できるため、夏の暑い日にも活躍してくれるモデルだ。
13.SOUTH LIGHT サンシェードテント
フレームは中心軸のジョイント部を引き上げて、ロックするだけのワンタッチ式。インナーテントとフライシートの2重構造で、簡単に取り外しができるためインナーテントのみで簡易シェードとしても使える。
ワイド設計のドアを前後に設けているため出入りがしやすく、通気性も抜群。生地のUVカット率は最大で99%を誇る。テント内部のシート内側にはシルバーコーティングが施されており、遮光性にも優れている。
14.IDOGEN ワンタッチテント
ドーム型の形状が特徴的な5〜6人用の大型テント。テント上部を軽く持ち上げて、下段ポールを押して固定するだけで設営が完了する。8つの窓を備えているため通気性が良く、使いやすいキャノピーもしっかりと備えている。
生地は耐久性に優れたポリオックスフォードのポリエステル生地を採用し、防水効果もアップ。組み立てた際のシルエットが美しく、キャンプシーンでも映えそうだ。
15.KZM トリオンテント
インナーテント全面がメッシュウィンドウの設計で、通気性が良く開放感に優れる。フライシートはテントの前後・左右でオープンできる設計で、メッシュのインナーテントと相まって抜群の通気性を誇る。
床の冷気と湿気を遮断し、快適なリビングスペースをつくり出すフルグラインドシートを備えており、室内は非常に快適。設営もインナーテントの両面にあるハンドルを引くだけで簡単に行える。
大型ワンタッチテントの導入でキャンプやレジャーをより快適に楽しめる
大型テント設営の手間や時間に加え、価格の問題も解消してくれる大型ワンタッチテント。キャンプやレジャーを企画している人は、ファミリーなどのグループで使うのにピッタリのアイテムを、この機会にぜひチェックしてほしい。