GOODA
vol.29 INDEX

ビジネスシーンで一目置かれる最新のデジタルガジェットから、感性を刺激するデザイナーズ家電まで。大人の男のライフスタイルを彩るアイテムを厳選。

これからの時期にオススメ
ダイソン初開発のドライヤー

イギリスに本拠を構える電気機器メーカーダイソンのドライヤー「スーパーソニック」が話題だ。一般的なヘアードライヤーの形状は1960年代から殆ど変わる事がなかったが、ダイソンのエンジニアが開発したデザイン設計は、全く新しい革新的な形状。一見してドライヤーとは思えない、無駄をそぎ落としたミニマムな見た目は、そのデザイン性が優れているだけではない。機能や効果はどれほど違うのだろうか?

最先端のヘアケア技術を
体験してみよう

「スーパーソニック」の空洞の吹き出し口は、ダイソンの“羽根のない扇風機”を応用したもの。ヘッド部分が大きい従来のヘアードライヤーは、強い熱風で髪にダメージを与えてしまう。また髪がフィルターに吸い込まれて絡まる危険性も懸念されていた。
そんな不満を解決するデザインで、手に持ったときのバランスも考慮されている。高速かつ狙いを定めやすい風、小型なのにパワフル、しかも静か。過度の熱ダメージから髪を守る「インテリジェント・ヒートコントロール」という内蔵センサーは、ガラスビーズを用いた温度センサーが毎秒20回温度を測定し、ヒーターを制御してくれるシステムだ。用途に応じて使い分けられる3つのノズルも付属しており、最適な温度と風で髪を乾燥させる事ができる。ダイソンはこのドライヤーの開発にあたり、専用の実験施設を整備するなど、約95億円を投資している。さまざまなタイプの本物の人毛を使用して、4年に渡り製品テストを実施し、研究を重ねたという。今回は通常モデル以外に、ダイソン社の創業者であり、プロダクトデザイナーでもあるジェームズ・ダイソンがデザインしたお洒落なレザーボックスに入った直販限定モデルもラインナップされている。「スーパーソニック」が髪にどんな影響を与えるか、違いを体験してみてほしい。